絶対に言っちゃダメなセリフ 「働きなさい」「学校いきなさい」

こんなニュースがまたありました。

１２日午前１時半頃、北海道北見市清見町、道立高校事務長渡辺清治さん（５７）方で、渡辺さんと妻のパート従業員良子さん（５５）が胸などを刺されて倒れているのを、通報でかけつけた北見署員が見つけた。

　渡辺さんと同居の長男で無職、大起容疑者（２３）が２人を刺したことを認めたため、同署は殺人未遂容疑の現行犯で逮捕した。良子さんは搬送先の病院で死亡、清治さんは重傷。同署は容疑を殺人に切り替えて調べる。

　発表によると、大起容疑者は台所から包丁（刃渡り約１７センチ）を持ち出して犯行に及んだといい、良子さんは廊下に、清治さんは居間にそれぞれ倒れていた。大起容疑者は「両親からは『働くように』と日頃から言われていて、うっぷんがたまっていた」と話しているという。


読売より抜粋

高校の事務長をしていて決して言ってはいけない言葉を知らなかったのかな、と。
いやいや下手すれば刺されるから言ってはいけないのではないのですよ。

精神学ではすでに有名なのですが仕事に就け　学校を休むなという言葉はなんて自分はダメな人間なんだろうという意識を相手に植え付け追い詰める上、意欲を決して生まないんです。

正直私はあまりにも親として不勉強だと思いますね。
被害者に冷たいって？
自分の子どもここまで追い詰めた結果でしょう。
親も加害者で、子どもも加害者にしてしまったってことです。

そもそも仕事に就けってなんなんでしょうね？
形だけでもってこと？
そんな人生親に強要された日には私は怒るねえ。

学校行けってなんで？
学校に行く意味も意義も教えられず、一緒に見つけることもできないでそんなセリフいう？
将来のビジョンやしっかりした意思をちゃんともたせてあげれればそんな言葉はでないでしょう。

この２つのセリフを言う親の多くが世間への体裁を気にしすぎ。
子どもじゃないよ、自分のね。

子どもにとって幸せな人生ってなんだろうか。
自分の意思で生き方を決めることじゃないのかな。

生き方を決して押し付けていけない。
親の定規を子どもに押し付けてはいけない。
この事件のように決して幸福な結末にはならないから。

毎日のようにこんなこといってたら家族とコミュニケーションとろうとしなくなり、結果どんな相手へもコミュニケーション能力が落ちていく。
結果追い詰めて、追い詰めて、マイナスばっかりな家庭になっちゃったんだろうね。

遠回りのようなやり方が案外近道だったりする。
小さいころからきちんと大事なことを伝えてきたのならば、子どもの決断を見守るべきだ。