
■ 【関西独立リーグ】韓国選手主体の球団が来季参入へ(MSN産経・2009年11月13日)
■ 野球:関西独立リーグに韓国人チーム参入へ(朝鮮日報・2009年11月13日)
まず一言、公 式 働 け。
トップをサッサとリニューアルしたのはいいとして、ニュースページはいまだに工事中って……
さて、大阪ゴールドビリケーンズの脱退で3球団になった関西独立リーグ。新規参入希望があるという話も事前にちらほら出てたようですが、まさかこんな展開は予想できませんでした。
まず断っておくと、このエントリはあくまでも関西独立リーグの話題に関するもので、韓国論やら日韓関係やら在日コリアン論を主題とするのはマンドクセものではありません。
なので、その辺の話に首を突っ込みたい方は、別の所に行かれることをおすすめします。
また、全員外国人のチームを作るという発想自体は、決して突飛なものとは言い切れません。
実際、2005年に、アメリカの独立リーグの1つ「ゴールデン・ベースボールリーグ」で選手全員が日本人の「ジャパン・サムライ・ベアーズ」というチームが設立された例があります。
1年でポシャりましたが。
それはさておき、最近では他の独立リーグでも韓国出身選手が少なからず在籍し、活躍しているので、そんな選手だけでチームを作ろうという発想は理解できないではありません。
ですが、ホントにやるとは……
参入を発表した関西独立リーグ側は、経済的効果をメリットとして挙げているようです。
確かに、オール韓国人の球団ができれば、在日韓国人(ことこの話題に関しては「在日コリアン」とするのはむしろ不適切です)によるサポートが見込めるという考えはあるのでしょう。
しかし、それ以外の面を見ると、正直なところ不安要素の方が目立ちます。
まずチーム運営。選手はオール韓国人でいいとして、問題はフロント・スタッフをどう揃えるのかです。
ただでさえ、自分の国以外でビジネスを展開するとなれば、その国のビジネス環境や文化、特にこの場合は野球文化に通じた人材が不可欠です。
特に、大阪で主催試合を行う場合、アマ野球やビリケーンズとの競合を乗り越えて球場探しをしなければなりません。当然、かなりの交渉力が必要となります。
そのような人材を、はたしてどうやって確保するのか?
もちろんいないとは言えませんが、(在日)韓国人のみを採用するとなれば、日本人を含めるよりも選択肢は狭まるでしょうし、候補が簡単に見つかるとはとても思えません。
さらに、そのようにしてチームを作ったとして、既存の球団や(どー考えても日本人の方が多いであろう)ファンとの関係をどう築くのかが問題となります。
ただでさえ、日本と韓国との間にはややこしい要素がわんさと存在します。そういう要素をグランドに持ち込まれると、無用の対立が生まれ、そのせいでファン離れが進む恐れもあります。
ですが、当の球団やリーグの方を見ると、そのような可能性を考えてないのか、考える余裕がないのか、あるいは下手をすると煽る気満々なのかも知れません。
新球団の名前は「コリア・タートルシップス」。
実はこのエントリを書き始めるまでまったく分からなかったのですが、英語の辞書を調べてみると、これは「亀甲船」を表すのだそうで。
当ブログは歴史ブログではないので、詳しい話は省略して、こともあろうにチームにわざわざこういう名前をつけること自体、先ほど述べたややこしい要素を持ち込むことになります。
一体全体、今まで異論は出なかったのでしょうか?もし既存球団・リーグ側が「知らなかった」のだとしたら、その方がはるかにトホホな話ですが。
他にも、在日韓国人の選手をチームに含めるのは悪いことではないですが、朝鮮籍の在日コリアンの選手はどうなるのか、など、懸念材料はまだ思いつきます。
ですが、私が一番不安なのは、グランドに野球を楽しむため以外のマンドクセな要素が持ち込まれることで、リーグの楽しさが損なわれてしまうのではないかという点です。
これがビジネス・財政の話なら、まだ理解できます。プロスポーツにお金がからまないわけがない、ということぐらい、私も知ってるつもりですし。
ですが、これが政治・外交・国際関係・文化上の摩擦となってくると、野球を見るだけのために、そこまでつきあってられないというのが本音です。
ただでさえ、阪神・オリックスの試合を見るといろいろ鬱陶しいことを考えてしまうのがイヤだから、関西独立リーグを見るようになったのです。
以前も見ましたが、「関西でプロ野球を見る楽しみ」がほしいから、このリーグを見てきたわけです。
そのような楽しみが損なわれたらどうするか?答えはおのずと限られてくるでしょう。
しかし、先ほどの「ジャパン・サムライ・ベアーズ」って、監督が元巨人のクロマティだったんですね。忘れてましたが[;;0J0]
ということは、コーチングスタッフに関しては、韓国プロ野球経験者の日本人を連れてくるという選択肢もあるわけです。
監督はすでに決まっているようですが、他のコーチに関してなら問題はないでしょう。
となると、打撃コーチにはぜひ韓国プロ野球初の日本人野手を招聘すべきです。そうなったら私も喜んで見に行くのですが。
■ 野球:関西独立リーグに韓国人チーム参入へ(朝鮮日報・2009年11月13日)
まず一言、公 式 働 け。
トップをサッサとリニューアルしたのはいいとして、ニュースページはいまだに工事中って……
さて、大阪ゴールドビリケーンズの脱退で3球団になった関西独立リーグ。新規参入希望があるという話も事前にちらほら出てたようですが、まさかこんな展開は予想できませんでした。
まず断っておくと、このエントリはあくまでも関西独立リーグの話題に関するもので、韓国論やら日韓関係やら在日コリアン論を主題とする
なので、その辺の話に首を突っ込みたい方は、別の所に行かれることをおすすめします。
また、全員外国人のチームを作るという発想自体は、決して突飛なものとは言い切れません。
実際、2005年に、アメリカの独立リーグの1つ「ゴールデン・ベースボールリーグ」で選手全員が日本人の「ジャパン・サムライ・ベアーズ」というチームが設立された例があります。
1年でポシャりましたが。
それはさておき、最近では他の独立リーグでも韓国出身選手が少なからず在籍し、活躍しているので、そんな選手だけでチームを作ろうという発想は理解できないではありません。
ですが、ホントにやるとは……
参入を発表した関西独立リーグ側は、経済的効果をメリットとして挙げているようです。
確かに、オール韓国人の球団ができれば、在日韓国人(ことこの話題に関しては「在日コリアン」とするのはむしろ不適切です)によるサポートが見込めるという考えはあるのでしょう。
しかし、それ以外の面を見ると、正直なところ不安要素の方が目立ちます。
まずチーム運営。選手はオール韓国人でいいとして、問題はフロント・スタッフをどう揃えるのかです。
ただでさえ、自分の国以外でビジネスを展開するとなれば、その国のビジネス環境や文化、特にこの場合は野球文化に通じた人材が不可欠です。
特に、大阪で主催試合を行う場合、アマ野球やビリケーンズとの競合を乗り越えて球場探しをしなければなりません。当然、かなりの交渉力が必要となります。
そのような人材を、はたしてどうやって確保するのか?
もちろんいないとは言えませんが、(在日)韓国人のみを採用するとなれば、日本人を含めるよりも選択肢は狭まるでしょうし、候補が簡単に見つかるとはとても思えません。
さらに、そのようにしてチームを作ったとして、既存の球団や(どー考えても日本人の方が多いであろう)ファンとの関係をどう築くのかが問題となります。
ただでさえ、日本と韓国との間にはややこしい要素がわんさと存在します。そういう要素をグランドに持ち込まれると、無用の対立が生まれ、そのせいでファン離れが進む恐れもあります。
ですが、当の球団やリーグの方を見ると、そのような可能性を考えてないのか、考える余裕がないのか、あるいは下手をすると煽る気満々なのかも知れません。
新球団の名前は「コリア・タートルシップス」。
実はこのエントリを書き始めるまでまったく分からなかったのですが、英語の辞書を調べてみると、これは「亀甲船」を表すのだそうで。
当ブログは歴史ブログではないので、詳しい話は省略して、こともあろうにチームにわざわざこういう名前をつけること自体、先ほど述べたややこしい要素を持ち込むことになります。
一体全体、今まで異論は出なかったのでしょうか?もし既存球団・リーグ側が「知らなかった」のだとしたら、その方がはるかにトホホな話ですが。
他にも、在日韓国人の選手をチームに含めるのは悪いことではないですが、朝鮮籍の在日コリアンの選手はどうなるのか、など、懸念材料はまだ思いつきます。
ですが、私が一番不安なのは、グランドに野球を楽しむため以外のマンドクセな要素が持ち込まれることで、リーグの楽しさが損なわれてしまうのではないかという点です。
これがビジネス・財政の話なら、まだ理解できます。プロスポーツにお金がからまないわけがない、ということぐらい、私も知ってるつもりですし。
ですが、これが政治・外交・国際関係・文化上の摩擦となってくると、野球を見るだけのために、そこまでつきあってられないというのが本音です。
ただでさえ、阪神・オリックスの試合を見るといろいろ鬱陶しいことを考えてしまうのがイヤだから、関西独立リーグを見るようになったのです。
以前も見ましたが、「関西でプロ野球を見る楽しみ」がほしいから、このリーグを見てきたわけです。
そのような楽しみが損なわれたらどうするか?答えはおのずと限られてくるでしょう。
しかし、先ほどの「ジャパン・サムライ・ベアーズ」って、監督が元巨人のクロマティだったんですね。忘れてましたが[;;0J0]
ということは、コーチングスタッフに関しては、韓国プロ野球経験者の日本人を連れてくるという選択肢もあるわけです。
監督はすでに決まっているようですが、他のコーチに関してなら問題はないでしょう。
となると、打撃コーチにはぜひ韓国プロ野球初の日本人野手を招聘すべきです。そうなったら私も喜んで見に行くのですが。
初めて朝鮮日報の記事を読んだ時は「その気構えは買おうじゃないの」と考えていましたが、
肝心のここを見逃していたことに気づきました。
亀甲船と言われて、うーん……と唸ってしまったまま、次の言葉が出てこない状態です。
「日本で戦うから」と言われれば、そのとおりなのですが、
ちょっと安直と言うか……。
今閃いたのは、国鳥のカササギをチーム名にしてしまうことでした。
いずれにせよ、他にアイデアは何かしらありそうなものです。
>(在日)韓国人のみを採用
日本国籍に帰化した人の扱いが気になります。
彼らの感覚からすれば、帰化した人間のことなど知らないとなるかもしれませんが、
採用しないとしたら、せっかくの人材をみすみす捨てることも有り得ます。
あとは、いわゆる「ややこしい」企業がスポンサーとして付くかもしれないという不安です。
いっそのこと、JINROをスポンサーにつけるぐらいの大技をやってくれれば、
まだ、いくらか開き直りもできるのですが……。
鳥の名前を冠したチームは各国にあるわけです
し、
韓国文化を伝えるという意味からもピッタリだと思いますね。
今調べてみたら、カササギは"magpie"というのだそうで。
野球チームにしてはちょっとかわいらしいという意見も出そうですが、
一般のファンにとっては、この方がはるかに親しみが持てるはずですよ。
>日本国籍に帰化した人
選択肢から単純に外すとすれば、惜しいことになるでしょうね。
野球選手に限らず、日本国籍を取得した人の中でも、
韓国というルーツにアイデンティティを持つ人は存在するはずですし。
国籍はアイデンティティの判断材料の1つにはなるでしょうが、
国籍で測れない、むしろ測ってはいけない面もありますし、
まかり間違っても、唯一絶対の尺度と思ってはいけない、
というのが私の考えです。
が、なにかと使っちゃうんですよね。分かりやすい基準なだけに……
>「ややこしい」企業
こうなったら終わりですね。青少年の健全育成をリーグが掲げる以上。
JINROクラスの大物がスポンサーとしてついてくれれば、
こちらとしても安心できるのですが……
塩(略
たしかに彼なら見てみたいですね。
どこでなにをやってるのかがものすごく気になってます。