仕事納め 3

今年最後の深夜担当を終えた

あなたと話せてよかったと 何人かに言われた
そう言われれば嬉しいが 実際 どうなんだろう


つまりは こちらが心地よく終わる電話と言うのは
リピーターを生んでしまってるかもということ


とにかく 緊急性のある相談よりも
リピーターと言われる人の電話が多い
また 性的な何かを満足させたい電話も相変わらず多い
この二パターンが重なると始末が悪い
巧みな作話によって こちらの誠実さを利用して
かけ手の思う壺にはまっていかされる
そんなことに あとになって気づく電話もある

電話相談は 人間の深層と関わる作業だと
改めて感じさせられる
こちらの深層心理も動かされる

電話相談依存を生むような受け方はいけない

難しいけど 聞き分けなければいけない

なぜかけてきているのか

今繋がっている人にとって
長く聞くことがいいことなのか
考えなければいけない

なにより 電話をとることが
私の自己満足になってはいけない

ちゃんと聞き分けて
一期一会の良き隣人でありたい

今の私は まだまだだ

来年への持ち越し宿題だ