美酒RUN-世界を駆け、ワインで乾杯ー

ソムリエランナー。かつての趣味は100回近くに及ぶ海外旅行。今はマラソン。日本で記録を狙い海外ではファンラン。

アモイはアツイ

2007-03-31 | Weblog
どうにか4時間以内で完走出来ました。タイムは3時間44分です。イヤー暑かった。最高気温は28度、最低気温は20度だったらしいです。スタート直前に通り雨があったせいかスタート後は蒸し暑い。なんか梅雨の東京を走っている感じです。2キロで今回は完走出来ないと思いました。こんなに早くリタイアを考えたのは初めてです。暑くてたまらない!5キロから2、5キロごとにある給水で頭からコップ4、 5杯水を被りびしょびしょになりながら走りました。 10キロ過ぎになると時折太陽が照りつけます。その都度ペースダウン。暑すぎてしんどいのです。賞金を狙うケニアの招待選手が次々にリタイアしてバスを待つ姿を横目に走りつづけました。
  今回は5、 10キロ、ハーフとフルで2万5千人の参加者がいます。それが一斉にスタートです。そのせいで10キロまでは大混雑。トイレでスタート後まで並んだ私はラッシュに巻き込まれ、10キロが58分もかかりました。 後半は風も吹き、暑さが和らぎました。お陰で無事ゴール。またまた42キロにストーリーが生まれました。その話はまた後日。

今度はアモイ

2007-03-29 | Weblog
アモイに来ました。明後日にマラソンに参加するためです。前回の湘南マラソンから2週間、仕事も忙しくてあまり練習していないのですがまたカメラ小僧でコースをじっくり楽しみながら走るつもりです。
16時に到着するとホノルルのように暑い!冬用のパンツが鬱陶しく感じます。出迎えのガイドさんによると今日は27度もあるらしい。えーこんなんで42キロ走るの?確か最高でも20度位のはず。
ここアモイも春先は気温の変化が日々大きいようです。アモイは中国大陸の丁度台湾の横、烏龍茶で有名な福建省にあります。町の中心は島になっていますのでレースのコースも海ぞいです。
夕方ホテルから2、3キロ離れた湖に向かいました。湖畔は都会の中心の散歩コースになっていました。でもそんなに歩いている人はいません。かなりドブ川臭いのです。景観が美しいだけに残念。
帰りは若いお兄さんに個室で念入りにマッサージうけました。何言っているかさっぱり分からないけど足のマッサージはレース前に効果ありそう。

「応援ありがとう!」をまねて

2007-03-24 | Weblog
 先日の湘南国際マラソンでは私にとって大きなことが得られました。それは他のランナーからです。30キロを過ぎたころからでしょうか。周りのランナーも疲れてきたのか表情が曇りがちです。私は相変わらず胃の調子が悪く、ペースを速めると次の一歩で戻しそうなくらいむかつきが激しくて、もうリタイアだと思いながら走り続けていました。
 その時応援の「がんばれー」の声に私の横を走っていた小柄な中年女性が突然大きな声で「ありがとう!応援ありがとうねーがんばりまーす」と、沿道に手をふりました。そのおばさんはその後も何度か同じように沿道に感謝しながら自分を励まし進んでいました。
 私も沿道の応援を煽るためによく笑顔で手を振ります。でも感謝の意を声にしたことはありません。37キロまで胃痙攣をおこしそうな感覚と闘いながらゆっくり走っていましたが、ちょっと具合が良くなってきたので思い切っておばさんのまねをして「ありがとう。へろへろだけど後5キロがんばります。応援ありがとう!」と声に出しながら進んで行きました。
 すると沿道から手を振ってくれたり、拍手してくれたり。それが数十メートルウエーブのように続いたのです。あまりの感激で涙が出てきました。その直後になんとあんなに苦しかった胃痛が嘘のように治まったのです。
 応援が何よりもの薬となり、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

師匠の最後の授業でした

2007-03-22 | Weblog
 95年から通い続けているワイン学校の一番の師匠であった先生がついに今回をもってお辞めになることになりました。先生のファンも多く、リピーターが毎期受講していました。
 とは言うものの、一年に数回プライベートで一緒に食事をするお付き合いが続いているのでまたお会いすることができます。でも人並み外れた経験からの鋭いコメントとワインへのこだわりが、授業という、ちょっと緊張する雰囲気の空間で聞くことがもうできないのだと思うとさびしいですね。
 最後は「ボルドーV.S.イタリアV.S.カリフォルニア 世界の銘酒の競演」というテーマでした。01年CH.LeovilleLas Cases,01年CH.Figeac,03年Ca`Marcanda Gaja 03年Ramey Diamond Mountain Distinct,01年 Viader というラインアップです。一番人気はなんとイタリアのカマルカンダでした。いつものブラインドテイスティングでは5つの中で、2年のヴィンテージの差があるので紫味の具合など色調の違いをよく見ることがポイントです。
 どれも1万円以上の高級ワインでしたので国に関係なくおいしかったです。



メドックマラソンのダミーとご対面

2007-03-21 | Weblog
 一昨年メドックマラソンに参加した時に知り合った仲間と一年ぶりの飲み会です。その後ちょくちょくと仲間同士でワイン会を開いていたようですが私はスケジュールが合わず参加していませんでした。
 昨年もまたメドックマラソンに申し込みながら結局休暇が取れず涙を呑みました。七万五千円も投じたのがぱあ。ところが数ヵ月後に写真屋さんからレースを走る私の名を名乗ったランナーの写真が届いたのです。後日わかったのはキャンセルした私の代わりに当日滞在していた日本人女性が私の名前で参加したとのこと。
 偶然にも今年初めのツアー会社主催のワイン会でその人が私のメドックマラソンの仲間と知り合い、今回この飲み会でご対面となりました。それもその方とその友人は今日が誕生日!持ち込んだワインを味わいながらフレンチのフルコースのランチです。誕生日のお二人は特別プレートのデザートで。
 写真が届いた時は「悔しい!私の代わりにこんなに楽しそうに走っている。金返せー!」と心で叫んでいましたが、お会いすると私のおかげでなかなか取れないナンバーを手に入れられてすごく楽しかったと感謝されて、参加資格が無駄にならずに喜ばれてよかったと思いました。
 ただしランナーでない方なので20キロでリタイアしたとのこと。どうせなら思いきりワインを堪能して完走してほしかったなぁ。

Qちゃんにかぶりつくために

2007-03-19 | Weblog
 レースはQちゃんが所属するファンテインがメインのスポンサーだったので、スターターにQちゃんが立ちました。ランナーの間で絶大なる人気を誇るQちゃんが現れると大きな声援が響きます。
 スタート地点までは手荷物預かり所から1キロ以上あり、30分前に整列させられて大移動しました。私はまたトイレに直前に寄るうちに出遅れ、後ろの方からついていきます。持っている記録が女子は3時間20分以内であればエリートランナーの枠に入れて手荷物からすべて優遇されますが、悔しいことに48秒差で一般です。そうなると自己申告で表示のある目標タイムに並ばなくてはなりませんでした。
 ところが最後から来たので4時間の所でもう混み過ぎて前に並べません。スタートラインまで2分近く差ができました。これでは自己新記録を狙うのはかなり厳しいです。要は2分さらに速く走らないと公認の記録として残らないからです。
 それでもQちゃんが目の前に近づいているのでせっかくなら一番近くに寄ってみたい!走りながら徐々に左端に寄って真下に来て写真を撮りました。残念ながらQちゃんは遠くを見ていますが。笑顔で手を振り続けるQちゃんにかぶりつき、走るパワーをもらう引き換えにタイムのロスがベストタイムを遠のけていました。

富士山目指して走りました

2007-03-18 | Weblog
 走ってきました。第一回湘南国際マラソンです。前日に藤沢に泊り、ナンバーを受取りました。その時に会場の江ノ島は北風がびゅんびゅん吹いていてすごく寒い。翌日がかなり憂鬱になりました。
 当日は9時スタート。天気は快晴です。でもやっぱり寒い。前回の様に長袖を2枚重ね着しました。ところが予想していた北風はそんなに強くなく、強い日差しでかなり暑くなってしまいます。読みを誤ったな。ところどころかなり暑かったです。
 結果、悪夢再び。15キロ位から胃のむかつきが、痙攣を起こす前の胃の収縮に変わり、5分ごとに胃が押されるような感覚です。もう狙っていた記録の更新はさようなら、それより写真を撮りまくって走った東京マラソンよりもずっと遅いゴールになること必至です。
 もうあと2キロ走ったら歩いていいよ、と自分を励ましながら最後まで走り続けました。結果、3時間36分でゴール。でもスタート時に2分の差があったのでまあよく頑張ったとします。苦しかったレースですが、往路はくっきり見える富士山を正面にとらえて走り続けて気持ち良かったです。
 仲間は頭に富士山に桜をつけて走り、かなり声援を受けたとのことでわがクラブではかぶり物がひそかなブームとなっています。

箱根でのプチトレーニング

2007-03-15 | Weblog
 到着した日には宿泊した大平台の近辺で標高810メートル程の浅間山への往復を走りました。でもすでに時間は4時半です。入口には片道60分の表示が出ています。ちょっと躊躇いましたが2年前に富士登山競争に出る仲間と練習で富士山を登った時に、次の山小屋まで15分の表示の距離を5,6分で登れたので急げば往復で1時間で帰ってこられると思いました。
 思ったとおり1時間で戻れましたが自分を過信していたかなとちょっと反省です。確かにコース的には難しくない山でしたが、それでも前日の大雨で下がぬかるんでいて尻もちをついたり、何度もつまずきました。もしそれで歩けなくなるような怪我をしてしまったらどうなっていたでしょう?往復で出会ったのは往路の6合目でカップルだけでした。山道はライトもありません。どんどん暗くなって寒さも増していきます。旅館の部屋で一人待つ母が暗くなっても戻らなかったらどんなに慌てたことでしょう。
 初めは低酸素トレーニングだし、心肺機能アップにいいな、なんて思っていました。でも無事に予定通り帰ってきて、慌てて食事前に温泉に浸かりながら、ランナーとして状況を考えてトレーニングしなければいけないと反省していました。
 

懐かしの温泉地で親孝行

2007-03-13 | Weblog
 母を連れて箱根に来ています。ニューヨークでかなり寝られたせいで翌朝もだるくなく、懐かしのロマンスカーに乗ってきました。そのロマンスカーもVSEと言う最新車両で小田原までノンストップです。片道2千円足らずで箱根湯本までこれるのですから成田空港に行くのと比べるとかなりお得ですね。
翌日も快晴です。山の中なので気温は低めですが観光日和です。 母の希望で彫刻の森美術館へ。ここは開館以来何回も来たことがあります。知人の彫刻家が2名、作品を提供していますが、まだあるかなあと母と探します。さすが開館以来シンボル的な存在のその作品は相変わらずぐるぐる回っていました。 またかつての彼氏らと定番のデートコースとして何回か来たこともあります。二人で記念撮影した思い出のオブジェを前にすると当時のことを少し思い出しました。周りには多くのカップルが散策しています。今の瞬間をどうぞ楽しんでね!と心で話しかけていました。

最短記録のニューヨーク

2007-03-11 | Weblog
 ジョギングを楽しんだ日はとにかく眠かったです。結局走った後は再びお夕寝して食事に行くだけのなんと9時間半しか起きていない日を送ってしまいました。
 広ーいセントラルパークでは6、7キロジョグしました。はじめは東側の、プラザホテルの前から入って北上します。2キロ過ぎるとメトロポリタン美術館を脇に眺め、公園内最大の貯水池にでます。ここは98年にランニングトラックが出来大きな貯水池の周りが約2.5キロ弱くらいの周回コースとなっています。
 夏に来た時は青い空に摩天楼と緑の森が映えてとても美しい景観でした。今回は晴れていますが池は完全に凍っていて野鳥がちらほら見えますがなんかグレーなイメージです。
 寒いので貯水池を1周して西側のコースを辿って戻りました。72丁目にかかるとジョンレノンの住んでいたタゴタのアパートの前です。せっかくなのでストロベリーフィールドのイマジンの碑に行ってみました。
 さすがに寒くても観光客で囲まれています。でも夏に比べるとデコレーションがかなり質素です。レリーフでさえ季節感を出していて、まもなく春を迎えると再び美しい花々で飾られるのだろうと想像しました。