『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

どこにアイデンティティーを置くかで幸せが決まる

2010年11月09日 | 仏教的ものごとの見方・とらえ方
 アイデンティティー

=自己同一性

=自分は何者であり、何をなすべきかという個人の心の中に保持される概念



もし自分が津田裕憲であるならば

もし自分が保育士であるならば

もし自分が僧侶であるならば

もし自分が富山県民であるならば

もし自分が日本国民であるならば

もし自分が地球人であるならば

もし自分が仏弟子であるならば


自分は○○である、と心を定めることによって、自分の生き方は違ってくると思う

どこにアイデンティティーを置くべきか?


未熟な段階で一個人におけば自己中心的に陥りがちで…

健全に成熟して一個人におけば気高くたくましい存在になったり…

職業におけば仕事人間になるような…

民族単位で区切れば郷土愛を生んだり、郷土に誇りを持ったり、縄張り意識を持ち排他的になったり、時には侵略的になったり…


とにもかくにもアイデンティティーをどこに置くかでその人の人生は大きく左右されると考えられます


今私にとって必要なアイデンティティーは

地球人であり、仏弟子であります


地球は私にとって唯一無二のかけがえのないよりどころで

地球が壊れてしまったら、地球上の命の中に生かされている仲間たちと共に生きていく事が困難になっていきます


仏弟子でなかったら、私は罪を罪とも思わず、悪行為を積み重ね、正しい理を重んじることなく『人生の目的』を見失い、人生がまっこと苦しくなるでしょう


私は唯ただ『安楽』な世界で生きていたいから

地球人であり、仏弟子で生きていたいと強く思う、今日この頃でございます


合掌


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