さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

20221106 霜月つれづれ 菊や山茶花が咲き始めました

2022-11-06 14:34:03 | 倫勝寺の日々

スロープカーの工事、ゆっくりでありますが順調に進んでおります。
2区奥の頂上駅の基礎部分も、だいぶ様子が見えるようになってきました。

倫勝の壁部分は斜度がかなりありますので、丁寧に、慎重にすすめているようです。
この先、順に下方向に向かってレールの基礎や中間駅の基礎工事を行っていきます。

充分注意を払って工事を行っていますが、キケンですので現場内には立ち入らないようにお願いいたします。

・・・・・・・

秋色深し、の時節になってきました。
明日7日は暦の上では「立冬」です。
このところ天気が良いので、鳳倫閣に入る早朝4時半頃にはオリオン座が真南で両手を広げているのが良くみえます。
写真を撮れないのが残念ですが、冬の大三角もくっきり。昴もかなりよくみえます。
先日は宇宙ステーションが、南の空から東へと空を横断する様子も見えました。
霊園周辺はまだ光害が少ない方なのですね。
昔の天文少年にとっては、ちょっとうれしい。

園内のあちこちで菊が咲き始めています。

植え込みの中からひょっこり顔を出して咲いていますので、誰かが植えたわけではないのですが、
なかなか可憐に、かつ慎ましやかに咲いております。

しっとりしてイイ感じでありますね。

こちらも数は少ないのですが、白の山茶花が咲き始めました。
蕾はピンク色なのですが、花びらは白です。
幼い子供の頬のような淡いピンクが外側に残って、朝日の中でひときわ清々しさを感じさせます。

地蔵堂前の山法師の紅葉も、濃く色づいてきました。

このところずっと続いたお仕事で、園内を散策する余裕もありませんでしたが、
ようやく時間を持てるようになりました。

沙羅の樹の紅葉もじっくり眺めてみると、とても味わい深いものです。

桜の葉はもうじきすべてが散ってしまうでしょう。

「葉っぱのフレディ」という絵本の一節、「死ぬということも 変わることの一つなのだよ」を想いだします。
人生の意味や死についての深い考察が、優しい言葉で綴られています。
秋のこの時期にこそ、是非読んでほしい一冊です。

今日はここまで。



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