989．現場感覚

　梅雨も明けた 7月21日、埼玉県所沢市の西武ドームでプロ野球パシ
フィック・リーグ、埼玉西武ライオンズvs東北楽天ゴールデン・イー
グルスの第10回戦が行われました。

　試合は、ライオンズが同点に追いつかれた７回裏に中村選手の２点
本塁打で勝ち越し６－４でイーグルスを退けました。さて試合終了後
もはや恒例となっている東北楽天・野村監督の「ノムコメ」です。

　西武の選手は野球をよく知っとるわ。
　打者の球の絞込みとかな。好球必打よ。
　それにひきかえ、こちらは好球凡打だわな。

　野村監督がどれだけ「本心」を述べているのか、もちろん計り知る
ことはできません。しかし、現場でいろいろなことを経験されてきた
方ですから、その発言には重みがあります。一ライオンズ・ファンと
して、コメントをありがたく受けとめたいと思います。

　その一方で、某掲示板において、ライオンズ・ファンが監督の采配
や選手のプレイに対していろいろとコメントしています。中傷誹謗は
もちろんいけませんが、自分の考えをいろいろと述べるのは、よいと
思います。しかし、その一部には野村監督のコメントと正反対の内容
を堂々と決め付けているものもあります。

　ネットの掲示板だから・・・

　と言ってしまえばそれまでですが、「どのコメントを信頼してよい
のか」という判断基準は、やはり、現場において培われた経験による
「現場感覚」につきるのかなと再認識しました。


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