リコの文芸サロン

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西国四十九薬師霊場

2022-11-29 | 日々彩彩
11月28日に、3箇所の薬師如来様をお参りしました。

★琵琶湖の東岸の滋賀県犬上郡甲良町の西明寺、

なだらかな石の坂を20分かけて登ります。

今年は五黄の寅年(金運のご利益)なので、御前立本尊薬師如来が12年に1度の厨子の御開帳です。
高さ20cm程の薬師如来が虎の上に立っている、珍しい「虎薬師」のお像です。  




アップです。

比叡山の行を幾つも満業されたお坊さんがその場で再び祈祷してくださった数珠を、主人の為にいただきました。



黒檀の腕輪です。
左腕に邪の気の入らないようにはめます。

お参りの仕方、
十二神将像は
右側から
子、丑、寅、卯、辰、巳
左側の右から、
午、未、申、酉、戌、亥
の像を頭に乗せています。
自分の干支を見つけ、その前で、願い事を祈る。
薄暗いので、見えにくいので。頭の上の干支で探す。

西明寺は紅葉で有名な寺です。









★三重県鈴鹿市の石薬師寺
この寺は安藤広重の東海道五拾三次に描かれています。



矢印の灰色の屋根が今、お話を聞いている本堂です。
726年開山ですが織田軍により、ことごとく焼失。
その後、 
1629年に再建され、400年前の建物が遺っています。



やんちゃそうな狛犬。

796年に弘法大師がこの寺を訪れ、花崗岩の大石に薬師如来を、刻まれたご本尊の薬師如来の写真(秘仏)
木造が多い中、高さ2mx1mの石に刻まれた本尊は珍しいです。

かわいいね、親子の鹿。



★滋賀県彦根市総持寺

客殿の正面壁の画は、唐獅子図です。
千仞の谷に我が子を突き落とすす獅子の姿は、子育てに悩む親に語りかけるものがある。

親獅子に崖から落とされる仔獅子。
獅子に生まれても、努力、精進しないと、獅子にはなれない。

逆さまに落ちる獅子の仔

子育てに悩む親御さんたちが多くお参りにみえます。

床の間の大きな絵です。

ランチ、

看板からもう、美味しそう。

近江牛丼。お吸い物
近江牛はやはり美味しいです。


売店で帯を使ったトートを買いました。
鳳凰の柄でとても気に入りました。
鳳凰の柄は珍しく、美しい。

裏側もデザインが素晴らしいですね。





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