本土からきたおじい、那覇ハーリー祭りに行く。

2013年05月07日 | 日記
那覇ハーリー祭りに20万余人がやって来た。
5月3日から5日まで訪れた人が20万人を超えたという。
おじいの事務所から徒歩7~8分の地の利を生かして三日間とも顔を出しました。
今年はウリズンの季節が長くて、爽やかな毎日です。
でもあちこちで同時開催されるイベントを忙しく駆け巡り汗だくでした。

いいぞ~ちびっこ相撲!
初日行われていたイベントではこれからの琉球を担う若い力が爆発していました。
相撲小学生の部では、体重23キロが46キロに挑戦!
果敢にぶちかましたが重量差いかんともしがたく無念。
でもその意気や見事、砂にまみれて土俵を下りる姿、りりしかったよ。
頼もしかったよ!東京の子なら親がまず出さないね、
怪我したらどうするのなんていってね。
本人も絶対出たがらないね、負けるの分かってるもんなんていってね。

ハーリー中学生の部、優勝おめでとう石嶺中学(男子)神原中学(女子)!
あと何年かしたら、君たちが600年の歴史を誇るハーリーだけじゃなく
この島の明日をしっかり支えてくれるね。
那覇市長も若い力に期待するのがこの祭りの大きな意義と言ってたよ。
決勝進出の安岡中学、城北中学、那覇中学、鏡原中学の皆なイッペニフェデービル!


琉球アーチストは火の玉だね。実力も燃え方も本土の比じゃないわけさ~。
全琉球的アーチストの見事な演奏も歌もダンスも堪能させてもらったよ。
下地勇さん、 パーシャクラブさん、ディアマンテスさん、言葉はありません。
40分を超える立ち見だったけれど、おじいは疲れなかったわけさ。
凄いのは登場するなりステージと客席の距離が一気に無くなること。
悪いけどジャニ何とか、AKI何とかとはもうレベルも次元違うね。
チムに染みた、刺さった!

お笑いも頑張ったね、でもな~
おじいは関西生まれ、関西育ちなんやから、お笑いには厳しいけどかんにんな。
ゆ~りきやは相変わらず凄い「達者」やなぁ。
ただその後に続く若手芸人が正直まだおらへん。差がありすぎる。
お笑い芸人はギャグマンやない。ギャグも笑いを取るひとつの手段やけれどな。
大切なのは「ユーモア」や。しゃべりの上手さだけでもあかんよ。
関西のお笑いを追求したいまは亡き藤本義一さんの言葉
「いまの芸人にはギャグがあるけどユーモアがない」重い言葉と思う。
あらためて考えてみて欲しいんや。いい先輩ゆ~りきやにまず学ぶことやな。
Y本には新喜劇の役者以外に手本にするええ先輩はおらへんよ。

祭りのあとは独特の虚しさが訪れるね、
最終日の花火もひときわダイナミックで華やかなんだけど、子供の歓声も消えて
観客も一人去り、二人去り、撤収の作業が始まるとなんか寂しいなぁ。
でも、来年は40回大会!さらなる琉球パワー爆発の予感、
さあ、来年までとりあえず 元気に頑張ろう!



琉球島和牛を知っていますか?

2013年04月22日 | 日記
沖縄北部農林高校と山原(やんばる)牧場がタッグを組んだ!
赤ちゃんを産んだ牛(経産牛)の肉質を高め、美味しくて安い和牛を育成しよう、
この挑戦が始まったのは2010年4月でした。初めて高校の牧場寄合原牧場にやってきた
お母さん牛の名は「さちひめ」、明日の成功を約束してくれるようないい名前でした。

えっ!さすが沖縄です。泡盛のモロミ粕を飼料に配合。
研究育成のポイントはやはり「飼料」何を食べさせたら大きく美味しく育つのか?
そこで注目したのが泡盛のモロミ粕です。モロミ粕には大量のクエン酸やたんぱく質が
含まれています。そして飼料にプラスされた泡盛の価値ある副産物が大きな効果を見せます。

そうだ!神戸で売ってみよう、ビーフにうるさい神戸っ子の反応は?
外国の賓客に日本で食べたいものは?と聞くと殆どが「神戸ビーフ」と答えます。
まさに神戸は和牛の聖地、メッカです。当然神戸っ子たちも肉にはうるさいのです。
神戸では肉とは牛肉のことであり、カツ丼といえばビーフカツ丼なのです。その神戸で
琉球島和牛に神戸っ子はどんな採点を下すのか。1日10食限定の鉄板ステーキが連日完売がそのすべてを語ります。地元紙神戸新聞も大きく取り上げてくださいました。この
販売をバックアップしたのが神戸に本社を持つ㈱ワールドワンでした。(ちなみに筆者は偶然ですが神戸生まれ神戸育ち、お母さんの牛肉手料理で育ちました)

カフーリゾートフチャクコンド・ホテルでの試食会に参加して。
この日のメニューはメインが琉球島和牛の肉豆腐、お豆腐は当然島豆腐です。
まず感じたのは、柔らかさです。豊かな風味を秘めた赤身、そして脂身とのバランスの良さです。商売優先で無理に降らせた霜降肉を珍重する風潮に一石を投ずるといっても過言ではありません。そして和牛に対していままであまりこだわりを持たなかった
と聞く沖縄っ子にもぜひその美味しさを味わってほしいと心から思います。この試食会では琉球島和牛の秋のメニュー提案も行われました。どんなお料理が登場するのかとても楽しみです。最後になりましたが肉豆腐をメインに素敵な前菜からデザートまで調理くださいました料理長はじめスタッフの皆様に心からにふぇでーびる(ありがとう)
琉球島和牛の肉豆腐

料理長の萩尾さん