子宮頸がん(細胞Ⅲb-0期 一部にAISあり)

苛立ち、眠れない夜。
悩みや不安を一人で抱え込まないでほしい。

入院 3日目 続き

2008-12-10 11:46:35 | Weblog
13:30 X‘masコンサート エレベータ待ちをしていると、手ぬぐいを頭に巻い   たおばあさんが、コンサートに行くなら、一緒に行きましょう。と誘ってく   れた。点滴を着けたままなので左の端っこの席に座った。久しぶりのピアノ   の音。 声量のあるお声、偶然にも出身が同じ方のコンサートだった。年代   が離れていて聞いたことがない曲があった。
   車椅子で登場された時は驚いた。  
   この3ヶ月、自分自身と向き合い 病気について調べては問題が生まれ、ネ   ットと本で探す毎日。夜は不安で眠れない時もあったし、時には自暴自棄に   なった事も。家族に甘えたかと思えば突き放すような言葉も言った事もあっ   た。  ・・・色んな事があったけれど、入院前には遣り残す事がないくら   い 精一杯 時間をかみ締められたように、心穏やかに過ごせたと思う。    なんだか、の様な短い期間に心の葛藤や出来事が走馬灯のように廻り 溢れ   る涙を我慢するのに 精一杯だった。 ほっとできた時間をいただいた。    会場を後にする時に、何人かの看護婦が号泣されていた。(もしかして、そ   う長くはないのでは・・・?!)と思ったが、あえて声をかけず、会釈だけ   にした。

17:15 診察室にてDr.ガーゼを取る。出血は少ないとの事。5週目で治る事、入浴   は1週間後などの紙をもらった。その用紙に署名をして5分足らずで終る。
17:40 点滴からの解放。麻酔の絆創膏をとってもらう。
17:58 検温 36‘6
18:05 夕食 ヒレカツ2枚 ブロッコリー2個 人参グラッセ さつま芋の甘露煮    豆腐と三つ葉のお吸い物。揚げ物は普段苦手だが 頑張ってたいらげた。

19:00 円切の退院のプリントをもらう。お通じについての相談をする。
    入院当日、オペを前日に控えているのに 化学療法もあり、円切とどちら    にするか訪ねられ親も初耳。不安を抱えながらオペに望んだ事なども話     す。 一人の人として耳を傾けてくれたナースの気持ちが嬉しかった。
20:15 簡単に荷物をまとめる
20:30 36‘9 興奮すると熱が上がるので無理はできない。
21:00 消灯 イミテイションのバラの花を眺めながらクラッシック音楽で和む。
21:27 全ての電気を消し、音楽に没頭する。
23:20 音楽機器を止めて眠る。