子供の権利

先日、あるスポーツイベントで主に子供向けのボルダー壁の立て込みとスポッターとして行って来た時のことです。
開場してデモで登ってると子供たちが集まって来る。
中には3歳くらいの子もいます。
ルールと注意事項を家族と子供に説明して、ひとりづつ順番に登らせてやります。

お父さんより登っちゃった小学校高学年くらいの女の子。
妹に負けて悔し泣きしてる男の子。
子供と一緒に始めたいからできる場所を教えてほしいと熱心に聞いてくるお母さん、お父さん。
中には初めてなのに自然にムーブができてる子なんかもいます。

そんな中、ひとりのお母さんが女の子二人に「危ないからこんなのやっちゃダメ」ってなことを言ってたので一緒にやってた仲間が「大丈夫ですよ、しっかり支えますから」と説明しだした。
自分が「どっちから登る？」と聞くとジャンケンをしだしたんだけど「ウチの子はこんな危ないことさせません！」と言われ子供を引っ張ってっちゃいました。
けど、姉妹は振り返ってずっとこっちを見てます。
しばし二人して茫然としてました。
「危なくないスポーツって、あったっけ？」
「多分、ないと思う」
てな感じのやりとりのあと仕事に戻ったんです。

アメリカのある幼稚園はこんな目標をかがけています。

・新しい事に挑戦しなさい。

・泣く前に挑戦しなさい。

・私はできないではなく、私はできると言いなさい。

・挑戦さえしたら何だってきっとできる事を知りなさい。

・失敗はこわくないんだということを知りなさい。

・問題を解決する方法はひとつではない事を知りなさい。

確かにクライミングには危険がつきまといます。
けれどクライミングに限らず、親に子供の挑戦を止める権利はないと思います。
いろんな事に挑戦することは子供の権利であり、それを見守りサポートするのは親やまわりにいる大人達の義務だと思います。

最近

おかげさまでrumlimeが忙しくなってきました。

事務関係はHPのオープン準備、各種講習の参加。
クライミング関係ではコンペ用のハリボテ、チョークバックの製作、ウォールのメンテ、イベントへの参加。
後はサイン製作、ジュエリー製作、コンサートステージ、TV、CMセット製作＆立て込み。
オリジナルTシャツなんかも動き始めています。
おかげでブログの更新が遅れちゃってますが…

これらは一重に皆さまのおかげです。
これからもよろしくお願いします。

rumlime CREW&STAFF一同

ありま整体院 ５周年

ありま整体院の５周年にともない店舗のリニューアル工事をしました。
rumlime amiの旦那さんのお店です。
仕上がりは直接行って確かめてください。

http://www.arima-seitai.com/index.html