美酒RUN-世界を駆け、ワインで乾杯ー

ソムリエランナー。かつての趣味は100回近くに及ぶ海外旅行。今はマラソン。日本で記録を狙い海外ではファンラン。

無事帰国、ドリフを思い出して

2009-10-28 | Weblog
予定通りベニスからフランクフルトを経由して帰国しました。
イタリアに入るとお天気が良くてまさに観光日和りでよかった。まぁ走るには暑かったけれど。
 さて次のフルマラソンはつくばです。毎年東京国際女子マラソンにし開催日が近かったので出ていませんでした。このコースは記録が狙いやすいらしいですが10月は旅行したこともあり100キロ程しか走っていません。毎年この時期には300キロは走り込むのですが。そうなると記録の更新はあり得ないこと。おまけにその2週間にエントリーした世田谷ハーフマラソンはせっかく抽選に当たって走れるのに休みが取れず敢えなく断念。このところ休暇取っていたからね。
さて今日は出張で静岡にいます。さすがお茶の町。こんなの見つけました。海外帰りに眩しい看板です。

 あまりに感激してしまい

2009-10-27 | Weblog
楽しく完走できました。半年ぶりのフルマラソンでしたが、その間長距離は22キロ程度を4、5回走った程度でした。その為体を長距離を走り続けることに覚醒させ、順応させるだけで精一杯かと思っていました。 スタートは予定より少し遅れて9時半近くでした。時間と共に気温は上がり、日差しが眩しくなります。 かなり暑い!給水所は5キロごとです。当然毎回飲む他に頭から水をかぶりました。スポンジコーナーもありますが、前日配布されたナンバーカードと共に2つスポンジが配られてマイスポンジとして持って走るように指示されていました。それって現実的でないでしょう。
さてコースは40キロ位からがハイライトでそれまでは全く期待していませんでした。ところが変化に富んでいるし、所々で応援が多い上にバンドもいろんな所に出ていて通過する町ごとに盛り上げてくれて飽きが来ません。
37キロ過ぎからサンマルコ広場を1キロ少し先に進んだゴールまでは感激のあまり走り続けることが出来ませんでした。
景色をじっくり眺め、歴史ある世界有数の観光地を今ランナーとしてコースを独占して走っていると言う充実感で胸が一杯です。もう時間は考えずシヤッターを押し続けて時には沿道の人に繰り返し撮影をお願いして立ち止まりました。
ゴール近辺は物凄い数の見物人ですが一緒に旅したひろちゃんを発見。ゴール後に手作りの折り紙のレイをかけてくれました。
走った後は二人でピザとビールで乾杯!旅の終わりを名残惜しみながら完走を祝いました。

いよいよマラソンスタートです

2009-10-25 | Weblog
到着したベニスも天気は回復していました。世界屈指の観光地だけに駅前は凄い人です。それに輪をかけて8千人が参加するレースが開催されるのですからその関係者でもさらに賑わせているはず。
予約したホテルではトラブルが発生したと他のホテルに変えられましたがランクが上がりラッキー。
翌朝は6時から朝食が取れるので少し前に降りてみるとなんと誰もいません。今朝の3時から冬時間になり、1時間早く起きていたのです。
コースは折り返しのないワンウェイ。スタート地点までベニスの港近くからバスが出ます。ご多分に漏れずバス待ちが凄い人です。おまけにバスはパンパンで出発しています。こりゃあ座れるのと立ち席ではえらい違いだぞ。
10分位並んでいたらなぜかバスが私の列近くまで来てドアを開けました。
わーっと勢いよく乗り込む波に乗り、席をゲット!40分で会場に到着です。まだひんやりとした空気を感じます。まわりはヨーロッパ人ばかりです。日本人は見つけられるかな?

ではこの後はゴールしてからです。

束の間の滞在はチューリッヒ

2009-10-24 | Weblog
いよいよ最大の目的であるマラソンに参加するためにベニスに向かいます。
朝5時に起きると相変わらず雨が激しく降っています。かなりしつこい嵐です。無事飛行機は飛ぶのでしょうか?
スプリットの空港を離陸する時にはやっと晴れ間が見えました。とりあえず中継地点のチューリッヒには相変わらずの雨模様の中到着です。 夏場はフェリーでアドリア海を渡れるのですが今は運航されていません。その為飛行機での移動を考えました。ネットで探した所要時間と値段の納得がいく行程がチューリッヒ経由、ベニス行きです。
 マラソンの受付が20時までなので間に合わせなければなりません。結局8時前の便でチューリッヒに向かい、乗り換え時間が約4時間もできてしまいました。
ところがチューリッヒは空港から町の中心まで電車でわずか10分です。ガイドブックのコピーを片手にいそいそと観光に向かいました。
幸い雨雲が消えて晴れ間が見えてきました。どうやらこれからは晴れそうです。
駅前通りを進むと有名店が軒を列ねていますが観光の目標はフラウミュンスター聖母教会です。ここには晩年のシャガールが製作した色鮮やかなステンドグラスがいくつかあるのです。 4枚の赤、黄、青、緑を基調としたステンドグラスのある礼拝堂は我を忘れていつまでも佇んでいたくなりました。おっと乗り継ぎには余裕を持って空港に戻らないと。
チューリッヒでは50分遅れでこれからベニスに向かいます。

ゲリラ豪雨のような雨の中

2009-10-23 | Weblog
翌朝は雨が止んでいました。空も明るく見えます。希望的観測で今日はいい天気になりそうな。
と、思いきや雷鳴が聞こえ、大雨が降ってきました。えーっ!2日続けて雨かい。
そこでホテルの従業員に天気予報を聞いたところ、今日1日嵐らしい。特に強風注意報が出ていて今週では最悪の日ですって。
しかし観光に来たのに部屋に籠もるのもなぁ。雨足が弱まったところでバスで40分離れた町、トロギールへ向かいました。 ここも世界遺産の名所ですがかなりこぢんまりとした港町です。到着すると一旦止んだ雨が凄い勢いで降ってきました。町の中心の大聖堂に寄ったらそこから出られなくなってしまった。
外は凄まじい雨で通りを誰も歩いていません。そんな状態が1時間少しずっと続きます。先日の台風17号通過の時より激しい。やっと近くのコーヒーバーに逃げ込み、小降りになるのを待ちました。
 止んだところで観光を再開です。しかし景色のいいはずの砦はシーズンオフで閉まっていました。仕方がなく観光を終えてレストラン探しです。ところが雨のせいで床上浸水した店が続出。
やっと見つけた店にいるとまた激しく雨が降ってきました。
強風と断続的に降る大雨に翻弄された1日です。
 さて明日は早朝便で乗り継ぎベニスに向かいますので天気の回復を祈るばかりです。

スプリット到着、まだ雨降りで

2009-10-23 | Weblog
15時前に到着です。バスは海岸線をひたすら北上しましたがローカルバスのようで何度も停まって乗客を乗せていきました。雨が断続的に降り続いているせいでしょうか?近所のオバサンが買い物帰りにちょっと乗るって感じです。
アドリア海屈指の港町であるここスプリットには大型フェリーもいくつも停泊していました。
雨は夕方すぎまで降り続き、あれー地中海の沿岸でまさか1日中雨を経験するなんて考えもしなかった!自分が観光している間は雨なんて降るはずがないと誰しも思って訪問するでしょう。
壁に囲まれた旧市街はドブロブニクに比べて遥かに小さくて城壁内の観光は2時間ほどで終了です。
片手に傘をさしながらはガイドブックも開けず、石畳の道は滑りやすいしでがっかりです。それでもローマ時代の宮殿の上に町が形成された独特な雰囲気を醸し出している歴史ある、世界遺産の路地を行ったり来たりしていました。

やっぱり雨降り移動中

2009-10-22 | Weblog
早朝起きると部屋から真下に見える海は大荒れです。空もどんよりとした雲で覆われています。
食事の後にプライベートビーチに降りてみると雨がポツリ。部屋に戻ると本降りになってきました。
やはり雨女は抜かりなく雨を呼んでしまいました。そこで夕方に移動しようとの計画を変更し、バスで220キロ北西にある町、スプリットへ10時にスタートです。
ひたすら海岸線を走るバスは綺麗で快適です。雨が降ったり止んだりしながらの景色を眺めます。
海岸線沿いに見える家並みはどれもオレンジの屋根の白い煉瓦造りです。晴天の元、青い海に映えそうですが今日は物寂しく見えてしまいます。
 到着する頃には止んでいるとよいのですが。
 写真は昨日夕方訪れた標高412メートルのスルジ山からの景色です。

アドリア海の真珠、ドブロブニクへ

2009-10-21 | Weblog
クロアチア観光のハイライト、地上の楽園と謳われるドブロブニクに来ました。
ザグレブから飛行機で一時間程、まだ朝8時半すぎです。あいにくちょっと曇っています。また季節が晩秋なのでガイドブックに載っているような真っ青でエメラルドグリーンの混じった海の色は見えません。
思っていたより涼しいのですが、曇り空がいきなり晴れて今度は眩しくなります。
まずは定番の城壁まわりから。旧市街を取り囲む壁は海沿いに町を一周できます。午後になると暑い位になってきました。 世界中の観光客が狭い城壁を歩いて美しい町並みに酔いしれています。

 ザグレブ到着、翌朝です

2009-10-20 | Weblog
無事クロアチアの首都、ザグレブに夜着きました。寒いです。すでに初冬って感じです。
翌日は市内観光。晴れていても手が寒い。手袋を持ってくれば良かった。
 市内の見所は新市街と旧市街にありますが1日あれば歩いて網羅できます。
91年にユーゴスラビアから独立するために戦火にさらされたとは思えないほど街はきれいで治安もいいです。
橙色の屋根に統一された旧市街の家並みは古い歴史を物語っています。

セレンディピティってこんなこと?

2009-10-14 | Weblog
 先日神在月の出雲大社を参拝したご利益が早くもいただけたってことでしょうか?
 何と東京マラソンにまた当選してしまいました。否、当選させていただきました。さすがに4連続はないだろうと思っていたのですが、落選でも申し込んだ履歴を残しておけば数年後に当選するだろうからと受付期日ぎりぎりに申し込んだのです。もう嬉しい予想外です。
 ところでワイン学校は新学期を迎えました。今期はVIVE LA FRANCE と言うフランスのワインと文化を学ぶコースです。
 フランス人でNHKのフランス語会話の先生を長年務めた美人エッセイスト、ドラ トーザンさんを迎え、矢野先生の授業です。ドラさんの最近訪れたロレーヌ地方の写真を見て説明を聞いたのち、ソミュールシャンピニとシノンの赤3本づつを試飲します。
 ソミュールは海洋性気候の影響で甘いフルーティーな、シノンは内陸性の冷涼な気候の影響で酸味が特徴ってことですが、なかなか線引きは難しかたです。
 さて恒例の授業後の飲み会です。8人が参加しましたが、ある話題から来週私がベニスにマラソンに行く際に、クロアチアを経由すると話が続きました。
 クロアチアってあまり行ったことがある人っていないと思いきや、前と隣に座っていたクラスメートが旅行の経験があるとのこと。その後いろいろアドバイスをいただけたのです。
 セレンディピティ=偶然から幸運を見つけ出す能力 私の尊敬する勝間和代さんや茂木健一郎さんが良く使う言葉です。これを身につけるにはそれなりに努力が必要ですが最近このお二人の著作本を読み漁り、何となく今回の出会いやマラソン当選がこのセレンディビディに思えて仕方がありませんでした。