まきばの日々

つるばら(ドロシーパーキンス)の咲く牧場

日本で初めてのBSE。

2013-04-14 | 日々

TPPについて 政府は聖域を守る交渉に臨む、との約束なのでうまくいけばと切に望んでいる。メキシコの教訓を参考にしてほしい。 さて 以前、イギリスで狂牛病(BSE)が発生し 石畳の下り坂の90度の曲がり角を 曲がれずこけてしまう牛の映像が 連日放送されていた。(牛は90度の角度では曲がれず普通は転ぶ) 

 数年後 日本で初めて2001年9月10日千葉にてBSEの牛が確認された。本来は大ニュースで大騒ぎになり新聞紙面の一面の記事に、 しかし その記事は ほんの数行の文面でどこかの隅に小さく載っていた。

 同日 一紙面の全部には、世界貿易センタービルに二機の旅客機が突っ込むテロが発生、同時多発(ペンタゴンにも突っ込んだ)テロの発生日と重なったのです。翌日からはスーパーでは(当店では国産牛肉を取り扱っていません)の張り紙で店頭から国産肉は消えた。ショウケースは輸入牛肉に置きかわった。ここから畜産業界では価格の暴落で悲惨な状態に。売れ残った国産牛肉は政府が買って焼却処分、(安い外国産在庫牛肉を国産と偽って補助金をだまし取る事件もあり)

 2003年12月25日 アメリカで初のBSEが見つかる、翌日からスーパーは(当店ではアメリカ産の牛肉は取り扱っていません)の張り紙、店頭では国産牛肉とOGだけになる)。しかし 大手牛丼チエーン店は確保していたアメリカ産冷凍輸入牛肉の在庫があるうちはすべて牛丼にした。日本人はそれを最後まで並んで食べた。(早く食わせろと戸を壊す事件まで発生。) 商売の変わり身の早さ、消費者はいつでも自由なのですね。     つづく

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我が家に待ち望んでいた生ハムの原木が届く

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