吹き抜ける風

MBTI→INFP型、エニアグラム→タイプ4w5、ゲーム、アニメ

【アニメ】「魔法少女まどか☆マギカ」3~4話 [やっぱり次元が違う件について]

2011-01-31 23:58:40 | 魔法少女まどか☆マギカ
魔法少女まどか☆マギカ 公式
魔法少女まどか☆マギカ wiki
魔法少女まどか☆マギカ まとめWiki
魔法少女まどか☆マギカ Pixiv

魔法少女まどか★マギカ OP3  「ClariS コネクト」

関連記事:
【アニメ】「魔法少女まどか☆マギカ」1~2話 [次元が違う件について]
【アニメ】「魔法少女まどか☆マギカ」5~6話 [その獣、凶悪につき]

はい。大注目の第3話!

『願いごとって自分のための事柄でなきゃだめなのかな?
 例えば、例えばの話なんだけどさ。
 あたしなんかより困ってる人がいて、その人の為に願い事をするのは・・・』


願いごとが決まらない「さやか」は、幼なじみの恭介のことを想い
彼の為に願いごとをしようかと迷うが・・・その本意はどこにあるのか?

その行為は、彼自身の為に行うものなのか?
それとも、彼女自身の為の行為なのか?
『あなたは彼に夢を叶えて欲しいの?
 それとも彼の夢を叶えた恩人になりたいの?』


そう問い返す魔法少女の先輩マミ。
『その言い方は、ちょっと酷いと思う』と言い返す「さやか」だが・・・。
これは本当のことだ。

この作品の良いところは、
『甘い幻想など捨てろ』というメッセージを突きつけてくるところ。

そして今回は、
今まで「まどか」と「さやか」が魔法少女に抱いていたそれを、
あっけなく打ち砕く話になっている。

『私ってどんくさいし、何の取り柄もないし、
 だからマミさんみたいに格好良くて素敵な人になれたら
 それだけで十分に幸せなんだけど・・・』


一見すると、ほんわかしていて
主人公らしくない「まどか」だが強い劣等感を抱いている。
その為、自己を肯定する取り柄として魔法少女になろうと決める。
『魔法少女になれたら、それで願いごとは叶っちゃうんです。
 こんな自分でも誰かの役にたてるんだって胸を張って生きていけたら
 それが一番の夢だから・・・』


そう無垢な瞳で語る「まどか」

『憧れるほどのものじゃないわよ、私。無理して格好付けてるだけで・・・。
 怖くても辛くても誰にも相談できないし、一人ぼっちで泣いてばかり・・・。
 良いものじゃないわよ、魔法少女なんて』


辛い心の内を打ち明けるマミ。
その言葉をまどかは否定する。
『マミさんは、もう一人ぼっちなんかじゃないです』

心を分かち合える存在を欲していたマミは涙する。
そして芽生える絆。

『身体が軽い。
 こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて。
 もう何も怖くない。私、一人ぼっちじゃないもの』


だが、
それが詰めの甘さを生んだのか。
悲劇を生む結果となる。

大魔法を使い、敵の身体を射ぬくマミだが魔女の本体は頭だった。
そして、不意を突かれた彼女は為す術もなく魔女に食われてしまう。


本当にあっけない最後だった。

マミのこんな姿を見てしまった二人は震えることしかなできない。

そこへ、
1話から「まどか」が魔法少女となることに対して忠告をしてきた「暁美 ほむら」が助けに入る。
『目に焼き付けておきなさい。魔法少女になるって、そういうことよ』

彼女のお陰で「まどか」達は救われた。

ここまでが3話。


このお話。
魔法少女という題名でありながら
『世の中に都合の良いことなんてない』って現実を表現しているようにも思う。
魔法は確かに『都合の良い』ものなんだけど、その代償は決して軽いものじゃない。
今後、この二人がどれほどの代償の上で戦っていくことになるのかが見所。
そんなわけで今回のお話は『願いへの葛藤とマミの死』って感じかな。

今回までの付加情報まとめ
・ソウルジェムの魔法許容量は『願いごとの内容』と『資質』によるところがある。
・ソウルジェムはリング化して身につけることで魔法を発動させることができる?

・魔女の卵のことをグリーフシードと呼び。魔法少女は力の源である、それを欲している。


魔法少女まどか☆マギカ 第1話「夢の中で逢った、ような……」



続いて第4話


『もしも私の願いごとで恭介の身体が治ったとして、それを恭介はどう思うの?
「ありがとう」って言われてそれだけ?
 それとも、それ以上のことを言って欲しいの?
 ・・・私って嫌な子だ』


マミの言葉が依然として引っ掛かり悩む「さやか」
自分は、どうしたいのか?
そして、それは「まどか」も一緒だ。

『生きてるとパパのご飯が、こんなに美味しい』

マミの死に様をみて、生きているという意味を「まどか」は実感する。
自分は、本当に魔法少女になりたいのか?
『あたし、あんな死に方。
 今、思い出しただけで息が出来なくなっちゃうの。
 怖いよ、嫌だよ・・・』



マミの部屋を訪れ、魔法少女の夢を描いたノートをテーブルに置く「まどか」


彼女なりの決別。マミへの、そして魔法少女への。
『ごめんなさい。私、弱い子でごめんなさい』

今まで「まどか」が忠告に従わなかった為、
「ほむら」は、彼女の行動を快く思っていなかった。
だが、彼女が魔法少女にならないと決めたことで声を掛ける。
『向こう側で死ねば死体だって残らない。
 こちらの世界では彼女は永遠に行方不明者のまま。
 魔法少女の最後なんて、そういうものよ』



『酷いよ。
 みんなの為にずっと一人ぼっちで戦ってきた人なのに
 誰にも気づいて貰えないなんて、そんなの寂しすぎるよ』



『そういう契約で私たちは、この力を手に入れたの。
 誰のためでもない自分自身の祈りのために戦い続けるのよ。
 誰にも気付かれなくても、忘れさられても、それは仕方のないことだわ』



『私は覚えてる。
 マミさんのこと絶対忘れない』



『あなたは優しすぎる。
 その優しさが、もっと大きな悲しみを呼び寄せることもあるのよ』


このような幾つかの言葉から「ほむら」は「まどか」に対して確実に好意を持っていることが分かる。
しかし何故、そこまでして彼女を魔法少女にしたくないのか?
そもそも彼女は1話目で「まどか」の学校に転校してきたばかりの子だ。
そして彼女が「まどか」に対して好意を抱くエピソードもない。
このことから推測するに彼女の言葉は、
まるで未来の「まどか」を見てきたような、もしくは昔から彼女を知っている口ぶりに思える。
『貴方は自分を攻めすぎているわ、鹿目まどか。
 貴方を非難出来るものなんて誰もいない。
 居たら私が許さない』


普段クールな彼女が、ここまでの言葉を口にする相手となれば、
余程、大切な存在であることが伺える。

今のところ彼女が何を知っていて、何を目的としているのか分からない。
そして、何を願いとして魔法少女になったのかも・・・。
そんなわけで作中でも謎の存在ではあるのだが、その発言はいちいち耳に残る。
『現実を見ろ』と言わんばかりで、かなりいいヽ(´▽`)ノ

一方、そのころ「さやか」は「恭介」の病室で、
彼が事故で負った怪我が決して完治しないことを知る。
『僕の手は、もう2度と動かない。奇跡か魔法でもない限り治らない!』

『あるよ。奇跡も魔法もあるんだよ!』
そして決意する「さやか」
彼の為に、魔法少女となり自分を犠牲にすることを…。
この決断は確実に後悔することになるはず。
その時「さやか」は、どうするのだろう。
そしてそのことに「まどか」は、どう追いつめられてしまうのだろう。
見所ですね。




マミが居なくなったことで、この街は魔女の無法地帯となってしまった。
クラスメイトの「ひとみ」は魔女の虜にされ、集団自殺に追い込まれてしまう。
それを助けようと「まどか」は必死で止めるが、もはや彼女達は聞く耳を持たない。


そして、魔女の空間へと取り込まれてしまう「まどか」


それを助けに現れたのが魔法少女となった「さやか」だった。


しかし、それを快く思わない新キャラが現れる。

マミが死んだことを耳にした彼女は、
グリーフシードを自分のものとする為にやってきたからだ。
「よーするに、(邪魔だから)ぶっ潰しちゃえばいいんでしょ?・・・その子」ニヤリ

その名も『くぎゅうぅうううう』キター(゜∀゜)

いえ、名前はまだ無いです。CVが釘宮理恵さんなだけで(笑

下部コメント参照:釘宮理恵さんじゃなかったらしい/(^o^)\
キャラクター名:佐倉杏子 CV:野中 藍

第4話完

それにしても本作、本当に隙がない作りだなぁ。
ほわわんとした絵は平和な世界であることを強調している。
だからシリアスなストーリーと絵が合わないようでいて、
このアンマッチが魔法や魔女の異質さを表現してもいる。
これからも本当に楽しみです/(^o^)\

おまけ。
1.外国人の文字解析が凄いらしい。
まさか1話目から解読するとか、どんだけーw

【魔法少女まどか☆マギカ】外人凄すぎワロタw 第1話に登場した文字を外人が解析!! かくれオタのブログ様

2.音楽がイチイチ良いのよね
つか、誰が作ってんじゃーい(ノ`△´)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵
梶浦由記・・・はて、どこかで聞いたことがあるような?
作曲者 梶浦由記 歌詞タイム
Loveless opening full version

この曲もってっし( ̄□ ̄;)!!

あぁ、ヤンマーニの人だー!ヽ(´▽`)ノ
MADLAX (nowhere)


・・・いや、つーか『See-Saw』の人じゃねーか!!!
Kimi ga Ita Monogatari

それに、この人『.hack』の歌だけじゃなくBGMも作ってたのか…。
Ruiが『.hack』っぽくね?っていってたけど、そのとおりだったんね(笑

ちなみに魔法少女まどか☆マギカのEDも梶浦由記さんが作ってます。
魔法少女まどか☆マギカ ED - Magia


3.口元を写すシーンが多いのだけど、ちょっと怖かったりする。
  何を思っているのか、何を言うのかを想像させてくれてナカナカ良い。
  色々とカットが秀逸。

4.監督は化物語の人
  新房昭之さん

おしまい
魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
悠木 碧,斎藤千和
アニプレックス

.hack//SIGN ORIGINAL SOUND & SONG TRACK 1
ビクターエンタテインメント
ビクターエンタテインメント

.hack//SIGN ORIGINAL SOUND & SONG TRACK 2
ビクターエンタテインメント
ビクターエンタテインメント

森永 パックンチョ<ちょこ> 47g ×10個
森永製菓
森永製菓


関連記事:
【日常雑記】ClariSって、そも何者?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。