読むと疲れるかも。(笑)
『”叱る”と”怒る”は違うのよ。』とはよく聞くこと。そんなの今更言われなくったってわかってる。と思う。
わかってるんだから当然、怒るんじゃなくてちゃんと叱ってるはず・・・・・・?(¬へ¬)~~~
・スーパーで子供が騒ぐ←人に迷惑をかけるような人間になってほしくないと子供達のことを思って叱る。
(親の監督不行き届きを誰かに指摘されでもしたら自分が恥をかくからでは?)
・いつまでも宿題をやらない←後回しにしては苦労するから、早くやってしまったほうが自分のためよという思いで叱る。
(遅くなってから始めて寝不足で朝起きられなかったらこっちが大変。朝早く起こしてやらせるなんてもっと大変だからでは?)
・親との約束を守らない←そんなことをするとお友達がいなくなっちゃうよ。人から信用される人間になるためにも約束は守るものと知ってほしくて叱る。
(バカにしてんのか コラッ(--〆))
よくよく自分の胸にきいてみると、私は自分のために子供を叱っているかも。子どもの為を思って叱っているなら、
子供達の将来を悲観して悲しくはなっても、真っ先に怒りの感情が湧くことはないのでは?
なのにいつも私は言うことを聞かない子供たちに腹を立てている。怒鳴り散らすことだってある。
しでかした過ちの内容なんかどうでもいい。命令に従わないことに憤る。
こうなるともう『怒っている』としか言いようがない。
でも・・・・・・・
ママの叱り方は褒められたものじゃないけど、
『あんた達が何かやらかしたらママが謝んなきゃなんないんだからちゃんとしてよね!』的な思いは
少なからず誰にでもあるんじゃないかと・・・・・・・・そんな風に考えて自分を甘やかして今まできてしまった。(~_~;)
でも、良いことと悪いことの区別を教える時、怒りの感情はなんの助けにもならない。
つくづく自分の未熟さを思い知らされる。この年になってまだこんなに短気で自己中だったとは。
親が怒れば、子供は怖くてとりあえずその時間ができるだけ短く済むように手を打つ。
親の怒りが鎮まるようにと謝る。訳も分からずとりあえず謝るからまたすぐ同じことを繰り返す。
子供が自分の力で『何が悪かったのか』認識しない限り、同じことの繰り返しなのに
恐怖に怯えた状態では、『親の怒りが鎮まること』が最優先で、思考能力があったとしても機能しない。
躾に限らず個人の日常生活の中で、自分以外の人に向ける『怒り』は、なにも生まないと思う。
(仕事となると話は別かも)
そんな簡単なことを今更気付く情けないママ。全く情けない。
子供と同じ目線で物事を考えてやるどころか、子供と同じレベルで喧嘩するできそこないの母。
40年以上も生きてきた大人でさえ、
わかっていたはずの『”叱る”と”怒る”は違う』ということの本当の意味を、実際に経験しなければ理解できなかった。
ならば子供たちだって、親の言うことを簡単に理解できるはずがない。
子供達と真剣に向き合うことで、自分の未熟さを認識させられる。
『子育て』は、いつまでも幼稚な、できそこないの私に神様が与えた修業のひとつなのかもしれない。
な~んちって、使い古されたような薄っぺらい感じの子育て論をぶちかましてみました(笑)
最近の私は怒ってばかり、本当に怒鳴ってばかりの毎日でした。怒鳴られた後はなんとか言うことをきく子供達。
だけど次の日にはまた同じことで怒鳴ることに・・・・・・。ホトホト疲れて、どうして子供が言うことをきかないのか、
どうしてママとの約束を平気で破るのか・・・・・・・・・・
このままでは血管切れるんじゃないかと、これまた自分の身の危険を感じて初めて真剣に考えてみたんです。
(どこまで自己中なんでしょうね。私)
それでも子供達がちゃんと話をきいて反省の態度をみせるなら、何度でも繰り返し注意すればいい。それが親の仕事なんだから・・・と思ってました。
でも、本当にこのままでいいのかと考えることになったきっかけは、
なおが、私に怒鳴られると逆切れするようになったこと。その姿をみて
『ママそっくり・・・・・』と我ながら思ってしまったことでした。
人に指図されるのが大っきらいななお。
約束を守らなかったから・・・と何かを禁止されたりするとなんだかんだ言い訳したりします。
で、押し問答の末こちらが怒鳴った瞬間に、更に上からかぶせる様に怒鳴り返してくる。
猛烈な怒鳴りあいの後、お互いが冷静さを取り戻すまで時間をおいて静かに話してみる。
落ち着いて話せばちゃんとわかるのに。今はこんなにいい子なのになんで怒るの?
ああ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ママが怒るからか・・・・・
なおに、強く怒った口調で叱るのは逆効果。
今までのママのやり方が通用しなくなってはじめて、怒ることは無意味と気付いたのです。
指図されるのが嫌いなだけあって、何でも自分で考えて行動するタイプのなお。
はじめてのことに挑戦する時も、飲み込みが早い方だと思います。そして間違ったことは大嫌い。驚くほど真面目なのです。
そんな彼が、不覚にも間違ったことをしてママにいきなり怒られたとしたら、何が悪かったのか理解できない限りは謝ることなんてもちろんできない。
親が怖いよりもっと重要なのは自分が納得すること。恐怖感に屈することはプライドが許さない。
それでもやっぱり大人は怖い。結局親の言うことをきかされる。
そうして押さえつけられた感情がストレスとなって積み重なった上で、考えるより先に怒鳴リ返すということを、
他の兄妹より先にママから学んでしまったのだとやっと気付く始末。まさにこの子は親の鏡と愕然としたのです。
親に怒鳴り返すなんてことは絶対にしないゆうとみみと、どう違うんだろう。
『とにかくママに怒られそうなことはしないようにしよう』
たぶんふたりはそんな風に考えているのでは?5年生のゆうにその点を聞いてみることにした。
『ママに怒られてすぐにごめんなさいするのはどうして?』
『ママが怖いから。それ以上怒られたくないから。』
『やっぱりそうなんだ・・・怒られたくないから謝るんだ・・・』
『え?なに?口だけだってこと?違うよ。』
『だって悪いと思ってないんでしょ?初めから悪いことと知っててやってママに怒られたらごめんなさいって思えるけど、例えばさ、ここは何か書いちゃいけない場所だとするでしょ?
それを知らなくて書いてて、いきなりママに怒られても、なんで?って聞くより先に、やっぱりママが怖くて謝るんでしょ?』
『謝るよ。ママが怒ったってことは悪いことだったんだってわかるから。理由なんか後でいい。』
ゆうの場合、この順序でも問題ないのね。
善悪の判断基準の一つに 『ママが怒ること=悪いこと』 という方程式があるんだね。
今までの経験から、その式も だいたい(笑) 成り立つんだと学んだんでしょうね(笑)
ということは怒鳴ってもいい??←まだ懲りてない┐(-。ー;)┌
それなら尚更怒らずに、ちゃんと説明してやればわかるんだもんね。
どっちのタイプの場合も、親が”怒る”必要なんてなかったんだよね。
もしかしたらゆうにだって、ストレスを封じ込めてた時期があったのかもしれない。
外に向けて爆発しなかっただけで、実は苦しかったのかもしれない。
それを乗り越えて、自力でママを理解してくれたんだね。きっと。
大きくなったねぇお兄ちゃん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『3人同じ様に育ててるのになんでこんなに性格違うの?』と思っていたけど
元々それぞれ違う個性を持った3人を、同じ様に育てることに無理があるんじゃ?
親になってもうすぐ12年。子供ならやっと小学校を卒業する頃。
子供との関わり方を考え直す時期にきていたんでしょう。
最後まで読んでもらっちゃってすみません(^^ゞ ありがとうございます<(_ _)>