さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

2021水無月つれづれ 錆びた心に給食を

2021-06-05 10:33:06 | 昌龍寺

鋸南町・保田にある大峰山昌龍寺。菱川師宣にゆかりのある、歴史のあるお寺です。

平成14年の秋、新本堂を建立し面目を一新しましたが、今回、その際に設置した吊灯籠を交換しました。

東京湾を見おろす高台にある、いいお寺です。

いつも気持ちの良い風が吹いて、お墓参りの時には身も心も癒されます。

でも潮風ですから、いろんなものが錆びつきます。

今回交換した初代吊灯籠も鉄製でしたので、18年経てばもうボロボロです。

灯籠を吊る鎖はステンレスワイヤーで補強してありますが、落下の恐れがぬぐい切れません。

まんいち人の上に落ちたりしたら、という事で今回の交換です。

冒頭の写真のように、これまでよりも一回り小さくなりましたが、アルミ製の本体と鎖ですので、錆びることは無いでしょう。

ちょっと安心。

でも、山号額を後ろで吊る鎖や額受けもかなり傷んできているので、こちらも早急に交換修理が必要です。

山号額は重さが60キロ以上ありますので、鎖が切れて落下したら大事故になります。

鎖や額受けなどの部材が調達出来たら、早めれば来週以降にでも交換修理に出かけます。

普段は誰もいないお寺ですので、気づいた時に早め早めの対処が必要ですね。

・・・・・

灯籠の交換を終えて、設備のN村さんと保田小学校で昼食。

住職は保田小の給食セット。給食なのにかなり豪華です(;'∀')

保田のお米とカレー汁、ハムカツにクジラの龍田揚げ。赤いウインナーにポテトサラダと味噌ピー。

先割れスプーンが泣かせます。

N村さんは保田の海で捕れたアジのフライ定食。

丸々太ったアジのフライが3枚載って、N村さんは大満足。

これ、ほんとに美味しいんですよね。

生徒用の机と椅子、しかもアルマイトの食器にトレーですから、給食感満載です。

教室で食べている還暦住職と初老のおじさん二人組、心だけはピカピカの小学生です。

ひとしきり山形と平塚の給食の話になりました。50年も前の話ですから記憶もあやふやですが・・

山号額のは修理の時はなに食べようかな。

さて、給食に甘いのがついてなかったので、隣の教室で売っていたパイ生地のシュークリームを購入。

還暦と初老で、仲良く半分ずつ食べましたとさ。

今日はここまで。



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