らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

2058.ビートルズ・1965年のイギリス・ツアーの続編

2011-06-25 | 12.THE BEATLES
 1年半ほど前、この記事でビートルズの1965年秋イギリス・ツアー
について紹介いたしました。

 セットリストを再掲しましょう。

01.I FEEL FINE
02.SHE'S A WOMAN
03.IF I NEEDED SOMEONE
04.ACT NATURALLY
05.NOWHERE MAN
06.BABY'S IN BLACK
07.HELP!
08.WE CAN WORK IT OUT
09.YESTERDAY
10.DAY TRIPPER
11.I'M DOWN

 前回‘Yesterday ’にて、ポールがオルガンの弾き語りで歌ったと
述べべました。レアですね。その演奏の模様を聴いてみたいですよね。
しかし、まだレアなことがあったのです。

 WE CAN WORK IT OUT

 この曲は、後にも先にも、このツアーでしか演奏されていません。
オリジナルは、ハーモニウムがフィーチャーされており、4人で演奏
するにはなかなかハードです。プロモーション・フィルムでよく観ら
れるように、ジョンがオルガンをハーモニウムの代用として演奏した
のでしょうか。

 某情報によれば、なんとポールが「エレピ」を弾いたとのことです。
しからば、ベースは誰。そもそも4人で演奏したのでしょうか。いや
これもポールのソロでしょうか。いや、ジョンとの共作(というより
も合作)なので、ジョンはおそらく参加したことでしょう。すると、
「ジョンとポールによるデュオ」なのでしょうか・・・。といろいろ
妄想が膨らんできます。

 このように音源が無い中で想像するに、スタジオと同様にステージ
における楽器の構成を複雑にしようとしている彼らの姿(ポールだけ
?)が浮かんできます。折しも、ツアーは“RUBBER SOUL ”のレコー
ディング終了直後でした。スタジオで、いろいろと音造りを模索し始
めた4人。「ステージでも試してみようか」という心意気があったの
ではないでしょうか。しかし・・・。「ステージでの再現は難しい」
ということを悟り、翌年のツアーでは「ドラムス+ベース+2ギター」
というシンプルな構成で演奏することをこの時点で決めたのだと推察
します。

 それにしても。ますます聴きたくなりました。1965年秋のイギリス
ツアー。



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