266．北の旅から～１９９３年・萌芽

【写真：セブンスターの木 1993年 6月 9日撮影】

　1993年、３年ぶりの「北」だ。この年は、６月の中旬に「師匠」と
航空機＋レンタカーで周り、その１ヶ月後に自走で再訪した。今思え
ば、ぜいたくな休みの取り方だよね。６月の時はちょうど皇太子様の
ご成婚。どこからだったか、テレビの映像でその様子を視た記憶が。
７月に訪れたときは、「冷夏」の影響をもろに受け雨だらけ。だから
というわけではないが、この年が「温泉」との付き合う萌芽となった
んだなぁ。

　しかし、これほどまでの付き合いになろうとはね・・・。

◇◆◇

　６月の行程を振り返ってみた。

　　９日（水）旭川空港→美瑛→富良野→新得→トムラウシ
　１０日（木）トムラウシ→上士幌→阿寒湖
　１１日（金）阿寒湖→オンネトー→開陽台→羅臼
　１２日（土）羅臼→相泊→ウトロ
　１３日（日）ウトロ→越川→東藻琴→女満別空港

　旅の時期と開花時期の関係で、珍しいと思ったのは芝桜。「北」の
旅は（現在のところ結果的に）７月中旬～１０月下旬の範囲なので、
芝桜とはお目にかかれないんだな～これが。で、東藻琴村を訪れた。

藻琴山温泉芝桜公園（1993年 6月13日）

　７月に再訪したときに納沙布岬を訪れた。前日の夕方は「早い時間
の日の出が明日みられっぞ～」とハイな気分だったのだが、太陽とは
出会えなかった・・・。

納沙布岬（1993年 7月28日）

　気を取り直して知床半島へ。

　「知床半島の最東端」というと「さいはて」に来たな～という感激
に、しばしひたれる。「おっ、こんなところに温泉があるなんて」と
驚いて入ったのが相泊温泉。柱が立てられカベで囲いができ、屋根に
は青い養生シートがかけられていた。熱かったね～。

相泊温泉（1993年 7月30日）

　温泉に目覚めたきっかけとなったスポット。新得町のオソウシ温泉
鹿乃湯荘だ。強アルカリ性でｐＨ10.6（当時）。湯を手に掬うとプル
ンプルンの物体を手にした錯覚がした。それほど「弾力性」を感じた。
もう、お気に入り。それから現在まで毎年通っている。
　

オソウシ温泉・鹿乃湯荘（1993年 7月30日）

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　まさに「温泉元年」。訪れた温泉を整理してみよ～っと。

【６月】
・トムラウシ温泉（新得町）
・ヌプントムラウシ温泉（新得町）
・オンネトー湯の滝（足寄町）
・越川温泉（斜里町）

【７月】
・登川温泉（留寿都村）
・ニセコ湯本温泉チセハウス（蘭越町）
・リフレッシュプラザ温泉９９８（神恵内村）
・初山別村コミュニティセンター（初山別村）
・豊富温泉ふれあいセンター（豊富町）
・稚内市民温泉保養センター（稚内市）
・びふか温泉（美深町）
・瀬戸瀬温泉（遠軽町）
・クアハウス屈斜路（弟子屈町）
・尾岱沼温泉トドワラ荘（別海町）
・熊の湯（羅臼町）
・相泊温泉（羅臼町）
・十勝川温泉（音更町）
・オソウシ温泉鹿乃湯荘（新得町）
・カルルス温泉オロフレ荘（登別市）

　ここからすべてがはじまったんだな～・・・。