子宮頸がん(細胞Ⅲb-0期 一部にAISあり)

苛立ち、眠れない夜。
悩みや不安を一人で抱え込まないでほしい。

入院 4日目 

2008-12-10 11:50:51 | Weblog
12月4日 退院当日

6:30 検温36`5 3日間お風呂に入れなかったのでシャワーだけでもしたい。
7:15 シャワーで本当にさっぱりできました。
7:45 朝食 帰りの事を考えていてメニューはなんだっけ?!
牛乳が出たのは覚えている。
8:50 帰り支度
9:50 合い部屋の人たちに ハーブティーを渡し、お礼を言って退室。
10:00 会計 保険が3割適用され ¥44,420 でした。
   限度額適用認定証は、8万以上に適用されるので、今回は必要なし。

母が、タクシーを呼ぶ。(平気って、言っているのに・・・甘えておこう。)
交通機関の待ち時間まで1時間半はある。ショッピングセンター前にて下車。
コインロッカーを探し、見つかったが大きくて荷物が入らない。近くの旅行会社にて事情を説明したら1時間くらいなら預かってもらえるとの事。ありがたかった。

身軽になった二人が向かった先は、隣のビル。本当なら早足で何件か回りたいのだがヒールにスカート姿の母はスニーカーにGパン姿の私とは、1歩に差があるのでスポーツショップは諦め、歩調を合わした。
見るだけでもいいから、行こうよ。と母とおそらく初めての買い物をした。
暖かいサーモテック商品をお見舞いに来てくれた父と、祖父のも忘れずに。
一人でどんどん籠に入れる母。一方で、どっちの色がいい?と訪ねる私。
早く決めなさよ。なんて言われ、結局は一人で買い物しているのと変わりない・・・
会計時、椅子にかけて待っていると、どうしてか腰が重く痛かった。しばらくはこの違和感が残るのかと心配になる。それを聞いた母もどうしていいかわからないだろうと思った。

地下でお昼を買ってバスに乗る。30分前に着き ちょうど乗り込んでいる頃だった。
母を4日間も独占して、家族やお客様に悪いなぁ・・・と言う感じがした。
それに、慣れない事で娘に細かい事まで言われて きっと母は、疲れたでしょうね。
感謝の声をかけると、疲れてないけど、仕事のほうがいい。母らしい意見でした。

ご飯を食べ母は少し休んでいた。私は、歌詞カードを片手に 音楽を聴きながら自由になった体が嬉しくてうつ伏せになったり横向けになったりし、しばしその時間を楽しんだ。
エレベーターを降りると知人に遭遇した。会釈だけしてその場をかわした。

途中で夕食の買い物をして自宅に到着。たった3日いなかっただけなのに、何ヶ月もいなかったような感覚があった。その日は暖かく、外の空気がおいしく感じたので野菜の整枝をした。途中で近所の叔母がお見舞いを持って来てくれた。あえて話さないで言ったのに・・・心配をおかけし、すみません。に、暖かくして大事にしてね。と暖かい言葉をいただいた。
両親が帰宅すると、あちこちからお見舞いを預かってくれていた。入院自体、幼少期以来なのでマナーもよくわからないが、快気祝いの お返しが必要な事は知っていた。
さて、これから自宅療養が始まる。何をしようか楽しみ。