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でこのブログ☆私好みの宿日記

ネコのこと 45

久しぶりの記事なのに「宿」じゃないじゃん!
・・・と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実は旅行に行けない理由がありまして。。
 
そんなこんなで久しぶりにネコの話しを・・・
前回ネコの事を書いたのはいつだろうと思って
見たら1年10ヶ月も前でした。
 
実は8月頃から色々ありまして
8月9月10月とメンタルがダダ下がりで・・・
それは今もまだ続いています。
 
確かにここ5年以上、何事もなく平穏でした。
こんな毎日がいつまでも続くといいなぁ~と思っていましたが
やはり良い事ばかりは続かない。
運気は上下するものですね。
 
人間って下降運気に慣れてくると
段々それが当たり前になってきて
最初の頃よりは、まだ気持ち的に保てているんですが
それでもやっぱり常にその事が頭の隅から抜けない毎日は
正直楽しくなくて、ずっと曇天で、なかなか晴天にはなりません。
その中の1つがネコの事。

うちには以前は 上の写真、左から
ツブ・アメ・ミニと3匹のネコを飼っていました。
以前ブログにも書きましたが5年前に白黒のミニがリンパ腫で亡くなり
(くるみの出産と入れ替わりに虹の橋を渡ったので
亡くなった年は決して忘れる事ができません。)
そのあとは2匹で平穏に過ごしていました。

次は年齢的に現在18歳のツブが
老衰で亡くなるんだろうと思っていたら
なんと一番若いアメに病気が見つかってしまったんです。
 
アメはコロナ渦で旅行に行けない時に
くるみとよく一緒に登場したアメショーもどき?のネコです。
昔から私のブログを見て下さっている方は
覚えていらっしゃるかもしれません。

元々、雨の中、段ボールに入れて捨てられていたところを
孫が見つけて、私の家に連れてきたのが始まりで
生まれて数日しか経っていない乳飲み子
雨に濡れとても衰弱していたので
すぐ病院に駆け込み、そのまま入院。
下の写真は入院中のものです。

「助からないかもしれません」と先生に言われ
携帯が鳴ると、動物病院から!?とドキドキしたのを覚えています。
結局32日間と、入院は長期になりましたが
(医療費の高額だったこと!)
なんとか命を取り留めそれからうちの子になりました。
 
譲渡会にも1,2度出しましたが
おしっこの粗相が多い子だったので
あきらめて、うちの子にすることにしました。
 
それから7年。

衰弱して保護した猫は、風邪のウイルスをずっと
体内に持っていて、免疫力が落ちると涙目になったり
鼻が詰まったり・・・そんな症状が出るのが常で
アメも例外ではありませんでした。

しかしそれ以外は大きな病気をする事もなく
元気に過ごしていたのですが
8月頃から、左目に目ヤニが出るようになりました。
いつもの風邪からくる涙目が少しひどくなったのかな?と
その時は軽く考えていました。

実はその同じ時期に、最初に書いた
家族にある出来事が起きたので
アメの事が気にはなりながらも
後回しになっていました。
 
9月になり、家族の事が少し落ち着いたので
そこでやっとアメを病院へ連れて行く事が出来ました。
病院の待合室で撮った写真です。

目薬を出され、朝昼晩と差しましたが、なかなか回復しません。
1本5000円もする「センジュ」という
高額な目薬を使っても改善せず。
そんな頃には目がふさがってしまうほど
目やにが出るようになっていました。

さすがに先生も治りが悪いので不審に思ったようで
目の粘膜の細胞を採って外注検査に出したところ
10日後、結果が届き、先生から聞かされた病名は
なんと!なんと!「扁平上皮癌」
ガンの中でも一番厄介なガンでした。

保護活動に関わっていると、いろんな病気は見聞きしますし
もちろん「扁平上皮癌」も知っていましたが
白猫の耳に出来るガンとして有名で(紫外線の影響でできる)
まさかそんなガンがうちのアメの、ましてや目に出来るなんて
青天の霹靂で、とても驚き、大ショックでした。

目なので、外科的手術は顔の半分を切除する事になるので出来ない。
抗がん剤も効きが悪いので使ってもあまり意味がない。
ということは、もうあとは飲み薬での対処療法しかない・・と。
あちこちネットでも調べましたが、いくら手術をしても
また再発を繰り返し、早かれ遅かれ亡くなってしまう。
そんなブログやSNSばかりで、
扁平上皮癌で「治った」という記事は1つもヒットしませんでした。

扁平上皮癌は内臓系の癌と違って
進行が目に見えるので、とても痛々しく
飼い主はメンタルがやられると言われています。

確かにもう左目はボッコリの穴が空き
いつも血が出てジクジクしていて
それが最近は鼻の近くまで広がってきました。

先週、あちこちにぶつかって歩いているので
なんか変だな??と思ってじっくり観察していたら
そうやら目が見えない様子で、とうとう正常だった右目も
視覚が奪われてしまったようです。
テレビの上が大好きだったアメですが
もう登る事が出来ません。
お気に入りのソファにも行く事ができません。
真っ暗闇の毎日、どんな想いで過ごしているかと思うと
可哀想でなりません。

そんな感じで、来る事が少しずつ減っていますが
幸い、救いはまだ食欲があること。
 
ただ・・・
見えないだけなら、匂いでご飯の場所が分かりますが
鼻が詰まっているので、匂いも分からず
自分から食べなくなってしまったので
高栄養のウエットフードを、シリンジで1日数回与えています。



体重も3,2キロだったのが2.6キロまで減ってしまいました。
背中を触るとゴツゴツと骨にあたります。
 
でもいいんです!
食べてくれさえすれば。
 
おととい、左目を覆っていたカサブタがはがれて
大量出血して、大慌てしましたが
ティッシュでしばらく押さえていたら血が止まり
ホッとしましたが、外見的には、あまり広がっていないように
思っていましたが、目の奥では
ガンがどんどん増殖しているんだと実感しました。
きっと痛みもあると思います。
 


つらい つらい つらい つらい
完治のない介護は
いくら書き並べても足りないほどつらいです。
 
扁平上皮癌だと言われてから2ヶ月。
調子の悪くなったのはその1か月ほど前なので
トータルで3ヶ月。
 
先日先生に聞きたくても怖くて聞けなかった
命の期限を尋ねました。
「それは僕にもわからない。
今はアメちゃんとの毎日を大切にして下さい」と。
 
確かにそうですね。
命の期限を知ってもどうにもなるわけでなく
カウントダウンが近づけば
かえって辛くなるだけ。
 
とにかく今は、アメの日常が
穏やかに過ごせるよう願うだけです。
 
 
これから1カ月後?2か月後?
命の綱でもあるご飯を食べなくなったらどうしよう?
 
その時は・・・点滴に毎日通うのか
もう病院通いはやめて、自然に任せるのか
アメの最期は私の選択にかかっているのかと思うと
重くて重くて心が押しつぶされそうです。
 
とにかく痛みや苦しさだけは取ってあげたい。
今の私の一番の願いはそれです。
 
 
なんだか気持ちが揺れていて
まとまらないしめくくりになってしまいましたが
ごめんなさい。



 




















 

コメント一覧

ひらら
> ひらら さんへ
ひららさんも辛い看病の経験を何度もなさって
おられるんですね。。。
本当にひららさんおっしゃる通りで
動物との暮らしは沢山の癒しや幸せを
もたらしてくれますが、病気になってしまうと
本当に見ているのが辛くて言葉が話せないので
飼い主がその子を見て感じて判断するしかなく
後悔の無い治療や、やってあげられる事
そして満足いく最期を迎える事って
本当に難しいと感じています。
ひららさん、Instagramやられてますか?
「獣医師シワ男」先生、一度ご覧になってみてください。
毎日更新されていてフォロワーの数も凄いです。
ためになる猫の話しが多いので参考になりますよ。

温かいメッセージありがとうございました😊
かなちゃん
> かなちゃん さんへ
旅の記事だけでなく、孫や猫の話しも
楽しみに見て下さっていてとても嬉しいです。
ありがとうございます。
くるみとアメの2ショット…
今となっては懐かしく幸せな日々でした。

まだなんとかご飯も食べていますし
目が見えなくなっても
壁にぶつかりながらでも歩いているので
まだまだ生きる力は残っていると感じています。
私もしっかり見守っていきたいと思います。
メッセージありがとうございました。
かなちゃん
旅の参考に…がきっかけで、でこさんのブログを読み始めましたが、お孫ちゃん達や猫の話もとても楽しみに読んでいたので、あめちゃんの事はとてもショックでした。
大好きなでこさんと、大好きなお家で一緒に過ごせて、あめちゃんは幸せですね。
なるべく痛みが少なく、穏やかな時間を過ごせるように願っています。
ひらら
以前我が家の猫の事でコメントさせて頂き、でこさんから
セカンドオピニオンを検討したらとコメントを返して頂いたものです。その後病院を変わり治療方を見直してかなり日常生活が改善されました。
子猫のときの重度の猫風邪の後遺症なのか、身体中の粘膜がダメで特に夏は辛く、では冬は良いのかと言えば
少しでも部屋が暖かいと辛いらしくどんなに寒くても寒い玄関でうずくまっており、何も無い空間に向かってシャーシャーと悲鳴なのか怒りなのか‥見ている方も辛くやり切れない日々でした。
その前の猫も18年生きましたが晩年は乳癌で辛い毎日でした、
猫に限らず動物との暮らしはかけがえの無い幸せをもたらしてくれますが、辛い事も多いですね、
どうか少しでも痛みや辛さが軽減される事を願って止みません。
rugby67170613
> haco さんへ
くるみのと写真覚えてて下さり嬉しいです。
今もくるみはよく遊びにきますが
一番にアメのところに行っておしゃべりしてます。
「目痛くない?」「今日はご飯食べた?」と…笑
まだアメはたった7歳なので可哀想でなりませんが
少しでも穏やかな日々が続くように看病がんばります。
お優しい言葉ありがとうございました。
rugby67170613
> monmonbongo さんへ
はい、私が負けていてはアメが可哀想なので
笑顔でたくさんアメに声掛けしてがんばります。
メッセージありがとうございました。
monmonbongo
アメちゃんが穏やかに過ごせますように。
でこさん、大変だと思いますが根詰めないように
ご自愛ください。
haco
でこさん
可愛いアメちゃんが辛いことになっていて、私も悲しいです。
小さかったくるみちゃんに遊ばれても、おっとりと構えている姿が微笑ましくて、番外編(くるみちゃんと猫)の更新がとても楽しみでした。でこさんの家族になれてアメちゃんは幸せですね。
アメちゃんが穏やかに過ごせますように心から祈っています。
でこさんもお体大切にしてください。
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