らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

785.Gibson J-160E 続編

2007-12-30 | 12.THE BEATLES
【JOHN AND GEORGE with J-160E】

 J-160Eを弾いたことのあるそこのあなた。不思議に思いませんでし
たか。このギターを生で弾いたときのあの「つまった感じ」の音を。

 J-160Eのこの特徴的な音は、そのボディ構造がひとつの原因となっ
ているのです。マーチンなどのアコースティック・ギターは、ボディ
の鳴りを最大限にするという設計思想で造られていますが、J-160Eは
正反対です。J-160Eはエレクトリックで使用されることを前提とした
ギターなのです。従って、ハウリング対策が必要であるため、トップ
にはあえて合板が使用されているのです。

 ビートルズ、特にジョン・レノンによって、初期の頃は「イレギュ
ラー」な使い方をされていたJ-160Eですが、1965年頃にライヴで演奏
された‘I Feel Fine ’やアルバム“HELP! ”のレコーディングでは
アンプに通した「本来の」使い方で演奏されました。‘You're Going
To Lose That Girl ’や‘Tell Me What You See’がその代表的な音
です。

 個人的には、「イレギュラー」な使われ方のほうが、ビートルズの
音らしく聴こえるのですが、いかがでしょうか。



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