DON'T WORRY BE HAPPY!!

2010年6月末に転勤 
ゆう♂(9)小4・なお♂(6)小1・みみ♀(4)年中でアメリカデビュー。駐在家族の日記

Red Ribbon Week

2011-10-28 13:23:56 | 育児

 

なおみみの通う現地校からお手紙がきました。

今週は 『健康と、ドラックのない生活週間』

幼稚園から小学2年生の学校ですけどね

 

10月25日(火)-赤い服を着る

10月26日(水)-ブーツをはく(Give Drugs the Boot. ドラッグと縁を切る 的な?)

10月27日(木)-パジャマを着る(Follow your dreams,don’t do drugs. ドラッグをつかわずいい夢みろよってこと?)

10月28日(金)-好きなチームのシャツを着る(Be part of the team,don't do drugs. 要はスポーツをしろということかな?)

解釈はかなりあやしいですが。とにかくそんな週間だそう。

 

お迎えに行くと、生徒全員ではありませんが結構お手紙通りにしてくる子も多いです。

火曜日の赤い服はなおみみ。水曜日のブーツは、なおは持ってないのでみみだけ。

 

で、木曜日のパジャマは、みみは幼稚園のパジャマデ―に着て行ったパジャマをはりきって着て行きました。

足まですっぽりのつなぎだから、大きめのブーツをはいたけど今日は体育のある日。

着替えとスニーカーも待たせました。ああ・・めんどくさ・・・(笑)

なおははずかしかったのかリュックに忍ばせて(笑)

朝送っていくと、同じく親に送ってもらっている生徒さんが車から降りてきます。

みんなパジャマ着てるじゃ~ん!なおも着てくればよかったねぇ♪と話しながらいってらっしゃ~い

 

3時にお迎えに行くとみみも他の子達もパジャマのまま1日過ごしたよう。靴だけ履き替えています。

『靴きつかったーーーーー!』って。(笑)

 

よくよく辺りをみまわすと、なんと先生たちまでパジャマを着ているではありませんか!!

パジャマのズボンだけはいて上はトレーナーとかポロシャツの先生、上下ばっちりパジャマの先生も!

いや写真撮りたかったんですよ。ほんと。だけど顔出し許可とかいちいちもらうの面倒で^_^;

 

 

ゆうの学校(小学校3・4・5年生)では今週は

帽子の日、おかしな靴下の日、タイダイ(絞り染め)の服の日・・なんてのをやってました。

ゆうくらいになれば自分で勝手に先生の話しを聞いて来て、やるやらないも決めるんですが

なおみみが手紙をもらってくると、日本人のママとしては学校からの指示とあれば

無視できないみたいな気になっちゃたりしないでもないんですよね(笑)

わざわざ買ったりはしませんけど、今日は何の日だったっけ?とか万が一 日にち間違えてやしないかとか

なんだかちょっと困ります・・・ 子供達は楽しんでるみたいだけど。

だけどそんな風に考えずに、乗っかりたければ乗っかればいいし、別に・・・ならそれでいいしで楽しめばいいんですよね。

 

『みんなはどうするの?』というのは気にする環境ではないんだなぁと感じます。

 

しかし先生がパジャマで授業!!(笑)

そんな楽しい感じだけど、アメリカでは先生に逆らうなんてことはもってのほかみたいです。

反省室みたいなのもあるみたいだし、スクールナースの他にカウンセラーも必ずいます。

他の方のブログを読んだら

高校生の息子さんが回答用紙の裏に軽い気持ちで先生の悪口を走り書きしたら

翌日警察が自宅にきて出頭命令が・・・という記事が載ってました。

子どもがまだ小さいうちはさほど日本と変わった感じがあると思いませんけどね。イベント好きだなぁって思うくらいで。

 

あ・・・なんかまとまらない・・・いつもだけど

 

 

 付録

ゆうのSilly Sox Day

パパが韓国出張の際に買ってきたクレヨンしんちゃん靴下。とびでた唇つき。

大ウケだったと満足そうでした


十人十色(長文)

2011-10-13 21:44:51 | 育児

読むと疲れるかも。(笑)

 

 

 

『”叱る”と”怒る”は違うのよ。』とはよく聞くこと。そんなの今更言われなくったってわかってる。と思う。

 わかってるんだから当然、怒るんじゃなくてちゃんと叱ってるはず・・・・・・?(¬へ¬)~~~

 

・スーパーで子供が騒ぐ←人に迷惑をかけるような人間になってほしくないと子供達のことを思って叱る。

(親の監督不行き届きを誰かに指摘されでもしたら自分が恥をかくからでは?)

 

・いつまでも宿題をやらない←後回しにしては苦労するから、早くやってしまったほうが自分のためよという思いで叱る。

(遅くなってから始めて寝不足で朝起きられなかったらこっちが大変。朝早く起こしてやらせるなんてもっと大変だからでは?)

 

・親との約束を守らない←そんなことをするとお友達がいなくなっちゃうよ。人から信用される人間になるためにも約束は守るものと知ってほしくて叱る。

(バカにしてんのか コラッ(--〆))

 

よくよく自分の胸にきいてみると、私は自分のために子供を叱っているかも。子どもの為を思って叱っているなら、

子供達の将来を悲観して悲しくはなっても、真っ先に怒りの感情が湧くことはないのでは?

なのにいつも私は言うことを聞かない子供たちに腹を立てている。怒鳴り散らすことだってある。

しでかした過ちの内容なんかどうでもいい。命令に従わないことに憤る。

こうなるともう『怒っている』としか言いようがない。

でも・・・・・・・       

ママの叱り方は褒められたものじゃないけど、

『あんた達が何かやらかしたらママが謝んなきゃなんないんだからちゃんとしてよね!』的な思いは

少なからず誰にでもあるんじゃないかと・・・・・・・・そんな風に考えて自分を甘やかして今まできてしまった。(~_~;)

 

でも、良いことと悪いことの区別を教える時、怒りの感情はなんの助けにもならない。

 

つくづく自分の未熟さを思い知らされる。この年になってまだこんなに短気で自己中だったとは。

 

親が怒れば、子供は怖くてとりあえずその時間ができるだけ短く済むように手を打つ。

親の怒りが鎮まるようにと謝る。訳も分からずとりあえず謝るからまたすぐ同じことを繰り返す。

子供が自分の力で『何が悪かったのか』認識しない限り、同じことの繰り返しなのに

恐怖に怯えた状態では、『親の怒りが鎮まること』が最優先で、思考能力があったとしても機能しない。

 

躾に限らず個人の日常生活の中で、自分以外の人に向ける『怒り』は、なにも生まないと思う

(仕事となると話は別かも)

 

そんな簡単なことを今更気付く情けないママ。全く情けない。

子供と同じ目線で物事を考えてやるどころか、子供と同じレベルで喧嘩するできそこないの母。

40年以上も生きてきた大人でさえ、

わかっていたはずの『”叱る”と”怒る”は違う』ということの本当の意味を、実際に経験しなければ理解できなかった。

ならば子供たちだって、親の言うことを簡単に理解できるはずがない。

 

子供達と真剣に向き合うことで、自分の未熟さを認識させられる。

『子育て』は、いつまでも幼稚な、できそこないの私に神様が与えた修業のひとつなのかもしれない。

 

 

 な~んちって、使い古されたような薄っぺらい感じの子育て論をぶちかましてみました(笑)

最近の私は怒ってばかり、本当に怒鳴ってばかりの毎日でした。怒鳴られた後はなんとか言うことをきく子供達。

だけど次の日にはまた同じことで怒鳴ることに・・・・・・。ホトホト疲れて、どうして子供が言うことをきかないのか、

どうしてママとの約束を平気で破るのか・・・・・・・・・・

このままでは血管切れるんじゃないかと、これまた自分の身の危険を感じて初めて真剣に考えてみたんです。

(どこまで自己中なんでしょうね。私)  

それでも子供達がちゃんと話をきいて反省の態度をみせるなら、何度でも繰り返し注意すればいい。それが親の仕事なんだから・・・と思ってました。

 

でも、本当にこのままでいいのかと考えることになったきっかけは、

なおが、私に怒鳴られると逆切れするようになったこと。その姿をみて

『ママそっくり・・・・・』と我ながら思ってしまったことでした。

 

人に指図されるのが大っきらいななお。

約束を守らなかったから・・・と何かを禁止されたりするとなんだかんだ言い訳したりします。

で、押し問答の末こちらが怒鳴った瞬間に、更に上からかぶせる様に怒鳴り返してくる。

猛烈な怒鳴りあいの後、お互いが冷静さを取り戻すまで時間をおいて静かに話してみる。

落ち着いて話せばちゃんとわかるのに。今はこんなにいい子なのになんで怒るの?

ああ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ママが怒るからか・・・・・

なおに、強く怒った口調で叱るのは逆効果。

今までのママのやり方が通用しなくなってはじめて、怒ることは無意味と気付いたのです。

 

指図されるのが嫌いなだけあって、何でも自分で考えて行動するタイプのなお。

はじめてのことに挑戦する時も、飲み込みが早い方だと思います。そして間違ったことは大嫌い。驚くほど真面目なのです。

そんな彼が、不覚にも間違ったことをしてママにいきなり怒られたとしたら、何が悪かったのか理解できない限りは謝ることなんてもちろんできない。

親が怖いよりもっと重要なのは自分が納得すること。恐怖感に屈することはプライドが許さない。

それでもやっぱり大人は怖い。結局親の言うことをきかされる。

そうして押さえつけられた感情がストレスとなって積み重なった上で、考えるより先に怒鳴リ返すということを、

他の兄妹より先にママから学んでしまったのだとやっと気付く始末。まさにこの子は親の鏡と愕然としたのです。

 

親に怒鳴り返すなんてことは絶対にしないゆうとみみと、どう違うんだろう。

 

『とにかくママに怒られそうなことはしないようにしよう』 

たぶんふたりはそんな風に考えているのでは?5年生のゆうにその点を聞いてみることにした。

 

『ママに怒られてすぐにごめんなさいするのはどうして?』

『ママが怖いから。それ以上怒られたくないから。』

『やっぱりそうなんだ・・・怒られたくないから謝るんだ・・・』

『え?なに?口だけだってこと?違うよ。』

『だって悪いと思ってないんでしょ?初めから悪いことと知っててやってママに怒られたらごめんなさいって思えるけど、例えばさ、ここは何か書いちゃいけない場所だとするでしょ?

それを知らなくて書いてて、いきなりママに怒られても、なんで?って聞くより先に、やっぱりママが怖くて謝るんでしょ?』

 

 

 

 

謝るよ。ママが怒ったってことは悪いことだったんだってわかるから。理由なんか後でいい。』

  

 

ゆうの場合、この順序でも問題ないのね。

善悪の判断基準の一つに 『ママが怒ること=悪いこと』 という方程式があるんだね。

今までの経験から、その式も だいたい(笑) 成り立つんだと学んだんでしょうね(笑)

ということは怒鳴ってもいい??←まだ懲りてない┐(-。ー;)┌

それなら尚更怒らずに、ちゃんと説明してやればわかるんだもんね。

 

どっちのタイプの場合も、親が”怒る”必要なんてなかったんだよね。

もしかしたらゆうにだって、ストレスを封じ込めてた時期があったのかもしれない。

外に向けて爆発しなかっただけで、実は苦しかったのかもしれない。

それを乗り越えて、自力でママを理解してくれたんだね。きっと。

大きくなったねぇお兄ちゃん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

『3人同じ様に育ててるのになんでこんなに性格違うの?』と思っていたけど

元々それぞれ違う個性を持った3人を、同じ様に育てることに無理があるんじゃ?

 

親になってもうすぐ12年。子供ならやっと小学校を卒業する頃。

子供との関わり方を考え直す時期にきていたんでしょう。

 

最後まで読んでもらっちゃってすみません(^^ゞ ありがとうございます<(_ _)>

 


rambunctious

2011-10-05 11:52:29 | 育児

お迎えに行くといきなりグズグズと文句を言いだしたなお。

『ママはなおちゃんになんにも買ってくれないんだもん・・・・・にんじゃごーなんて安いのに

ぜんぜん買ってくれないし・・・・・・』

 

はぁ??いきなりなんのことでしょうか?

 

よくよく聞いてみると1か月くらい前に学校から推薦図書のようなパンフレットを持ってきたことがあり、

それを注文した子は今日品物を受け取ったらしい。

確かにこれほしいなぁと言っていたような気もするけれど、なにもその時に買わなくても・・・・・・・

と思い注文はしませんでした。

Lego Ninja go というのはレゴつきの本だったらしい。それを受け取っていた子がいたんですって。

それをみてうらやましくなったんでしょうね。

そんなに高くないし、そんなに欲しいなら本屋行って買えばいいんじゃない?と言ってももう聞く耳持たず

暴走するばかり。今日は図書館でESLの先生と英語の勉強の日。なのに行かないと言いだしました。

その前に宿題もやらなきゃいけないのに。しまいには現地校も補習校もサッカーも何も行かない!

家から出て行く!!とかもうどうにも手がつけられない。(眠いのも手伝っているらしい)

 

もうすぐ4時。放課後のスパニッシュクラブが終わる時間だから、ゆうを学校に迎えに行かなきゃ。

このスパニッシュクラブ、図書館で勉強をみてくださっているのと同じESLのブライアント先生がスペイン語を教えているクラブなのです。

もう始末に負えないので、ブライアント先生に自分で説明させようとなんとかなおを車に乗せてゆうの学校へ。

いつもならお迎えの列に車のまま並び、ゆうをピックアップするのですが今日は駐車場に車を停め

半分眠ってしまったなおを担いでブライアント先生のところへ

デカイなりで抱っこされてるなおを見てブライアント先生はおどろいた顔で『どうしたの?』と

『なおは今日図書館に行かないそうです。だから自分で説明するよう連れてきました。私のことが大嫌いなんだそうです。』

ブライアント先生は

『どうしたの?図書館に行かないの?どうしてママがきらいなの?・・・・・・・・・・・』

 

 

そのうちにひそひそ声でなおに話し始めたのでママはその場から少し離れました。

ほんの1分ほどのひそひそ話のあと、先生が『じゃあ図書館でね』と言うと素直にうなづくなお。

先生との約束通り図書館に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間の勉強の後、持ってきたものは可愛いカードと手紙 

 

Oct,4,2011

Dear Mom,

I'm sorry that I said "I hate you" I didn't really mean it.

I really love you. Thank you for all you do for me.

You work really hard to us. I like your cooking and

all the stuff do for us. I love you very much.

                       your so(son), Nao なお

 

ブライアント先生が用意してくださったカードの中から自分で選んだそう。

これも作文の練習になったようです。

勉強が終わった後、ブライアント先生にお礼を言うと

 

どんなに怒った時でも、嫌いだなんて言ってはいけないと話しました。

嫌いだなんて言わず、怒っている理由を説明しなくちゃね。

そしてもうひとつ、学校では毎朝、”WE CARE”をみんなで言います。

WE CARE とは

C cooperate

A  accept responsibility

R  respect others

E  everyone does their best

 

この、R respect others の ”others” は学校の中だけじゃないの。

いつでもどこでも誰に対してもそうなのよ。お母さんにもね。と話したら納得したようでした。

 

子育ては難しいです・・・私も大人じゃないから・・と話すと

 

子供と一緒に、親も成長していくものよ。私も自分の子育てはパーフェクトじゃなかったわ。

学校の授業で子育ての方法 教えてくれないものね。  

次にまたなおが ママなんか嫌いって言ったら、あの手紙をみせてあげるといいわ。

そんなこと言ってもママは知ってるからって、なおがママを愛してるってこと、ちゃんと

ここに書いてあるからってね。と笑っていました。

 

また同じ様なことがあったら助けてください!!と懇願すると

もちろんよ。でも次も上手くいくかはわからないわよ。 なんて。

最後には

彼はとってもいい子よ。そんな年頃なのよ。3人とも本当にいいこだもの。あなたの子育てうまくいってるじゃない!

とママへのフォローも忘れずに。さすが 褒めて伸ばす アメリカの先生!

 

 

この日の朝、いつまでも起きないなおを強い口調で急かしたのもひとつの原因だったのかも

しれないと後から思いましたが、それにしたってものすごいひねくれようで・・・・・・・。

あんなに激しく抵抗しても、先生の言うことは聞くんだよねぇ・・・・・・・。

おかげでカードも手紙もいい記念になったけど、これだけエネルギー使わされると

そろそろ体力がついていかない気がする・・・・・・・・・・。血圧急上昇でやばいんじゃないかと・・・・・・・。

まあこれも一時と思ってがんばらなくちゃ

 

rambunctious  手に負えない

 


なお 8才

2011-09-23 22:58:56 | 育児

9月22日(木)なお8才!!

 

27日に帰国するリウくんミウちゃんルカさんと一緒にお誕生日パーティー♪

アメリカ生まれのリウくんはなおと同い年。現地校では同じクラスで、英語のわからないなおの

面倒をみてくれた大好きな大切なお友達。

ミウちゃんはゆうのひとつ上。クラスで日本人ひとりだったゆうは、学校でミウちゃんをみかけると

嬉しそうにママに報告してきたものでした。言葉の通じないアメリカの学校で過ごすふたりにとって、

心のよりどころだったリウくんとミウちゃん。

いつもサッカーや宿題で忙しく、なかなか遊べていなかったから、楽しみにしていた今日。

 

 

ま・・・・・結局こんなですけど・・・・・・・(苦笑)

 

 

リモコンで動く虫みたいなのもらいました(笑)

 

 

パパからはAIR HOGS

 

ルカさんが作った折り紙のバラのブーケ。すご~い

 

いつも遅いルカ家のパパも家のパパも少し早く帰ってきて、ルカ家のアメリカ10年間の思い出話など聞きました。

うちのパパ『もう帰っちゃうんですか?早いですよぉ~』

ルカ家パパ『いやいやうちに言わせりゃそっちが来るのが遅いって話ですから^_^;』

なんて言ってたっけ。

子供達はDSでなにやらポケモン交換に夢中。みみはルカさんにべったりでした。

遅くまでひきとめたので子供達の宿題が心配だったけど大丈夫だったかな??

うちはゆうはあれから11時過ぎまで、なおは今朝やっていきました(笑)

 

ルカ家の帰国は27日。リウくんのいない教室になおは耐えられるかな・・・・・・・・・

 

 

 

8才初日のこの日、些細なことでママに逆切れしたなおは

『違うママならよかったのに!!』という捨て台詞を残し眠ってしまいました。

こ・・・このやろお~(--〆) 来年はお誕生日パーティーなんかしてやらないぞ<(`^´)>(笑)


泣くな なお

2011-09-21 01:49:50 | 育児

秋のサッカーシーズンが始まって週1回の練習と、毎週土曜日の試合は2回目で、

なおのチームは2勝している。

 

先日の試合でのこと。なおがゴール前までボールを運び、ここでシュート!と言う場面で

すぐ隣にいたチームメイトにパス。また次のチャンスも、そのままシュートすればいいものを

パスしてしまう。なおにラインが見えていないはずはない。シュートすれば得点につながるのに。

ゲーム後半でやっと1回、中央からドリブルで相手チームを何人も抜いてシュートを決めた。

 

家に帰ってからきいてみた。

 

『なんでシュートしないの?何回もチャンスあったでしょ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

『だって嫌われたくないもん・・・・・・・・・』

このなおの発言には原因がある。

これまでの2回の練習、2回の試合を通じ、なおを敵視する人物、それはコーチの息子。

なおのチームにはコーチがふたり、男性と女性がいてそれぞれ息子と娘も同じチームに所属している。

その男性コーチの息子L君は、いつもチームメイトのなおをにらみつけてくる。ママまでも。

 

以前練習で、ペアになって全員がゴール前に並んでコーチの投げるボールを目指し、

ゴールを決めた人から順に抜けて行くゲームをしていた時

みんながなおと組みたいといって大騒ぎになり、それをL君は憮然とした表情で見ていたことがあった。

なおは、自分がゴールを決めた時もL君が決めた時もハイファイブを求めるけど、

L君はなおにだけハイファイブをしない。決して偶然ではない。その光景はママも何度も目撃した。

彼は決してなおに笑顔をむけることはない。なおをにらみつけるその目は、大人がみてもこわいくらいだ。

コーチは気付かないのか?自分の息子がチームメイトにそんな態度をとっていることを。

U10サッカーは言ってしまえばお遊びで、スキルを身につけるよりもまず、フレンドシップ

メンバーシップ、コミュニケ―ションを学ぶべき場であると説明をうけているのに。

『チームワーク!』とコーチに言われるからこそ、ボールをひとりじめせずパスを回して

できるだけ前に出ない様にしているのに。

ママはほとんどなおだけをいつもみてるからわかるけど、コーチはそういうわけにいかないから

気付かないのかもしれない。

気付かないならママが言ってやる。なおをいじめるなと言ってやる。どうして無視するのか親の前で聞いてやる。

聞くなら今しかない。試合が終わった直後の今しか。そう意気込んでいたけれど、パパに止められた。

家に帰って、さっき勝った試合の話しをしながら泣くなおをみて、やっぱり言ってやればよかったんだ!

どうしてパパは止めたりしたの!あの時がチャンスだったのに!!とくってかかった。

 

でもパパは、子供にはよくあること、コーチの息子なら尚更、今まで一番だったのに自分より目立つ子がきたから、その存在が許せないんだよ。ただそれだけ と言う。

 

 

そんなのわかってるけど、ハイファイブしてくれない・・・絶対笑ってくれないと涙ぐむなおをみていると切なくて、やっぱりコーチに言ってやろうと考えた。 

コーチにメールしようと文章を作って、あーでもないこーでもないと書きあげた。

でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

やっぱりやめた。子供同士のことだもの。←本当はそんな風にわりきってはいないけど

今は我慢することにした。なおには

『もしもこのままずっと続くようだったらママが言ってあげるからもう少し我慢しな』

と言うと

『うん・・・・エンマがいるから大丈夫』という。

エンマはチームメイトで、お互いパスをしあってゴールまでつなげられるような、サッカーのうまい女の子。

実際、なおを無視するのはL君だけ。他のチームメイトはみんな一緒に喜び、共に戦っている。

 

 

なおと話し合い、なおは今まで通り変わらない態度で彼に接していこうと決めた。

ゴールした時、ハイファイブできる範囲にいたら、また手を出してみようと。

笑顔をむけてみようとなおが決めた。

無理することはないよ。それでも無視されて悲しい思いに耐えられなくなったら、笑わなくていい。

手も出さなくていい。友達にならなくたっていいんだから。

でもなおがそうしたいなら、挑戦してみな。何度でもね。

いつか彼も心をひらいてくれるかもしれない。