先日、2ちゃんを見てたらって今は5ちゃんか。こういうスレがありました。
これは今に始まった事ではなくて、富山はガチのマジで何もないってネット上ではよく言われています。
富山にずっと住んでる僕としては、ハッキリと言わせて貰いたいです。
「その通り!」と。
とはいえ、僕の世界一カッコいい店ことROLLOVERもあることですし、そもそも何かがないと面白いと思えないとか、お前は与えられてばっかりかおい?っていう思考の奴の為に富山に来る人が減るのは僕の店にも響きます。
そこで、先日TwitterでROLLOVERの東側のその昔は遊廓があった地域なんかを紹介したら、県外からの反応が思いの外大きかったので、こちらのblogでもう少し掘っていきます。
まずは。
営業してなくてもカッコいいROLLOVERです。
昭和の建物なので、よく見ると趣きのある玄関口です。昔は喫茶店か何かだったのではないでしょうか。
ここから立山連峰の方へ歩いて行きます。
山が綺麗です。
昔、ネパールへ行った時にエベレストを見る機会もありましたが、立山連峰を幼い時から見てるせいか、それほどの感動はありませんでした。
すぐに日本で1番小さい神社の富山中教院があります。
日本で1番なのに、特に観光地的な扱いもされてないし、多分富山の人もあまり知らないのが逆に神聖な感じがしますね。
ちゃんと手水もあるし、おみくじもありますし、手前の御神木も美しいです。
ちなみに、この辺によく居る猫はハッピーという名前です。横にあるアーティストというライブハウスに生息しています。可愛いです。
富山県民は郊外のスタバのドライブスルーに毎日渋滞を作るくらいボンクラですので、殆ど誰も来ません笑 このただ放っておかれてる様が良いです。
このまま立山連峰の方に歩いていくと、
アフターオール レコードがあります。パンクやロカビリーが好きな方は是非!
いたち川沿いを歩きます。
この季節はこんな感じで趣きありますねー。
春になると桜が綺麗です。
この、写真はうちのスタッフです笑
↑これは富山城の方です。いたち川はとても桜が綺麗です。
さらっと新世界通りの辺りです。
先述しましたが、この辺は戦前は大きな遊郭地帯だったらしいです。
あの阿部定が最初に売られてきたのがここだったとの事。ここから、より条件の良い働き場を求めて大阪の方へ移って行ったとか。
しかし僕の予想ですが、多分冬がクソ寒過ぎて嫌になったのが真実じゃないでしょうか。
そして戦争の時、富山は街の95%が壊滅っていう徹底的な大空襲があったので、その遊郭街は残っていません。
軍需工場ではなく、どういう訳か市街地に向けた徹底した空襲で被害は広島、長崎を除くと最も酷い被害だったらしいです。
僕は頭が良いハンサムで生まれたので知ってますけど、殆どの富山県民は不勉強で不思議な程これ知りません。もしかして富山の優秀な人はこの空襲で皆んな死んじゃったんじゃないかと残念に思うくらいです。
でも、その空襲の後、せめてって感じで造られたのが新世界通りで、どこかそういう時代の名残を感じます。
男がいて女がいて、いろんなロマンスがあって、そして戦争があって焼け野原になって、そこから立ち上がった人達の事を思うと、ここら辺を歩くだけで胸に来るものがありますね。
喉が渇いたら、そこら中で美味しい水がタダで飲めます。延命水で有名です。
ここにもやっぱり物語があって、、、まあ写真のとこまで来たら書いてあるので読んでください笑笑
この水さえ飲んでたら、そう簡単には死にません笑
あと、ここの水飲んでる僕の知ってる人達は子宝に恵まれる傾向にある気がします。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
何もないんですけど、何か趣きの良い街並みがあります。
この小川にも昔はきっと蛍が飛んで、何か艶っぽい夏があって、秋や冬もあって、暖かな春が来て人々が暮らしていたんだなぁと。
さて、今日はこの辺にして、戻って店を開けなきゃいけません。
途中、山川で焼き芋を500円分買って、いたち川を眺めながら食べましょう。
1人なら500円でかなり腹一杯です。
昔ながらの焼き芋で、まわりに胡麻塩がまぶしてあって美味しいんですよ。
ちなみに夏はカキ氷です。
さて、戻って店あけました!
この地元紹介、楽しかったのでまたやります!
全然染め関係ないけど、関係ないけど無関係じゃない気がします笑
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