【写真:ぽっかり白い雲@上平 2012年09月26日13時46分撮影】
国道 231号線の終点、留萌を抜けると国道 232号線となる。かつて
羽幌線が通っていた海沿いのラインを平行して走行する。このエリア
を通行するのは昼から午後の時間帯が多い。この時間になると気象が
安定するのだろうか、比較的晴天の日と遭遇する。今回もそうである。
ゴツゴツした断崖と日本海との隙間を縫うようにして走行した国道
231 号線が「男性的」と表現するのであれば、丸みを帯びた丘や海沿
いを緩やかなアップダウンを繰り返し走行する国道 232号線は「女性
的」と表現すべきであろうか。なんとなく心が落ち着くラインである。
小平・鬼鹿間にて
ふと気づけば鬼鹿の市街地。見上げると、そこには白い雲がいた。
晩夏から初秋にかけての今回の旅。広大で澄みきった青い空の中で、
白い雲の表情がとても豊かだ。雲を追いながら北へ向おう。
鬼鹿の市街地にて
太陽が南西から照りつける。季節は確実に秋に向っているのだが、
その陽射しは、まだ力強い。海の色がさらに青く見える。上平にある
風力発電施設が見えてきた。思えば、この風景もこの20数年間での
変化の一つである。人工的な建造物であるが、まわりの自然と見事に
調和している感じもする。
上平の風力発電設備
羽幌でしばし休憩。あまりにも天気がよいので、ここから天売島・
焼尻島へ寄り道したい衝動に駆られる。しかし「寄り道」として往復
できる距離ではない。しかも、フェリーでの往復になる。思い付きの
発想ではあったが、断念する。
羽幌・初山別間にて(その1)
羽幌・初山別間にて(その2)
羽幌・初山別間にて(その3)
北へ進む。初山別。このあたりから、緩やかなアップダウンが続く
ようになる。ステアリングを握りながら雲の表情や変化をが観ている
時間がとても楽しい。車は既に、遠別に到達しようとしている。上空
では白い雲たちが相変わらず「七変化」を楽しんでいる。
初山別・遠別間にて(その1)
初山別・遠別間にて(その2)
初山別・遠別間にて(その3)
初山別・遠別間にて(その4)
初山別・遠別間にて(その5)
初山別・遠別間にて(その6)
さあ、いよいよ天塩。そして憧れのサロベツ原野である。
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