光に透けると どんな色?

様々ゆえに色々あるのか、色々ゆえに様々なのか。
不可分のそこで にっこり真顔。
皆みな様に愛と美と調和と笑いを。

流星じゃないけど

2009-10-25 | 暮らし


地球にオリオン座流星群がやってきた今週、
大阪の我が家には、
九州に住むわたしの両親がやってきていました。

理由は、全盲の母のたっての願いを叶えるため。
この一ヶ月ほど、母は、
もしかしたら目が見えるようになるかもしれないと
奈良で噂の病院へ行きたがっていました。
が父は、 「行っても無駄じゃろ」 と、
母をなだめ続けていました。

我が家のリビングでくつろぎながら、
大阪に来ることになったいきさつを話す父は、
「じゃけんど、この本を読んだらのぉ・・・」 と
九州から担いできたリュックサックから
おもむろに一冊の本を取り出して、朗読を始めました。




それは先日、姉がけいれんで再入院した時に
わたしが父にプレゼントした本でした。
『最後だとわかっていたなら』





診察の結果は、父の言うとおりになりましたが、
ここまで遥遥連れてきてくれた、という事実が、
母の心の、これからの支えになったようです。

母もすぐ笑顔になり、
「目がダメなら、奈良公園で鹿でん一頭捕まえち帰ろう」 と、
冗談を飛ばして、気持ちを切り替えていました。

母 「連れてきてくれてありがとうな、父ちゃん」
父 「いんや、いいぞ。
   これでオマエがいつ死んでん、オレぁ心残りはねぇ」
母 「・・・父ちゃん、うちダイヤモンドが欲しい!」

病院からの帰り道、
オセロな夫婦の、おどけた会話は延々と続いたのでした。


神戸に引っ越すことを
両親にまだ話していなかったので、
ちょうど良い機会になりました。

さっそく新居へご案内。
そこで父の意外な一面を知りました。





父が高いところ苦手だったとは・・・。

人間どんな長い付き合いでも
新たな発見があるものですね。





流星のようにやってきて、
流星のように去っていった両親なのでした。


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狙われた、たれたらこ

2009-10-12 | 暮らし





















たれたらこの太ももで
猫はいつまでも熱心に
爪を研ぎ続けていました。


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スリルいっぱいな外食

2009-10-10 | 暮らし
急ぎの昼食のため、
家族で松屋さんに入った時。

わたしの向かいのおにいさんが、
勢いよく立ち上がり、
たれたらこに向かっていきました。




えーっ! おにいさん!

何が気に入らなかったのか
まったく検討つかず、
わたしはオロオロでした。

だのにたれたらこときたら
まったく動ぜず、
どんぶりバクバク続行中。

な、なんで?






ただの聞き違いでした。
ほ。


これとはまた別の日の夜。

神戸の南京町で、
中華を堪能していた時のこと。





二階のお座敷で、ゆるり
コース料理をいただいていたら、





突然の停電。





外も真っ暗。




しばらくして、お店のおねえさんが
懐中電灯を照らしやってきました。
なんと町全体が停電してしまったそうです。

以後ずっとこの状態で、
残りの料理をいただいたのでした。

主食は、ハプニング。


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家族と距離を置いた日

2009-10-06 | 暮らし



憑いて来ないで! と言っているのに
わざとぴったり後ろをついてくるものだから、
「お母さんのそばには寄らないで! 絶対!」
そう言い残して、わたしは家族と離れました。

ハロウィン・シーズンのUSJには、
仮装したゲストがたくさん訪れます。

が、この日は、





仮装しているのは、
背丈が大人の股間下までの子供だけでした。

それでもメゲることなく、我が一族は弾みます。

踊りましたとも。





撮りましたとも。






わたしは、3人の誰彼フレンドリーぶりを見て、
中学生時代に投げかけられた、
とある質問のことを思い出していました。

「あなたと○○さんとは、どういう関係ですか?」
何かの話で、担任にそう尋ねられたことがあります。
○○さんが誰だったか、もう思い出せないのですが、
多分、わたしの家の近所に住む大人だったと思います。

わたしは、担任の質問の意味が分かりませんでした。
関係って何?、みんな友達じゃないの?  と
逆に疑問に思ったくらいです。

わたしが堂々と 「友達です」 と答えると、
担任は、「友達じゃないだろ!」 と
強気で否定してきました。






え? 違うの?、と内心ものすごい衝撃を受けたのを
覚えています。

実はわたしはその時まで、本気で、
知り合った人は皆 「友達」 だと信じて生きていました。
もちろんその担任のことも、部活のバスケットのコーチも
大人だろうが子供だろうが、みんなみんな友達だと思っていました。

たった今くつがえされた真実に動揺しながら、
わたしは随分真剣に考えこんだ後、
「えーと、人間同士、です」 と答えました。

その時、なぜ周囲が大爆笑したのか
わたしにはまったく分かりませんでした。
ホントは、未だに分かっていないかも。





今でも、書類などの 「続柄」 という記入欄を見ると
ちょっとした息苦しさを覚えます。
会話のなかでも、 「どういう関係?」 と聞かれると
返答に困ってしまいます。

人と人との関係を、細かく分別して
さらに互いに断定しあうほど、
わたし達は固定化された存在なのかなぁって。





確かに、血の関係でいえば、
親子という関係は成立するけれど。

一人の存在として見れば、たれたらこも娘たちも、
そして通りすがりに目が合って笑いあった人も、
「やっぱりみんな友達だ」 って、
そう思う自分が、いまだに、事実として、います。

みんな、わたしの友達。
愉快な。陽気な。頼もしい。おばかな。まじめな。心強い。
友達。

そんな内なる確認をかみ締めながら
仮装した変態 3人へ目をやると、





「ずっと気になっていたんです! ぜひ一緒に」 と、
可愛い学生さん達に呼び止められ、
思い出の写真に納まらせていただいてました。

そのあたたかい触れ合いを見て、頭の中で、
アンジェラ・アキさんの、
15歳の自分にあてて歌う 「手紙」 が流れ始めて、
思わず泣きそうになりました。



中学生のわたしへ
みんな友達。
それでいいんだよ。


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うん。
いいよね。

覚えの無い写真

2009-10-01 | 暮らし













なんでたれたらこが一寸法師やねん。
誰が撮ったんだか
時折こういうアングルの写真が
わたしのデジカメに入っています。

愛と友情のワンクリックありがと♪