プロジェクト・マネジメントの要諦The Key to Project Management

0 → 1
1 → A
ゼロから新たに生みだす。既にあるものを作り替える。
楽しみながら考えていきましょう

リリース駆動型開発でいこう

2018-08-06 | 方法論

今は、昔に比べ、変化のスピードが格段に速くなった。

昔のように、時間経過によるスコープ変質がなければ、スコープは固定できる。

スコープが固定できれば、成果物を作るための活動が固定できるから、ガントチャートが作れる。

緻密で美しいガントチャートを見ると、それだけでプロジェクトが成功した気になったものだ。

 

スコープ基準の開発がはまるケースは、例え、プロジェクトの初期段階で、情報が乏しくても、じっくり分析し、リスクを特定し、丁寧に計画すれば、実行可能性の高い実装プランをつくることができたからである。

だが。。

近年は、利用者である顧客自身も要求が見えない状況である。。

 

今後は、時間基準で、スコープを最適化するアプローチになるだろう。

スコープを決めてから計画するのではなく、スケジュールを決めてからスコープを選ぶ。

スコープの一部分でも、早い段階から届けていく。どうしても不足があれば、次のリリースで補完する。

人生の時間は限られている。したいことがたくさんあるから、300年も1000年も生きられるわけではない。人生の与えられた時間で、生きる活動を最適化する。

あなたは、何歳で、どうなっていたいだろうか?

あなたのプロダクトは、いつ、何をリリースしたいだろうか?

時間基準の進め方は、人生の進め方と同じだろう。

アジャイルマインドを促進するリリース計画はこちらもどうぞ。

 

 




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。