魂だの精神論で日本代表を語るのってどうかと思う。昨日の試合をよく見れば、精神論ではなく戦術と準備で負けたってのがよくわかる。
最終ラインで3人で回すというのは、あちこちで流行していることで珍しいことではない。それに対する策がなかったというのが驚きだ。
100%アグリ―な分析です。→やらせてもらえなかった“自分たちのサッカー”。日本の長所を消し、短所を突いたコートジボワールの戦術的意図 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載! footballchannel.jp/2014/06/16/pos…
日本は力を持っていると思う。ただ戦術的な準備が足りなかっただけ。やたら「強い、強い」というのもどうかと思うが、やたら「やっぱり駄目だ」と悲観するのもどうかと思う。
ドイツ大会の時とはメディアも変わってきていると思う。負けたからと言って、根拠のない悲観論や精神論にたよった論調ばかりではなくなっている。多様化しているし、進化していると思う。
テレビだって、昨日のサッカープラネットは齋藤と菊原というしぶいゲストに冷静に分析させていた。「もっと前から行けよ!」「誇りを持って戦え!」というばかりではなくなっている。
それにしても、オランダ対スペインといい、CIV対日本といい、戦術的に見ごたえのある試合が多いな。監督の力量が問われる大会かもしれない。
失点すると精神的に浮き足立ってしまう。これが日本の欠点だ。きっと国民性なのだと思う。他の国では考えられないが、なぜか失点に対して過剰な恐怖感や失望感がある。ゴールを奪い合うスポーツなのだから、得点できることもあれば失点もする。それがサッカーなんだ。 #ジーコ
日本人の多くはまじめだ。でもそれが行き過ぎると「結果を出せなければおしまいだ。」という思いにつながってしまう。結果が出ない時もあるのにね。
「結果を出せないとおしまいだ。」という信念を持つように育てられ、まじめに頑張るようになるという方が言い得ているかも。
今の代表メンバーはそうしたメンタリティから抜け出せている人が何人かいるように思う。結果が出ない時もある、結果が出ないと落ち込むけどおしまいではないと思える選手がいるのではないか。
CIV戦は戦術的オプションがなかったことと体力を奪われて動けなくなってしまっていたのであって、精神的に下を向いたのではないと思っている。