さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

春爛漫 はなまつり

2014-04-05 18:00:00 | 倫勝寺の日々

 

花まつりです。

4月8日はお釈迦さまの誕生日。甘茶をかけてお祝いをいたしましょう。

先日のブログでご案内いたしましたが、本日から誕生仏を鳳倫閣前に安置させていただいております。
アマチャと甘草で煮だした甘茶を産まれたばかりのお釈迦さまの像に潅いでお祝をします。

倫勝寺の誕生仏像は、小松川時代からのもの。
小松川では「倫勝学園」という幼稚園を経営していましたので、きっと何千人もの子供たちが、この誕生仏に甘茶を潅いだのでしょう。
とてもかわいらしい仏様です。ぜひご来山し、お参りしてください。
もちろん甘茶や飴玉の接待もあります。

ウィキを見ると、花まつりにまつわるいろんなことが書いてあります。
お釈迦さまの誕生日が、地域によっていろいろ、というのはおもしろいですね。

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北伝仏教の伝来した地方では、一般に釈迦の誕生日は中国暦4月8日とされているが、その典拠は必ずしも明らかではない。
インドと基本的に同系統の暦を用いる南伝仏教圏では、釈迦の誕生日はインド系太陽太陰暦第2月15日(ウェーサーカ祭)であるとされている。
インド暦の2月は中国暦の4月から5月に相当するため、中国暦4月に翻訳されたと考えられている。

また、法顕の仏国記には「建卯」月の8日または1日から15日にかけて、グプタ朝治下のインド各地で祝祭が行われていたとある。
中国語で「卯の月」とは春分を含む月であり、インド暦の正月祭(例えばタイにおけるソンクラーン)が起源である可能性もある。

現在においては、正月などの他の伝統行事と同じように、日本と日本以外の全ての東アジア圏や世界各地の華人社会とで日付の慣行が全く異なる。
日本では、グレゴリオ暦4月8日、または寺院によっては同5月8日(月遅れ)を灌仏会とするのが一般である。
他方、日本以外の東アジア圏や華人社会ではこのようなグレゴリオ暦への読み替えという考え方は存在せず、従来通り中国暦4月8日をもって灌仏会とする。
 
 

灌仏会に行われる法要が「灌仏会法要」である。
 
日本では、様々な草花で飾った花御堂(はなみどう)を作って、その中に灌仏桶を置き、甘茶を満たす。
誕生仏の像をその中央に安置し、柄杓で像に甘茶をかけて祝う。甘茶をかけるのは、釈迦の誕生時、産湯を使わせるために9つの竜が天から清浄の水を注いだとの伝説に由来する。
宗派に関係なくどの寺院でも行う。
甘茶は参拝者にもふるまわれ、甘茶で習字をすれば上達すると言われたり、害虫よけのまじないを作ったりもする。
 
俗に言う「花まつり」の名称は、明治時代にグレゴリオ暦が導入され、灌仏会の日付の読み替えが行われた後の4月8日が、関東地方以西で桜が満開になる頃である事から、
浄土真宗の僧・安藤嶺丸が提唱した。
それ以来、宗派を問わず灌仏会の代名詞として用いられている。

一方、明治以前の民間では灌仏会とは直接関係のない先祖の法要や花立て、あるいは山の神を祀るための祭礼や山開きなどが4月8日に行う場合があった(卯月八日)。
祖先神でかつ農事の神でもあった山の神を祀る際には、花が一種の依代として用いられていたことから、
花を用いて山の神(祖先神・農事神)や祖先を祀る民間習俗に仏教行事である灌仏会が習合した結果、「花まつり」となったとする解釈もある。

       以上 ウィキペディア より

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満開の桜のもと、今年は花まつりです。桜は8日まで充分にもちそうです。ぜひご参拝ください。

         

 先日お伺いした旭区のT寺様。山門までのアプローチにかかる桜が見事です。

 

満開になってから雨が降りましたが、冷たい雨も慈雨となり、ひとつひとつの花がさらに美しく感じられます。

      

パノラマで写した桜も、なかなかいいものです。

        

桜だけでなく、いろんな花たちも花まつりの春を謳歌しています。

      

       

そろそろチューリップも咲き始めます。今日はここまで。

パノラマも再生できますので、下の「さんぜのまなざし」でお花をお楽しみ下さい。

さんぜのまなざし goo別院 1404



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