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定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

2006年ピースボート世界一周の旅25/ベルゲン(ノルウェー)3

2008年05月21日 | 思い出の旅行
 ベルゲン/その3
 期待していた民具が無かったのでベルゲン博物館文化歴史館へ行くことにする。博物館を目指して坂を登っていくと雨に煙る港や街が見渡せた。静かで落ち着いた街だ。博物館は大学校内にあった。看板も無く苦労して探しあてたが閉まっていた。近くにあったヨハネス教会に入ろうとしたがここも閉まっていた。
 時間があったので中心部に戻りケーブルカーでベルゲンを見渡せるフロエン山に行くことにする。店のウインドウを見ながら商店街を通り抜け港の市場に戻る。

 
     日本刀を飾る刃物屋のショーウィンドウ

 ブリッゲンの手前を右に入ると奥にケーブルカーの駅があった。往復切符を買ってケーブルカーに乗込む。真っ黒い大きな犬を連れた婦人が乗ってきて途中で降りた。このケーブルカーは高台に住む住民の足になっているようだ。慣れているのだろう犬は床に座っておとなしくしていた。懸垂タイプのケーブルカーは標高320mの頂上まできつい勾配をゆっくり登って行く。
 終点の駅を出ると目の前が展望台だった。展望台から遠くかすんでフィヨルドの風景と手前に停泊しているトパーズ号が見える。ベルゲンがフィヨルドの中にある街であることが良くわかる。目の前には歩き回ったベルゲンの街が見える。風が冷たいので駅舎の隣にあった土産屋に避難する。


   展望台から/遠くにトパーズ号が見える



         街中の風景

 顔見知りも混ざるピースボートのツアーの一行がやって来た。景色のすばらしさに感動していたがやはり寒さに耐えられず土産屋に避難して下りのケーブルカーで下山して行った。我々は写真を撮り、スケッチをして歩いて下山することにする。ちょうど歩いて登ってきたピースボートの若者に復路の切符をあげる。針葉樹林の中をハイキング気分で歩く。途中でランニングする人に出会う。ゆっくり40分程歩くと住宅が現れた。道路から家の中が見えるくらい近づく。明かりが点き息づかい聞こえそうな距離だ。
 遠くから小太鼓の乾いた音が聞こえてきた。中学生から高校生くらいまでの生徒が旗を先頭に木製のモデル鉄砲を持って行進するところであった。


          鼓笛隊

 風雨が強くなってきたのでこれ以上歩くことはあきらめブリッゲンで土産を買い船に戻ることにした。土産屋には大勢のピースボートの乗客がつめかけていた。
 お土産を手に提げ、雨の中を歩いて帰る。部屋に入って熱いシャワーを浴びて暖まる。



  醜いほど効果があると言う魔除けの人形トロル





       ブリッゲンの建物群



          店舗



      伝統的な模様が入った帽子



        陶器製人形トロル

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