goo blog サービス終了のお知らせ 

ロシナンテの花散歩

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

吉野梅郷へ行ってきました

2009-03-16 22:50:09 | インポート

金曜、土曜と台風並みの風と、時々強く降る雨が心配だったのですが、日曜日、墓参をかねて「吉野梅郷」へ行ってきました。当日は「梅祭り」が開催され、もう、すごい人・・・!

電車がすでに満員。小さな駅前も大変な人で、なかなか前へ進めません。メインストリートでは、地元ボランティアの方たちが踊りの準備。模擬店もたくさん出ていて、大変な賑わいでした。

梅はピークをわずかに過ぎた頃。白梅は勢いをなくしたものが多かったのですが、紅梅は元気でした。撮った写真も紅梅ばかりになってしまいました。今回は100mmマクロ一本で挑戦。やっぱり風景の切り取りは、難しいですね。

22

3 2

6

7

1 8

18

16

24 23

17

20

14

ロシナンテ


椿「酒中花」、「ト半」、「ロゼ・フローラ」、「緋縮緬」、「サルド」、浄妙寺境内の不明種

2009-03-14 00:12:51 | インポート

Ofc1 今日も「椿」の花にお付き合いください。今年は今まで撮ったことの無い「椿」を、ずいぶん撮りました。

これはカーネーションを思わせる「酒中花」=「しゅちゅうか」。白に淡い赤の覆輪、「牡丹咲き」と言われる八重咲きの可愛らしい椿。名花といわれる椿。

1 2

鎌倉、「大巧寺」境内の「ト半」=「ぼくはん」。どうやら花が開いて間もないようです。中央の花弁、雄蘂が変化したものだというのがよくわかりますね。

ちょっとわからないかもしれませんが、左の写真、花の中央には雌蘂がちゃんと見えています。右の写真、中央の白く花弁化した中に見える黄色い粒は、葯です。もっと近くで、撮ってみたいですね。

1_2 2_2

「大巧寺」の椿で楽しみにしているのが、この「ロゼ・フローラ」。まだ、「大巧寺」以外で見たことはありません。

親指の頭ほどの、小さな小さな猪口咲きの愛らしい椿。「ロゼ」は「バラ」、「フローラ」はギリシャ神話の「花の女神」。「バラの女神」といった意味でしょうか。

原種は中国で、1800年代にイギリスに渡り、ヨーロッパで人気を集めたそうです。

2_3 1_3

「緋縮緬」=「ひぢりめん」。この写真も「大巧寺」。私にとっての「花の寺」のひとつですが、「椿」のコレクションが見事です。「光則寺」の「侘助椿」、「大巧寺」、「浄妙寺」、「大船フラワーセンター」、この4箇所でかなりの種類の「椿」を楽しめます。

「緋縮緬」、中輪、綺麗な赤の八重咲き。「大巧寺」では手入れが良いためでしょう、ひとつの樹に、本当にたくさんの花をつけます。

Ofc3_2 Ofc2_2

「サルト」、洋種の「椿」。「大船フラワーセンター」の「春へのいざない展」会場の鉢植えです。

「トウツバキ」と「ヒメサザンカ」の交雑種のようです。鮮やかなピンク色、花の形が「山茶花」を思わせますね。とても可愛らしい印象のツバキでした。たくさん花をつけるのだそうです。香りが良いとのことですが、鼻が利かないもので、よくわかりませんでした。残念。

2_4 5

7

4

鎌倉「浄妙寺」、「釈迦如来」像を収めた本堂左の「椿」、品種は不明です。赤一色の花、赤に白の斑入りの花、蘂が花弁化している花、ひとつの樹にいろいろな姿の花がついています。今年初めて気がつきました。花の変化、不思議で面白いですね。

ロシナンテ

★ NPO法人「心豊かにARDの会」の「あるちゃんの絆つなぎ」というブログで、「全国!桜前線【絆つなぎ】2009」が始まりました。私のブログ記事の一部も掲載されています。各地の桜前線を追いかける試みのようです。ぜひ、ご覧になってください。こちらからどうぞ。


藪椿、雪椿「旭麒麟」、「越の姫」、椿「菊更科」、「草紙洗」、「蜀光」、「玉の浦」

2009-03-12 04:30:13 | インポート

Photo 鎌倉の寺社めぐりをしていると、大きな「藪椿」の樹がたくさん見られます。特に山裾を歩くと、立派な樹がたくさんの花をつけている様子に圧倒されます。

写真は円覚寺」の「藪椿」。三門手前から「白雲庵」へ向かう道には、立派な「藪椿」の樹がたくさん見られます。

今日は、「大船フラワーセンター」の椿。今年新たに撮ることが出来たものです。

2 1

4

2_2

3の2枚は、雪椿「旭麒麟」。下3枚は、雪椿「越の姫」。

「旭麒麟」は落ち着いた綺麗な赤。「越の姫」は、極薄いピンク。開ききったものは、ほとんど白に近いです。

開き始めの花姿が、とても可愛らしいですね。

2_3 1_2

2_4

1_3

上2枚は「菊更科」。下2枚は「草紙洗」。「草紙洗」は、業者のウエブサイトでは、全面に班が入った写真が載っていますが、撮ったこの花は極わずかな斑入り。斑入りの椿の花は、班の入り方が様々です。名札がついていなければ、品種はほとんどわかりませんね。

1_4 2_5

見てみたかった椿のひとつ、「白獅子」。中央の八重の花弁は、蘂が花弁化したものだそうです。

美しい、というよりも、難しい咲きかたしてるなぁ。というのが正直な感想です。

でも、なかなか迫力のある立派な花姿。中央部分の花弁が伸びきる前とは、きっと雰囲気はずいぶん違う気がします。次回はそれも見てみたいですね。

3_2 1_5

4_2

2_6

1_6 上4枚は二度目の登場、「蜀光」です。下は「玉の浦」。これも2度目。

個人的に凄いと思った椿は、この「蜀光」と「玉の浦」。

私の中では双璧です。見事なデザイン、でしょう? と言うことで前回の写真で恐縮ですが、「玉の浦」も。

ロシナンテ


ギンヨウアカシア、アイスランド・ポピー、カロライナ・ジャスミン、椿「紺侘助」、「白菊」

2009-03-11 00:03:56 | インポート

1_3 北鎌倉駅のプラットフォームから見えた、見事な「ギンヨウアカシア」=「銀葉アカシア」、「ミモザ」の樹。個人のお宅の、塀の上から大きく枝垂れています。

円覚寺「雲頂庵」へ向かう路地。奥のピンクは「雲頂庵」へ上る階段横の「おかめ桜」。こうして見ると黄色とピンク、春の色ですね。

2_2 1_5

「カロライナ・ジャスミン」、大船フラワーセンターの鉢植えです。おとなしい咲き方ですね。もっとドワァッと咲いているのを見ますが、花の開き方も遠慮がちです。

名前に「ジャスミン」が付いていますが、本来の「ジャスミン」とは別種の花。フジウツギ科、ゲルセミウム属。アメリカのカロライナ州の原産で、香りがジャスミン」に似ているからついた名前のようです。

●右の縦位置の写真、左側1/4ほどがメディアに記録されたときのトラブルのようで、薄くなっています。もう一枚撮った写真はぶれていたので、やむなくこの写真を使いました。見難くてごめんなさい。

1_6 2_3

4

3

「アイスランド・ポピー」、「シベリア・ヒナゲシ」とも呼ばれます。ケシ科、ケシ属。ゴルフ場へ向かう千葉の農道。両側にずらっと並んで、風に揺れています。千葉県の道路は花がたくさん植えられていて、優しい運転を呼びかけているようです。でも、暴走族も多いかな?

5_2 1_7

4_2

2_4

椿、「紺侘助」=「こんわびすけ」です。フラワーセンターの椿を撮りはじめて、3年目にようやく綺麗に咲いている花を見ることが出来ました。小輪、猪口咲き、何よりも黒紅色の花色が見たかったのです。名前に「侘助」とついていますが、藪椿系の椿のようです。でも、茶花としてはとても人気が高いようです。

2_5 1_8

椿、「白菊」=「しらぎく」。真っ白な大輪の花。花弁がこのように重なって咲く咲き方を「千重咲き」と呼ぶようです。

中央部分の花弁は、時々、列弁化したりもするそうで、それはそれで可愛らしいのだとか。

実際の花色は、もっと真っ白なのですが、私のカメラは少し濁った白に写してくれたようです。時々このように、ホワイトバランスが騙されるようです。

ロシナンテ