ルリハリメノウのブログ

石とか自然とか山とか海とか

白馬大池から栂池へ

2023-08-25 22:22:36 | 

白馬大池でしばらく休憩のち、9時45分位に出発
乗鞍岳へ向かいます
約30分で乗鞍岳のケルンに到着
ここまでの道のりは大きな岩がゴロゴロしているので少しきつかった...というか歩きづらかったです。
同行者の山ベテさんとホープ君は足が長いので難なく足を運ぶのですが、私といったら岩から岩へ飛び跳ねていく感じですごく神経を使うのです…なんとアスレチックな道よ…


乗鞍岳を過ぎたらもう栂池へと下るのみ
途中、山ベテさん曰くいつもここに咲いているという花に癒されますが、岩ゴロゴロは続きます

 ただでさえ下りは苦手なのに…私は遅れ気味😭 

寝転ぶことができそうな大きな岩
途中雪が残っている所があって、ストック持っているのに使うの忘れていた私は見事にしりもちをつきましたよ…

やっと地面が平らになって木道が現れました。
フワフワのワタスゲに励まされて天狗原到着です。

11時50分着
少し休憩

その後、樹林帯をひたすら下って栂池に到着したのが12時45分くらい
あとはもうロープウェイで下りるだけです。
下山後の楽しみと言えば温泉!
数年前(コロナ前?)まですぐ近くに入浴施設があったそうですが閉館してしまったため、八方バスターミナルまで移動

バスターミナル近くの「八方の湯」でしばし疲れを癒します…
その後バスで長野駅に移動し、新幹線で家路についたのでした。

今回の山行は雪の上を歩けたし高山植物もたくさん見れて、とても楽しかったです、お天気も良かったですし!
今後の課題は雪渓の歩き方とストックかな…今までストック無しで登山していたのですがそろそろ使用を検討した方が良いかもと思いました。



振り返れば剱岳

2022-09-24 22:33:07 | 
白馬岳頂上宿舎から白馬山荘までなだらかな登り


イワギキョウでしょうか


この辺りのウルップソウはもう花が終わってしまっていましたが、コマクサの花が咲いていました!コマクサ久しぶり😆 


ふと振り向いたら剱岳が!


遠くても迫力あります

白馬山荘に到着です。
とても立派な山小屋で、相部屋はカーテンで各スペース区切られているのですが、この日は比較的空いていたようで4人分の空間を3人で使うことができました。

荷物整理したらレストラン スカイプラザへ

楽しみにしてた白馬かき氷!
大雪渓かき氷もあってそちらはイチゴ味…次回食べてみようと思います😋 

明日行くからと、この日は登らなかった頂上(登っておけば良かったと後日後悔) 

雲の連なりが不思議な形
山の景色は見飽きません

けっこう冷えてきましたが、ずっと見ていたい夕暮れでした😊 






雪と石と花と!

2022-09-19 23:11:12 | 
(前回の続き)


ハプニングというのはですね…

山ベテランさんが両足をつったのです!


まあ、はじめ右足をつったのですが、
山を登っていると、暑さと水分不足と疲労から足をつってしまうことがたまにあるので常に薬を持ち歩いているのです。それで薬を飲んで左足を踏み出したら、
「…左足もつった…!」

どうしようかと思いましたよ…

幸いしばらく休んでいたら痛みが治まったので、登山続行しましたが、大分ペースダウンしました。でもそのおかげで(?)辺り観察したり写真を撮る余裕ができました。

なんだかサクサクな断面の石。何かの結晶?

岩の小さな空間に素敵な苔の寄せ植えが…自然の芸術力はすごいです。


ゆっくり登っていたから見つけられたウルップソウ第1号
ウルップソウは今回の登山の目的のひとつだったので、見れて嬉しかったです。

こちらはハクサンイチゲ。
他にもミヤマクワガタとかシナノキンバイとかイワベンケイとかハクサンフウロとかチングルマとかヨツバシオガマとか、etcエトセトラ…
花の画像はたくさんありすぎるので割愛します。

表面は茶色いのに、欠けた所から緑色がのぞいている岩。


小雪渓です。
8月は1m位道幅があるそうですが、まだ7月なので…、 アイゼンを再装着して慎重に進みました。
「アイゼンを付けてここを歩いたことなんてない!」という強気な発言をしている方もいらっしゃって、実は山ベテさんもアイゼン無しで行こうとしたのですが、止めましたよ…

雪と岩とお花畑‼
岩の上にも花々。

雪解け水がすぐ近くを流れていて、足元にも少し流れているので石がいちいち綺麗に見えます。

登山道から少し離れた所に蝶々付きウルップソウ。
こちらは登山道の真ん中に咲いていました😊 

やっと白馬岳頂上宿舎が見えてきました。

さらにその先の白馬山荘が今日の目的地です。


続く。


葱平

2022-09-13 23:19:42 | 
大雪渓から少し登ると
クルマユリがお出迎え😊 
花畑ゾーンに突入です。
イワオウギ

ネギ科のシロウマアサツキがそこここに咲いていました。
葱平という地名はこの植物が由来だそうです。
ちなみに「ねぶかっぴら」と読みます…私はうっかり「ねぎだいら」と言いそうになりました😅 

いよいよ本格的な登りです。
雪と岩を横目に順調に登る…
が、ここで思わぬハプニングが‼

続く!


白馬大雪渓

2022-09-07 23:01:50 | 
白馬尻から大雪渓の入り口まで少し歩きます。
でも大雪渓はすぐそこ、もう見えています。 

キヌガサソウの花が綺麗に咲いていました😊 

道の脇には雪解け水でしょうか、

仄かに緑色の角々石もあったり。

そうこうしているうちに大雪渓の入り口に着きました。
ここで軽アイゼンを装着します。

山ベテランお下がりの6本爪アイゼン。
実はアイゼン初めてなのです…前日に練習・調整は済ませました。

いざ大雪渓!

とても良い天気なのであちこちから感嘆の声が聞こえる…そして落石に気をつけるよう注意を促す声も。確かに大小の石が転がっています。
白地に緑色の線があるなかなか興味深い石を見かけたのですが、さすがに観察する時間はありませんでした😅 
カラカラと音がする岩肌…通過ッ‼
周囲に注意しながらも、踏みしめる雪の感触は楽しく、吹き下りる涼風は心地よく、心楽しく歩を進めます。

雪渓の終点が見えてきました。もう終わりなの…と少し残念。
でもまあ、けっこう登ったか…

ここでアイゼンを外し、ちょっと休憩します。
次は葱平!お花畑!


続く。