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ロシナンテの花散歩

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お詫び

2009-08-25 06:24:41 | インポート

いつもお越しいただいている皆さん、中途半端な休止状態が続いてしまい、ごめんなさい。ようやく落ち着いてきましたので、この週末から活動再開の予定です。ほとんどカメラを持たない日々が続きましたので、週末にたくさん撮って、週明けからブログも再開します。

少しゆっくり気味の更新になると思いますが、どうぞ、よろしくお願いいたします。

Photo

ロシナンテ


ムクゲ、モミジアオイ、ソクズ(クサニワトコ)、デルフィニウム

2009-08-09 20:17:14 | インポート

私が住んでいる街、ありがたいことに気候が落ち着いています。窓から、遠くを真っ黒な雲が覆っているのを良く見ます。そんな時、近県のどこかで集中豪雨が発生することが多くあります。季節を選ばず、集中豪雨や竜巻、水不足のニュースが増え、被害も大きくなっているように感じます。気候の変動、人間が考えているより、ずっとずっと早いスピードで悪化している気がします。

Mukuge2 Mukuge1

「ムクゲ」=「木槿」の花も、夏を代表する花のひとつですね。アオイ科、フヨウ属。

強い日差しから蘂や花粉を守るかのように、大きな花弁が広がります。「フヨウ」や「ムクゲ」を見ると、「暑さ」を感じることもありますが、木漏れ日を受けている姿を見ると、不思議と「涼しさ」を感じたりもします。花の表情は、いろいろなものを感じさせてくれます。

Momijiaoi1 Momijiaoi2

こちらはお仲間の「モミジアオイ」=「紅葉葵」。やはりアオイ科、フヨウ属。

「紅蜀葵 ( こうしょっき )」、「紅葉葉葵 ( もみじばあおい )」などの呼び方もあるようです。

葉が紅葉のそれと似た形をしていることからつけられた名前のようです。切れ込みが深く、大きめな葉ですが、確かに紅葉の葉の形に似ています。

Sokuzu3 Sokuzu1

北鎌倉の一角、何年も見ている場所なのに、今年初めて気がついた雑草。やっと名前が判明しました。

「ソクズ」=「蒴藿」と言います。「クサニワトコ」とも呼ばれるそうです。スイカズラ科、ニワトコ属。昔は生薬として用いられたようです。

花の中に見える黄色い球状のものは「腺体」で、ここから蜜を出すようです。ちょっと変わった仕組みですね。綺麗な星型の小さな花、直径がぴったり5mmでした。

Delphinium2 Delphinium1

公園の花壇、「デルフィニウム」のようです。キンポウゲ科、デルフィニウム属。和名は「飛燕草」。

蘂がこんな風に隠れていることに、今回気がつきました。今まで、あまり注意してみていなかった、ということですね。反省。

品種が多い花のようです。色や花の形がたくさんあるようですね。

ロシナンテ


ベニマツリ、サルスベリ、ヌスビトハギ、ポーチュラカ

2009-08-08 17:34:49 | インポート

週末の更新になってしまいました。まだしばらくはこんな感じの更新になりそうです。なかなか思ったようにいきませんね。マイペースでやらせていただきます。

Benimatsuri1 Benimatsuri2

花壇に植えられていた小ぶりな真っ赤な花。「ベニマツリ」=「紅茉莉」と言います。アカネ科、ベニマツリ属。中南米原産の常緑低木、大きくなりそうです。

「茉莉」は「ジャスミン」のことだそうです。「ジャスミン」は「茉莉花 (まつりか) 」とも呼ばれ、花の香りが似ていて花色が赤いので「紅茉莉」。成長すると、もっとたくさんの花を球状につけるようです。

Sarusuberi1 Sarusuberi4

Sarusuberi2

Sarusuberi3

「サルスベリ」=「猿滑/百日紅」。「百日紅」は「ひゃくじつこう」とも読むようです。長い期間、花をつけ続けることからついた名前のようです。縮れた花弁が面白いですね。6~7枚着いていますが、6枚のものが多いです。雄蘂は、一部が外に向かって大きく湾曲して張り出しています。ちゃんとデザインされています。

Nusubitohagi2 Nusubitohagi1

「ヌスビトハギ」=「盗人萩」、マメ科、ヌスビトハギ属。

牧野博士によると、昔の泥棒は足音を立てないように、足裏の外側だけを使って忍び歩きをしたのだそうです。そのとき地面に着く足型に、果実の形が似ているのだとか。スニーカーではだめですね、地下足袋なんでしょうね。

名前の基になった果実の写真は、またいずれ。

Portulaca2 Portulaca3

Portulaca4

Portulaca1

公園の一角を、とても明るくしていたのは「ポーチュラカ」。花が光を発しているかのようです。スベリヒユ科、スベリヒユ属。雌蘂の色、花弁の色に合わせてコーディネートしているのでしょうか。花色で、雌蘂の色も違います。芸が細かいです。

ロシナンテ


ミズタマソウ、タマアジサイ、ミゾカクシ

2009-08-02 23:07:53 | インポート

市民運動の甲斐あって、どうやら開発が中止になった「瀬上市民の森」。それでも植物は少しずつ変化を見せています。今年は「ミズタマソウ」や「タマアジサイ」が、勢力を広げているように思います。

Mizutamaso2 Mizutamaso1

「ミズタマソウ」=「水玉草」です。アカバナ科、ミズタマソウ属。

花の後ろ、果実になる部分を細かな毛が覆っています。ちょっと遠めに見ると、これが大きな水滴、水玉のように見えます。名前の由来は、この果実になる部分の姿のようです。

ハート型の2枚の白い花弁も、とても可愛らしいですね。

2~3年前に、小川に沿った数箇所で見かけましたが、今年は、ほぼ全域で見られました。

Tamaajisai2 Tamaajisai1

「タマアジサイ」=「玉紫陽花」も、小川の広い範囲で見られるようになりました。確実に、数は増えています。ユキノシタ科、アジサイ属。

すでに花を開き始めたものも、いくつか見ることが出来ました。涼しげな紫色、これからたくさん見せてもらえそうです。

左の写真、真ん丸い球状の「苞」から、花が展開を始めたところです。この球状の苞を「玉」と称した名前です。

Mizokakusi2 Img_8415

Nizokakusi1

Mizokakusi3

「ミゾカクシ」=「溝隠」、久しぶりに撮りました。「アゼムシロ」=「畦莚」とも呼ばれます。キキョウ科、ミゾカクシ属。一昨年見つけたのと同じ場所でしたが、数倍の面積に広がっていました。繁殖力の強い植物のようです。1cmに満たない小さな花。踏み分け路の間近に広がっていますが、あまり気づく人がいないようです。

ロシナンテ


オオケタデ、ヨウシュヤマゴボウ、コムラサキ、アメリカタカサブロウ

2009-08-01 23:54:03 | インポート

またまた長いお休みになってしまいました。本日から再度の復帰です。どたばたしているうちに、あっという間に8月になってしまいました。今日は、久しぶりにカメラを持って、これもしばらくぶりに「瀬上市民の森」に行ってみました。

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途中の民家に植えられていた「オオケタデ」=「大毛蓼」。

色、鮮やかです。

タデ科、イヌタデ属。大きくなると2mくらいになります。

北鎌倉の「東慶寺」のお花畑には、たくさんの「オオケタデ」が植えられており、見事な風景を作っています。

Yosyuyamagobou3 Yosyuyamagobou6

Yosyuyamagobou1

Yosyuyamagobou7

「ヨウシュヤマゴボウ」=「洋種山牛蒡」の花が咲いていました。すでに子房が大きくなり始めたものも見られます。蟻や小さなアブが、忙しそうに花から花へと動き回っていました。ヤマゴボウ科、ヤマゴボウ属。北米からやってきたのは明治の初期、帰化植物ですね。

Komurasaki2 Komurasaki1

「コムラサキ」=「小紫」。「コシキブ」=「小式部」とも呼ばれるようです。

クマツヅラ科、ムラサキシキブ属。

民家の前で撮ったものです。ちょっと色が薄めのように思います。園芸種でしょうか?

花が開き始めたところのようです。ちょっと遅めの開花ですね。

Amerikatakasaburo1 Amerikatakasaburo2

「アメリカタカサブロウ」=「アメリカ高三郎」。キク科、タカサプロウ属。

農家の方には叱られてしまいそうですが、この小さな雑草の花、好きなんです。田んぼや畑の「迷惑者」なんですけどね。

薄く、好けるように白い舌状花、筒状花も白、クリーム色の蘂、なかなか可愛らしい花なんです。

ロシナンテ