光に透けると どんな色?

様々ゆえに色々あるのか、色々ゆえに様々なのか。
不可分のそこで にっこり真顔。
皆みな様に愛と美と調和と笑いを。

一人に一つの世界

2008-08-29 | 暮らし
中3長女は、夏休みに入ってからも部活中心でした。
一緒に行動する機会が徐々に減ってきて
この頃は、中3長女の写った写真も少なくなりました。

これって、子供の成長の証なんでしょうね。
親の手から、子が離れていっていることの。

一人ひとりに一つずつ、
好きに生きていい世界が割り当てられているって、
わたしは教えられたことも、子供に教えたこともないけど、
久しぶりに聴きに行った演奏会で
楽しそうにサックスを吹く中3長女の姿を観て
確実に、この子にはこの子オリジナルの世界が
芽生えつつあるんだな~と実感しました。

幼児用の小っちゃな椅子に座る
よそのお母さんの尻のはみ出具合を見て
自分の尻が恐ろしくなったり
人間てどこまで成長するんだろうとか何とか...



そんなとりとめのない事を考えながらも
体いっぱいで歌う幼児たちの可愛い姿と、
演奏する中学生たちの ”ほんの少し前の時代” を重ねて
録画しながらウルルと涙してしまいました。

幼稚園児向けの余興もちゃんと用意していて、
また笑わせてくれるんですコレが。
とても楽しい時間でした。
たった4曲の短い演奏会だったけど、わたしは
今まで聴きに行ったなかで一番感動しました。
よくやったねキミたち♪



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自分自身のバリアフリー化

2008-08-28 | 暮らし


小5次女と2人でスケートに行ってきました。
友達は現地で調達。

写真に写っている女の子は、家族4人で来ていたのですが、
知り合って30分もしないうちに、
小5次女はすっかりそのファミリーの一員になっていました。

そして写真中央の左手にいるおじいちゃんは
わたしの友達になってくれました。
休憩で戻ってきたところ、わたしの隣に座りはって
「お嬢ちゃんは、スケートはまったくの初めてというわけじゃ
なさそうやね」 と話しかけてくれたのがご縁。

「スケートはもう長いんですか?」 と訊ねると
「72歳から始めたんよ」 との返答。
思わず 「え」 に濁点つけた声で驚いてしまいました。

聞くと、今75歳で、毎日スケート場に来ているとのこと。
「ここにはね、3歳から85歳までの友達がおるのよ」 と
嬉しそうに仰って、それからいろんなエピソードを
聞かせてくれました。

「戦後まもない頃ね、16歳から20歳までの4年間、
スピードスケートをやってたんよ。
けど男は仕事せなってんで、それっきり。
ところが、72歳の時、ほら、高齢者は乗車賃がタダだからね、
暇にまかせて中央線を各駅で降りてそこを散策しとったの。

ある日朝潮橋で降りたら、大きな体育館が出来とって、
そこのプールがスケート場になってるのを知ってね、
あぁこんなところにスケート場がある、いっちょ私も!と
家に帰って探したら、16歳の時のスケート靴が
まだ履ける状態で見つかってねえ。
紐だけはボロボロで変えたけどね。
あとは、ほら、この革しっかりしてるでしょ?
(と足を軽く上げて、わたしにスケート靴を見せてくれた)
それがスケート再びのきっかけ。」

もう、もう、おじいちゃんのチャレンジ精神と、
物持ちの良さに感服です。
幾つになっても自分に限界を設けない人の、
なんていう頼もしさ美しさ。

もうこんな年だから、(始めるには無理がある)
いや知らない人だから、(話しかけらんない)
これはもう古い型だから、(使えないでしょ)
自分のなかにある見えないバリアが
おじいちゃんのおかげでチラチラ見えました。

別れる時には、話しかけてくれてありがとうございますの
気持ちでいっぱいになりました。
はい必ず!またお会いしましょう♪


ところで。
真夏とはいえ場内はとても寒いので
「一番あったかくて動きやすい冬服」 をと
選んで持ってきたのですが...。

トイレで着替えを済ませ、出てきた娘を見てビックリ。
オレンジと真ッピンクの組み合わせ・・・
上下の色合いなんてまったく頭になかったーっ!
許したまへ我が子よ。

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文楽に親しむ

2008-08-26 | 暮らし
パソコンに向かう時間が少ないこの頃ですが、
夏休み中の色々を、少しずつでも記事にしていきます。



人形浄瑠璃を楽しんできました。
子供向けに創られた西遊記、
とってもおもしろかったです♪。

伝統芸能というものに対して、勝手に
堅苦しいイメージを持っていました。
が、文楽は大阪で発展を遂げた文化。
よく考えたら、この大阪で
んな堅苦しい文化が生き残れるわけがないですもんね。

時事を面白おかしくひねって笑いをとる数々のシーンに
今も昔も変わりない大阪人の気質みたいなものを感じました。




これでもか~ってぐらい、随所に笑いてんこもりでしたよ。
とはいえ、文楽という芸能を支える人達にスキはなく、
物語を語る太夫の、どっしり腹の据わった声、
勢いと情緒のある三味線、
3人で一つの人形を操る人形遣いのイキの合った動き、
とっても素敵で素晴らしかったです。

今度大人向きのものも観たいねって
たれたらこと話しつつ、国立文楽劇場を後にしました。

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秋っぽく

2008-08-25 | 暮らし


着々と、季節はすすんでいますね。
筋肉姿で梅雨のご挨拶をしたのが
ついこないだのような気持ち。
早いわ~、いろいろと。


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猫に訊ねてみる

2008-08-08 | 犬・ねこ・動物


たった一つの出会いが、それもたった10分程の会話が、
人生をさらにおもしろい方向へ向けるような
インスピレーションをもたらしてくれる...
そんなこともあるわけで。

今からちょうど3年3ヶ月前、コンサートまでの待ち時間に、
家族で大阪城の敷地内を散策していた時、
ふと足を止め、ちょこっとだけ話をした男性を探しています。



今になって、その人にどうしても訊ねたいことができ、
休日を利用してたれたらこと一緒に何度か探し歩くものの、
会うのは猫ばっかり。

まぁ、最初から猫エサ持参で出向いているんですけどね。




見知らぬおじさんに
「こっちに子猫がおるよ」 と藪の中に案内された時は、
子猫お持ち帰りの誘惑に、ぶるぶる体を震わしてこらえたものです。
(翌週やっぱり気になって見に行ったのですが、
夢だった? ってくらい小屋も跡形もなくなっていました)

で、その男性探しのお話。

今年4月、老人ホームのお花見で、偶然その人を見かけました。
が、団体行動ゆえそばに寄っていくことができず、
その日は声をかけずに帰りました。

7月、図書館で借りた本を読んでいると、
なんと著書の中に、その男性と思しき著述がありビックリ。

頼みます、実物に会わせてください。


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