四季の森社 2000円+税
最上一平さんと小林雅子さん
8日 少年詩はほんの数人をのぞけばまったくお金にならない世界です。まして少年詩の評論は。詩人が詩を書いていくのは、ただただわが思いによるものでしょう。それでもその私人の思いに過ぎないものが、この国の言葉を磨き次代へつなぎ、この国の子どもたちの心を豊かにしていくのもまた事実ではないでしょうか。
たぶん菊永謙さんは次の世代へ「こどもの詩」のバトンを渡さなければならないという使命感を持っておられるのでしょう。「いや、いや、使命などとは」と本人は横に手を振られることでしょうが。
取り上げられている詩人は、西條八十、サトウハチロー、金子みすず、畑島喜久生、吉田定一、高木あきこ、山中利子ほか。
会場は池袋・東明会館。司会は海沼松世、小林雅子、伊東裕子。開会の挨拶畑島喜久生。そして吉田定一、藤田のぼる、宮川健郎、いずみたかひろ、はたちよしこ、最上一平さんとつづきます……。わたし? わすれました。
最上さんとわたしは三次会まで。帰りは畑島さんとご一緒にJR中央線で。
菊永さんとの古くからの友人である吉田、藤田、宮川さんたちは、そのまま同じ酒房で四次会へ突入されていったようです。いい日だったなぁ。
編集長は大変ですねえ。笑ってはいけないけど、ついつい。どこかに隠れどころはいかがでしょう。ご婦人なんぞもおられまして。