私の再出発

再出発しなければならないのは私だけではなく、日本を始め世界だと気付きました・・・。

思ってたより気持ち良く退職

2010-10-12 16:03:45 | 仕事のこと
本当はもっと早くブログを更新する予定だった。

実際、先週の月曜日あれこれ思い出しながら2時間以上掛けて文字入力して

もう少しと言うところで、余計なことをしてしまい、全て消えてしまった・・・

すぐに書き直す気も起こらず、その日の夜から風邪をひいて寝込んでしまった

鼻が詰まったり、咳が出たりするけど、だいぶ良くなったので、気を取り直して

更新させて頂きます


退職前日の30日、いつものように仕事場に行き、更衣室から出てくると、突然、

「○○さんですか?○○です。宜しくお願いします!!」と言われ、びっくり

と言うのも、後任者が来るのは翌日のはずだったし、失礼だけど もう少し

若い方が来るのかな?と思ってたから。

60代半ばだそうで、背が高く、がっしりした体型で、とてもやさしい笑顔のおじさん。

だけど左足が少し悪いようで、歩く時はそれほどでもないようだけど、階段の

上り下りはかなり大変そうで、実際、おじさん自身も、ここの調理場が2Fにある

ことに不満を漏らしてた。

そういうこともあって、このおじさん、大丈夫!?・・・と思ったけど、いざ、調理の

仕事が始まると、さすがプロ

メニュー表を見ただけで、調味料をあっちこっち探しながら、淡々と綺麗に仕事を

こなしていく。

プロの仕事を見て、私は今まで何をしてきたんだろう・・・?

いつも時間に追われ、焦りとイライラで、時間に間に合わすことばかり優先にしてて、

定食が冷めてしまうのは仕方のないことだと思ってた。

おじさんが作ったふっくらと美味しそうに焼き上がったチキン。

私は生焼けが心配でついつい焼き過ぎてしまう。

翌日、私の退職日のメニューは、私が3番目に苦手な(作るのが)天ぷらだった。

おじさんがメニュー表を見ながら、明日は美味しい天ぷらの揚げ方教えてあげるから

期待してね!と言ってくれたので、ホッと一安心。

おじさんの自信たっぷりな言葉を聞いて、うちの冷凍庫にあるエビを持参して一緒に

揚げてもらおうかなと思ってしまった。

いよいよ退職日、仕事場に行くと、「○○さんへ ごくろう様でした」と書かれた

店長からの最後のメモが置いてあった。その文字を見て、一瞬ウルッと来た・・・

調理場に入ると、既におじさんがいて、「今日は○○さんに美味しい天ぷらを食べて

貰おうと思って、エビを持ってきたから」と言って、買って来てくれたエビを見せてくれた。

社食の細いエビとは違って、とっても大きいエビで、しかも天然のシール付き。

おじさんの心遣いにもウルッとしてしまった・・・

調理場はすごいことになってたけど、おじさんの天ぷらは職人技。

社食でこんな天ぷらが食べられるなんて、社員の方たちは幸せだと思う。

おじさんは社食だからといって、決して手抜きすることはしない。

そんなおじさんの仕事ぶりをみて、私はとっても安心して辞めることができる。

社員の方たちが、これからはきちんとした美味しいものが食べられることに。


この2日間はとっても勉強になったし、世間話もできて、とっても楽しかった。

いろいろとあった職場だったけど、店長の最後のメモと、この2日間のことで

何となく報われたような気がした。

翌日には携帯にマネージャーからも「お疲れ様でした」とかのメッセージが

留守電に入ってたし・・・。

全てがすっきりしたわけじゃないけど、ここの会社との関わりは、もう十分!!

前を向いて歩いて行こうと思った。後ろを振り返ってる場合ではないと思った。


ケチな私はお礼の菓子折りをどうするか、ちょっと考えてしまったけど、

退職日、仕事に行く前に、近所の和菓子店で、おせんべいの詰め合わせを

大・中・小と3つ購入。

店長と昼のパートさん宛てにお礼のメモとおせんべい大を。

おじさんには、初日にシュークリームや果物を頂いて、天ぷらの盛り合わせは

家族分まで頂いたというのに、申し訳なかったけど、おせんべい小を。

警備のおじさんは3人いるので、おせんべい中を。

きちんと挨拶をして辞めることができて良かった・・・。

辞めてもうすぐ2週間近くなるけど、だけど、まだ辞めたという実感がない


しばらくゆっくりして(る場合ではないんだけど)、何とか年内には次の仕事を

探したい


















コメント (6)
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