まず こんなに山歩きを楽しめる体をくれた父と母に感謝・・・
日本で一番高いところにある遊歩道(お鉢 笑)を歩きながら
なんだか すごく父と母にありがとうを言いたい気持ちになった
墓に布団は着せられず・・とはまさに この時の私の心境だった
もっと高いところから 私の涙を見ていてくれただろうか
山ノートをひっくり返してみた
2006年の二月に 初めて大山に連れて行ってもらった
(あれ? 山歩きを始めてまだ三年たってない??!!)
若い頃に 数回アルプス銀座をあるいたことがあるけれど
それ以来本当に初めて山に挑戦したのだった
のっけから アイゼンをつけて歩いたっけ
思いのほか? いや 思ったとおり山歩きは楽しくて
それ以来 時間を作って山歩きをしている
自分ひとりで行くところはタカが知れていて
山小屋とまりとか ちゃんとした山登りは
ほとんどこちゃ@Yさんにつれてってもらっている
はじめの頃の記録を見れば 5時間くらいでふうふうしている
今は なんとか8時間は歩けるようになった
今回の富士山も かなり速いペースでいけたので
一日目に登頂とお鉢巡りをすることができた
二日目には お中道を通って 宝永山までトラバースした
このルートは地図に載っていない道で
山小屋の人たちが作ったルートのようだった
そんなルートを取れるのも こちゃ@Yさんのおかげ・・・
GPSと地図を確認しながらの歩行は
砂に足がとられて歩きにくくても
富士山に抱かれているような気持ちになった
大きな山だな~~~~ そんなことを実感できた
本当に富士山は大きかった
お天気に恵まれたせいもあるだろう
お天気が悪くなれば 一気に山は私たちを拒絶するに違いない
初登頂にこんな天気に恵まれるなんて!
(神様がいるとして)神様に感謝したい気持ちになった
富士登山は誰に聞いても楽しい山登りではない
修行ですね~~という人もいれば
目標は見えるのにいつまでたってもつかないという人もいる
砂だらけでいやになる 二度と行かないという人もいた
そんなことを一杯聞いていたから
覚悟はしていたので 思ったよりはすんなり登れたように思う
もっとも 初めての2000メートル以上の高度に入ったら
体が まったく動かなくなって 足が出なくなってしまった
気力と体力がばらばらになってしまって すっかりペースが乱れた
初めての高度に体の機能が働かないって感じだった
頭が痛くなったらギブアップしようかと思っていた
そんなもたもたしている私に こちゃさんがナイスアドバイスをくれて
(深呼吸 リズムのある歩行と呼吸)
それ以降は いつものペースで歩くことができるようになった
歩くペースが出だしたら 呼吸を取るのが面白い
ラマーズ法の呼吸をしてみたり ちょっとお遊びもした 笑
とにかくしっかり息を吐けば かってに肺が膨らんでくれる
水分補給や写真を撮るのにちょっと呼吸を止めるだけで
あっという間に息苦しく 頭がふわっとしてくるので
あわてて深呼吸をして 体に酸素を送り込まなければならない
肺が一生懸命働いてくれているのがわかる
自分の肺の存在をこんなに意識したのははじめてだった
日本で一番高い所で
いろんなことを体験して
いろんなことを考えながら
いろんなことを感じながら過ごした二日間だった
下界に降りたとたん
普段のどじな私全開だったのだが・・・
この話は またいつか・・・
登山暦まだ2年で
富士山ですか?
8時間も歩けた!
17歳の時の事が鮮明に思い出されました。
登山の経験が余りないのに挑戦した事を。
8合目でダウンして、もう断念しなくてはならないかと思ったのですが、仲間の人達のお陰で無事登頂できたのです。
虹さんの?さんの存在も大きいようですね
でもその時の私の印象は、日本一綺麗な山は、日本一汚い山でした。
登山者達の捨てたゴミが散乱していて、がっかりしたのと覚えています。
最近富士山をクリーンにする会ができているので、
大分違うのでしょうね
でも羨ましいですね、山に登れるなんて
登頂した時にご両親に感謝をされたとの事
とてもジーンときましたよ
「健康な体に生んでくれて有難う」と
私も今感謝いたしました
そんな気持ちにさせてくれた虹さん、有難う
まこさんも富士山に登ったことがあるのです
シーズンオフのせいか ごみを見かけることはありませんでした
山登りだけでなく どんなことにでも伴走者がいると
持ってる力以上の力がわく気がします
友人や仲間に感謝です・・・よね