るるぴんの高等遊民日記

高等遊民を目指し日々努力する姿の記録。微妙に虚飾が混じります。

ルポ最底辺-不安定就労と野宿

2007年11月26日 | 読書
「ルポ最底辺-不安定就労と野宿」(生田武志 ちくま新書)を読みました。
あまり期待しないで買った本なのですが、これが実に面白く、一気呵成に読んでしまいました。
この本は、書名のとおり、野宿者(ホームレスのこと)についてのルポです。著者は学生時代から現在にいたるまで20年ほど野宿者の支援活動を続けていて、内容に時間的な厚みがあり、それがこの本の価値をおおいに高めていると思います。
特に印象に残ったのは、野宿者たちは毎日長時間、低収入の仕事(アルミ缶集めなど)を一生懸命やっている、極めて働き者の人達であるという箇所です。目から鱗が落ちる思いでした。

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