猫2匹ときどきベランダガーデン

お星さまにゃんずと一緒にベランダガーデニング。 刺繍ネタ少々。ヴァイオリニスト山根一仁さんファン。

神尾真由子さん ヴァイオリンリサイタル 2013年10月20日 やや長メモ

2013年10月29日 | コンサートのメモ

その人は
さらりと
サインをしてくれました。

CDの盤面に
金色の文字。

その日
山根一仁さんのコンサートをさぼって(浮気)
隣町の小さなホールに
行ってきました。
神尾真由子さんのヴァイオリンリサイタルです。

ロシアプログラムだとかで
ロシアの作品を
名器グァルネリ・デル・ジェスで奏でます。

神尾さんは
細いドレープのほっそりとしたドレス。
色はモスグリーン。
ハイウェスト部分には
きらきらした輝きが入ったパールのベルト。
色白の肌に似合う上品なドレスでした。

ピアノのホーヴァル・ギムセさんは
右斜め後ろからみると
クリーム色の髪の
原田泰造さんみたい。
(正面はぜんぜん違いますよ)
素晴らしい演奏でした。
輝きと切れがあって
神尾さんの音にふさわしい音色だなあと思いました。

曲目
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
プロコフィエフ:
バレエ音楽「シンデレラ」より5つの小品
メトネル:「2つのおとぎ話」より第1番
同:ヴァイオリン・ソナタ第1番

休憩

プロコフィエフ:5つのメロディ
同:ヴァイオリン・ソナタ第2番

アンコール
ショスタコーヴィチ:
「馬あぶ」より ロマンス
リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行
チャイコフスキー:
「懐かしい土地の想い出」より メロディー

この日は
プロコフィエフのソナタを
以前きいた山根一仁さんの演奏と聴き比べたくて
会場におもむきました。

山根さんがクリスタルならば
神尾さんは絹糸のような
なめらかな音色で、
一つ一つの音が
柔らかなつながりをもっています。

1曲目のヴォカリーズは
ずいぶんビブラートがきいてるなあ
と思いました。
譜面はどうなってるんでしょう?
(見てもわかんないけど)

シンデレラは
初めのワルツは
魔法っぼい不思議感。
最後はハッピーなマズルカ。
バレエ音楽ですので、
シーンがわかれば
もっともっと楽しめたかもしれません。

そしてメトネルの第1音。
ドラマチックな弦楽器特有のきしみが
味わいぶかい重厚さを奏でます。
音にうたれて
駆けめぐるゾクゾク感!

後半の5つのメロディでは
これだけプロコフィエフが続くと
プロコさんのくせのある曲調にちょっと
聴き疲れをおぼえましたが

ソナタが大好きな曲だったので
生き返りました。
ソナタ、
山根さんより
ドラマチック!

でも
わかりました。

私は、山根さんのソナタが好きなんだな。
なんというか

山根さんのは透明感があって。

アンコールもロシアン♪
ぐっとやわらかだったり
超絶技巧を
いとも軽やかに聴かせたり。
3曲も弾いてくださって
お客様大満足、でした。

ソリストそれぞれの個性を
聴きに行くのは
心が弾みますね。

これからも
いろいろな方の演奏を
聴いてみたいなあと思いながら
帰りました。

一緒にいってくださった
Mさん
ありがとうございました!

ちなみに。
うちの会社の若者が
ヒップホップの発表会にでるそうで。
見に行くと
素人さんですが
3500円もするんだそうです。

この日の神尾万由子さんより…

高い…

あり得ない!

神尾さん、大きなホールの、
半分のチケット代で演奏してくださって
ありがとうございました。
それを実現した
市やホールの方々、
ありがとうございました。
また行きたいな。




黒猫りょうちゃんちゃま
田舎に帰っているため
今日の黒猫写真はお休みです。


コメント    この記事についてブログを書く
« めざめ爽やか | トップ | ソプラノにゃんこらぶお、に... »

コメントを投稿