【MOVIE“LET IT BE”撮影シーンから in 1969】
ビートルズの主演映画“LET IT BE ”をはじめ“HELP! ”“A HARD
DAY'S NIGHT ”で使用されたロンドンのトゥイッケナム・スタジオが
閉館されることになった。
同スタジオを管理しているジェラルド・クラスナー氏が「これ以上
経営を維持できない」ことを表明。スタジオは行政の管理下に置かれ
今年の6月までに段階的に縮小しながら閉館する。17人の従業員の
うち半分が既に去ったという。
クラスナー氏は本件について次のようにコメントしている。
(過去3年間でお金を失い)映画スタジオとして維持できるとは
思えない。私たちは、そのスタジオを売りに出します。そうする
ことで、従業員全員に全額給与を支払うことができる。
ビートルズの思い出の場所が、またひとつ失われようとしている。
寂しいことだが、それだけ時間が経過したことなのだろう。この事実
を真摯に受け止めよう。
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ビートルズが直接使用した“史跡”が無くなるのは
大変残念ですね。
ここは中学生の時に買ったLP「レット・イット・ビー」の
見開きジャケットに写る雑然としたスタジオの印象が強く、
ジョンが「こんなところで音楽が創れるかよ?」のような
発言をしていたのが思い出されます。
現在の人が、歴史的文化的価値をどう生かしていくかという創意工夫がないと、新しい都市活動の波に飲み込まれて、消えてしまうのですよね。
イングランドはその点、National TrustとEnglish Heritageがうまく働いて、ジョンとポールが幼いとき過ごした建物を残してくれましたが。
日本もビートルズが宿泊したホテルを建て替えしました。そのほうが儲かるビジネスになるからですね。
スタジオをなんとか使えないかなあ、なんて考えてしまいますね。
アルバム“Let It Be”の見開きジャケット。
かっこよかったですね。
黒い色がまたシブかった・・・。
建築物などのモノは姿を変えていってしまうかもしれません。
しかし、彼らのコトはずっと語り継がれるようにしていきたい。
少なくとも、そのことが今生きているファンの役割でしょうか。