らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

3658.昭和の偉大な横綱北の湖往く…

2015-11-20 | 21.Sports
 「昭和の大横綱」北の湖の小畑敏満さんが11月20日、大相撲九州場
所が開催されている福岡で急逝されました。享年62歳。前日まで会場
で報道陣対応をされていたということですが、あまりにも突然で早す
ぎる訃報でした。

 北の湖さんといえば、「輪湖時代」と称された現役時代「強すぎる
横綱」としての印象が大きく残っています。1970年代後半が全盛期。
特に1978年は圧巻で、年間5回の優勝、そのうち全勝優勝2回、年間
82勝 8敗の成績を収めまさに無敵の状態でした。「強かった。本当に
強かった…」。

 輪島とは数々の名勝負を繰り広げてきましたが、「これはすごい」
と思ったのが1973年1月場所の対決でした。まだ「輪湖」と称される
以前のことで、輪島が大関2場所め、北の湖が新小結昇進の場所です。

 両者はいきなり初日に対決を迎えます。左四つの展開となり北の湖
が右上手で、輪島が左の下手、やや半身で右から絞ります。この形は
その後、両雄が対戦する時の「いつもの形(解説:神風氏)」になり
ます。

 西土俵際で輪島が「黄金の左腕」から必殺の左下手投げを打ちます。
「これで決まりか」と誰もが思った瞬間、北の湖は「待ってました」
とばかりにカウンターの右上手投げを打ち返します。輪島が土俵下に
吹っ飛んだん瞬間、私は「やがて北の湖の時代が来る」と思いました。

 それほど強烈な出来事でした。北の湖、19歳7ヵ月。若き日のひと
コマです。







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