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ソフトバンク社長孫氏から見える日本人に欠けているもの

2011年05月31日 14時01分31秒 | 日記
被災地へ向け数十億円を寄付したり、休耕田にソーラーパネルを置く電田プロジェクトをうちだしたソフトバンク社長孫氏。
プロジェクトにはすでに20誓い都道府県の参加要請が来ているという。
私は携帯電話も以前からソフトバンクだし、ソフトバンクホークスの地元福岡に住んでいる。
ダイエーホークスから経営が移った時も応援歌をほぼそのまま残し、球団名もユニフォームもデザインをかなり踏襲してくれた。

そんな氏は若い時代相当の苦難を乗り越えてきた。
著書には机を買うお金もなくみかん箱を机にしたともいう。
若い時代アメリカで経営学を学び、長い経験の元経営のスペシャリストになっていった。
私は日本の経営者に孫氏から多くを学んでほしいと思う。
例えばエビで鯛を釣るではなく鯛でクジラを釣る投資術である。
せこせこリストラし、自分の立場と報酬はがっちり確保し、シブチンな経営者たちに対し、孫氏は普段は節約しつつも出すときは思い切ってドカンと出す。
寄付金もユニクロ社長がドンと出し大きく報じられたが、孫氏は翌日訳2倍の額をドンと出した。
今回の電田プロジェクトもそうである。
数百億円のコストを自分も出しますよと切り出し多くの賛同者を得た。
今の日本人経営者や政治家にこれだけの賛同をあっという間に集めた人物はいただろうか。
はっきり言って近年では小泉元首相しか記憶にない。
まず発案者が身を切り活発に動いてこそ大型プロジェクトというのは円滑に進むのではなかろうか。

経営学というとすぐ思い出すのはドラッカー著書マネジメントである。
ドラッカーは顧客に対しての思いを忘れてはいけないという。
時勢に乗り、多くの人々の思いに合ったのが電田プロジェクトなのだ。
日本人とその団体にはいわゆる「経営学のプロ」がほとんどいない。
それでも最近は改善されてきた、がそれでもわずかである。
政治、経済ともに孫氏のような経営学のプロが存在し、その力を生かせる社会になってほしい。

記者会見でデカイ顔している経団連や大物政治家などは大金持ちが非常に多い。(全員ではないよ)
彼らが身を切っただろうか。
支持を得られず冷ややかに見られるのは自分の財産をがっちり守っていることも大きい。
たんす預金の問題が言われて久しいが、抱えているのは経済にかかわる人物もたくさんいるのだ。
自分に対しての問題をさも自分は関係ありませんと言う、これでは誰もついてこないよ。


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