既報の通り、7月25日に合掌の郷大施食法要が開催されました。
お暑い中、お寺までお運びいただきました皆様、お疲れまでした。
当日は11時より永代供養墓さんぜの合同法要が開催され、関係者の方々が参列ご焼香されました。
さんぜは現在名簿上530名余の納骨がなされています。
墓じまいなどで「○○家先祖代々」とまとめて納骨された方をいれると、600名を優に超える数になっています。
園内からの改葬もありにぎやかになってきたのはよいのですが、
今回はさんぜに隋喜されるお坊さんが少なかったので、納骨された方がたの戒名を読み込むのに時間がかかってしまいました。
次回はお手伝いの方を増やさないと、と思っているところです。
施食会前日まで葬儀が入っていましたので、準備が間に合うか少々心配でしたが、どうやら無事に修行することができました。
昨今の災害級の暑さが影響して参加人数は控えめでしたが、役員さんはじめ、熱心にまた穏やかな法要になりました。
午後1時半からは大施食会。まず最初に法話から始まります。
説教師様は静岡県島田市の利生寺、尾村眞道住職。
法話のタイトルは「人生は手前持ちなんです」
遠州金谷観音霊場の札所でもある利生寺さま。
尾村住職さんとは旧知の仲です。
老師の故郷、寒河江市と私の生ま育った河北町は隣同士。
しかも老師の出家されたお寺は、私の師匠が旧制中学入学時に預けられたお寺で、私も一時期留守番で住み込んだことのあるお寺です。
40年以上も前になりますが、たまたま出家得度式の前日、老師が白衣で式の練習をしているところに伺ったことがあります。
また、私が永平寺東京別院に奉職する直前まで、老師も別院に安居されていました。
東京別院での典座をしていたころ、お手伝いにこられた老師とお話をさせていただいたことがあり、
「ああ、あのときの白衣の方」と一気に親しくなったことでした。
私が別院を下がってからはあまり接点がありませんでしたが、鶴見のご本山にお手伝いに行き始めたら、また老師とお会いしてしまったのですね。
私はご飯を作る係、老師は配膳や接客の係。
でそんな縁が熟して今春、ひょんなことから施食会でお話をしていただくことになったのでした。
ご縁とはこういうものなのですね。
得難く、またありがたいものです。
法話の後は大施食会法要になります。
住職方も世代交代が進んで、新たに若い方々も参加し隋喜してくれるようになりました。
うれしいことです。
外は暑い熱い一日でしたが、堂内は空調が効いていましたので午前午後の両法要とも具合が悪くなる方がいなかったのは幸いでした。
まだまだ暑い日が続きます。いや、これから本番かもしれません。
どうか皆さんくれぐれも御身大事にお過ごし下さい。
法要の写真は娘が撮ってくれました。
ビデオのスイッチャーもしてくれて、助かることこの上なし。
ありがたや。
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白い蓮華が一輪咲いて喜んでおります。
日中も咲いていて、ちょっとびっくり。
で、うれしいのでカメラ持ちだしてみました。
カメラはペンタックスKF。レンズはツアイスのプラナー50㍉/f1.4です。
ペンタックスの77㍉limited同様、個性的な写りが魅力的なレンズです。
今日はここまで。