仕事納め 2

明日夕方 入浴介助の仕事をして
本年度のヘルパーのお仕事を納める

今年は電話相談のリーダーを始めたので
ヘルパーの仕事を減らした
広報などの仕事も増えたので
ヘルパー業務の減少は結果としてよかった
孫の面倒や自分の旅行とかにも
時間をとっておけて
なかなかいい配分だった

現在は 介護保険枠と自立支援枠一方ずつの入浴介助
介護枠の掃除 お料理 身体介助のお三方
自立支援での散歩同行と生活支援の二方
もうひとつ月一の同行支援をしている
あとは 単発やピンチヒッターで何人かをうけもった

ちょっと自立支援枠の方のことはおいておいて
介護保険で入っている方々に思いを馳せる
以前から頭ではわかっていることだが
つくづく最近思うことは
この仕事は 「衰え」に寄り添うことなんだということ

Tさんという90才のおじいちゃん
最近 いつ訪問しても布団のなかにいる
だるくて動く気がしないと言う
元気がないのが気掛かりだ
以前は テレビショッピングて色々買って
届いた商品に喜んだりガッカリして楽しんでいた

Yさんというおじいちゃんも生活に疲れた様子で
本当に元気がない
先日は思わぬところで おでこに四針縫う怪我をして
なおいっそう滅入っているようだ

まだ70前半だが脳梗塞の後遺症で
半身麻痺のKさんも いつもなんとか
自分を奮い立たせようとしている‥‥きっと
何かに押し潰されそうな自分を感じているんだろう

色々な方の人生の終着駅近くで
私は小さな手伝いしかできていない
でも なんか少しは役に立っている気もする

そして 心のどこかで 自分の行く道を感じながら
彼らとの時間を大切にしているんだろうと思う

私がそうなったときに
隣にいてくれるのは誰なんだろう

ふっとそんなことも思ってみたり‥‥

どんな場面になったとしても
私は私らしく それらの時間を過ごしたいと思った