自分のために・・・家族のために・・・

”病名は悪性リンパ腫です”との診断を受けて
 病気に負けないように、頑張らないと。

松任谷由美のコンサート、良かったなぁ・・・

2006-07-22 23:53:54 | Weblog
大阪城ホールで開かれた松任谷由美「A GIRL IN SUMMER]のコンサートに出かけてきた。「海」をテーマに、過ぎ去って行く時の「儚さ」「せつなさ」を描き、潮風が薫る短編集を綴ったものである。
 「ひこうき雲」の荒井由美以来のファンである僕の知っている松任谷由美の歌声はあいかわらず、心をくすぐるもので、ステージで軽いステップで踊る姿を見ていいたら、いつまでもこのままで居てほしいなぁと感じた。無理なんだけどね。

 忘れていたユーミンブランド、ユーミンワールドに慕ってきました。席は2階のボックスシートで、周りを見渡すと、ぎっしり満員。さすがユーミンと思いきや大阪城ホールは立ち見を入れて1万2千人。もっと入れていたら、もっと多くの人がユーミンに酔いしれたんだろうなぁ~と思う。心の病の人がとみに多くなっていると聞くから。だけどユーミンの詩に多くの人がそれぞれに思い出があるんだろうと思う。

 スピーカーもデッカクで、その迫力のおかげで、座っている椅子ともどもぼくの体が震えていた。さまざまな趣向を凝らして、観客も一緒に楽しめる工夫もあり、体感度100%の楽しいコンサートだった。

 コンサートが始まって、ユーミンが「この夏に何か残したい」という挨拶で始まり、瞬く間に2時間もコンサートが終わった。来てよかったと。忘れ掛けていた何かを思い出したようで、遠い昔に聞いた曲も歌ってくれて、いつの間にか、久しぶりに音楽の中に居られたって気分でした。

 この夏に何かを残したいって、今の僕に何が残せるのかな・・・。今年は病気との戦いになるだけなんだろう、だったらそれが残るのかな。
 
 途中、アリーナ席の中ほどで、ご夫婦で来られているようで、ご主人は立ったままコンサートに入っているて音に乗っていたけど、その横で耳を押さえながらじっと椅子に座ったままの姿が気になって仕方がなかった・・・。ユーミンのコンサートはおとなしいと思ってきたのか、それほど激しい音楽だったのかなぁ。人それぞれの時の流れでしたね・・・。