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用語解説:産業再生機構(さんぎょうさいせいきこう)とは?

2005-03-06 08:45:14 | 用語解説
産業再生機構とは、政府系企業再生ファンドと理解してもらうのが早いと思います。

http://www.ircj.co.jp/index.html


2003年4月に設立された、産業再生機構。その目的は、一言で言えば、金融機関の安定化のためです。

金融機関を安定化させるため、竹中氏は竹中プランと呼ばれる、不良債権比率を半減にする、という目標を掲げました。

これを早期に達成するための選択肢は、1つしかありません。

そう、不良債権を処理する、という選択肢です。つまり、銀行から不良債権を買い取る、ことを目的とし、産業再生機構が設立されたわけです。


しかし、不良債権を処理する、というのは、税務面、法律面、そして銀行の面子という様々な要因によってなかなか進まないことが予想されました。

そこでのポイントが、「政府系」という点です。


政府系には2つのメリットがありました。

1つには、銀行間の調整に時間がかからなくなったこと。

もう1つには、政府系投資ファンドが、積極的に不良債権を買い取ったわけですから、民間投資ファンドも投資チャンスと捉え、積極的に不良債権への投資を行ったことが挙げられるでしょう。


産業再生機構は、2005年3月末を目処に債権買取を終了します。

今までに投資をしてきた実績を見ますと、産業界全般に幅広く投資を行っています。

http://www.ircj.co.jp/shien/index.html



同機構が不良債権の買取りをやめる、ということは、銀行には買い取るべき不良債権がないということになります。

つまり、銀行は安定化した、ということ。


今後、投資の舞台は、不良債権から健全債権へ移ります。

つまり、外資系企業は、不良債権で荒稼ぎをする時期から、健全債権を買収して稼ごうとする時期に移ろうとしているのです。


健全債権とは、現在儲かっている会社のこと。

儲かっている会社をそのまま買収して、儲けようとしている、ということです。


だから、先ほど挙げた外資系企業は、今準備をしているわけです。

来るべき儲けのチャンスを虎視眈々と狙っているのです。


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用語解説:REIT(リート)とは?

2005-03-05 19:32:36 | 用語解説
REIT(リート)とは、不動産投資信託のこと。

たくさんの投資家から資金を集めて「不動産」を購入し、そこから生じる賃料や売却益を投資家に配当(正確には分配)する商品です。

投資家には投資証券(株券に相当するもの)が発行され、「株」と同じように4桁の証券コードが割り当てられていて、東証で売買が可能です(指値注文も成行注文もできます)。

米国では、1960年の税制改正の翌年、1961年に第1号のREIT(リート)が証券取引所に上場し、その後何度からの好不調の波を繰り返しながら、1990年以降の爆発的ブームにつながりました。

日本のREIT(リート)市場は、米国に比べて、いまだ1/30程度の規模に過ぎません。

これから大きく拡大していく可能性を秘めた有望な市場、といえるでしょう。

8966 クレッシェンド投資法人

8965 ニューシティ・レジデンス投資法人

8964 フロンティア不動産投資法人      
    
8962 日本レジデンシャル投資法人      
    
8961 森トラスト総合リート投資法人    

8960 ユナイテッド・アーバン投資法人    

8959 野村不動産オフィスファンド投資法人   

8958 グローバル・ワン不動産投資法人     

8957 東急リアル・エステート投資法人     

8956 プレミア投資法人            

8955 日本プライムリアルティ投資法人     

8954 オリックス不動産投資法人
         
8953 日本リテールファンド投資法人       

8952 ジャパンリアルエステイト投資法人      

8951 日本ビルファンド投資法人    


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