年末の独り言・・・。

今年はあまりにも子供達の自殺が多かったです。
とても悲しい一年でした。
同じ年代の子供を持つ親としてこれ以上の
若い命を無くしたくないと思いました。

先月発売になった中島みゆきさんの
アルバムララバイSINGERの中の宙船を
聴いた事があるでしょうか。
我家の子供がいつも口ずさんでいた
TOKIOの宙船はあまり好きではなかったけれど
彼女の宙船は力があります。
魂が叫んでいます。

その船を漕いでゆけ　お前の手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶものに　おまえのオールをまかせるな

で始まる歌声に生きる力を与えられます。
子供達から、これ以上の自殺者が出ないよう
この歌を是非聴いて欲しいと思いました。

もう一つ、「重き荷を負いて」

足元の石くれをよけるのが精一杯
道を選ぶ余裕もなく　自分を選ぶ余裕もなく
目にしみる汗の粒をぬぐうのが精一杯
風を聴く余裕もなく　人を聴く余裕もなく
まだ空は見えないか　まだ星は見えないか
ふり仰ぎ　ふり仰ぎ　そのつど転けながら
重き荷を負いて　坂道を登りゆく者　ひとつ
重き荷も坂も　他人には何一つ見えはしない
中略
がんばってから死にたいな　がんばってから死にたいな
這いあがれ這いがられと　自分に叫びながら　叫びながら

すごい詩です。
何という視点なのだろう、どんな年代にも
どんな人の人生にもあてはまり
この曲も歌声も詩もすばらしいです。
暗くなるどころか元気百倍になります。
彼女は人を励まし沢山の影響を与えているようです。
自分自身を冷静に見つめ
自分の為でなく他者の為に生きている人には
かないません。

来年も頑張ろうと思いました。
お世話になりました。
皆様良いお年をお迎えくださいませ。