昭和20年(1945年)7月24日から28日にかけて発生した呉軍港空襲
そのとき四姉妹の中で唯一健在だった三女も多数の命中弾を受け艦上部を損傷、破損箇所から浸水が発生しついに力尽きてしまう。
しかしダメージコントロールにより弾薬庫の浸水は無く前部主砲は使用可能であったとも伝えられているが、それ以降、彼女は大きな砲火を交えることは無かった。
貴女が存在したことで歴史を知り、未来を教えられる。
いま貴女の名を継ぎし子達は、貴女達の受けた痛みや悲しみを繰り返すことはしまいと信ずるに足る存在となっています。
昭和20年7月28日
金剛型戦艦 三番艦 榛名
呉軍港江田島小用沖にて大破着底。
彼女の果てた日から70年目の暑き日に