私の歩んできた道

待ち人、不倫、離婚、、借金、過去、現在そして彼へ

異様な光景

2013年09月20日 08時28分31秒 | 恋愛


私の中に疑問が生じた

彼はどちらかというと西さんより立場が上っていうか
彼には文句も言わない一歩引いた関係っていうか
私から見れば彼のご機嫌取りをしてるように見えたというか

そんなだったから私がきつく

「幼馴染かもしれんけど深い付き合いはやめて」と言ったとき
「よし、あんな奴とは付き合いをやめよう」そう言ってくれる
と思ってた。

彼は今まで私の無理難題に答えてきてくれたんだもの。

でも返答は曖昧で

「あんなけど悪い奴じゃなく放っておけんと言うか…」

なんて言うからこっちがビックリで…。

彼は根が優しい。
しかも彼と西さんは私より古い付き合いだから私も
これ以上、言えなかった。

ある晩のこと

西さんから電話があった。

様子がおかしいから見に行こうってことになって私らは
車を走らせた。

西さんの車を発見。
彼が車を横付けしたので私も降りようとしたが彼が制止する

「○○は見んほうがええから」と一人で降りて様子を見て
困ったような表情で私に合図を送った

西さんがゆっくり車を降りてきた

そこで見たものは

誰もいない深夜の自販機の前でビクビクしながら
周りの様子を伺い拳銃のようなものを自分の手に
タオルで縛りつけた西さんお姿

目が点になったというか何とういうか・・・

(西さんあ組織関係とも深い付き合いがあったので、あのチャカが
本物だったのかオモチャだったのかは今も不明だけど彼はオモチャ
やろ…って言ってた)


彼も少し話をして落ち着かせ、とりあえず現状は人目につくと
まずいので物騒なものはしまってもらい彼の車に乗せた。

後部席に座る西さんの目は完全にイッてしまっててずっと
独り言。

とりあえず、うちに連れ帰って寝かせた。

うちに連れ帰ったのには理由があって翌日、彼が昔に世話になった
組織の頭の葬儀があったから。2人は出席する予定だったので…

寝てる間もブツブツ言ったり寝言もすごかったりで私は
怖くて一睡もできなかった





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気味の悪い言動

2013年09月20日 08時03分02秒 | 恋愛


彼は変わらず優しかった。

そのせいか一緒に時間が長くなれば長くなるほど
私はワガママになっていった。

(当時は自分がワガママなんて気づいていない痛い女だった私)

西さんが紹介してくれた人○○さん(以後、松と称す)

この人から電話が鳴ったり西さんから電話が鳴ると余所余所しく
なることが多くなった。

彼は西さんを「ポン中」と言っていた。

私の表情が変わると「今はいってないと思うけど…」と付け足し

今はいってない…
そんなことはない。

そう思った、ある夜のこと

西さんに呼ばれて西さんの自宅へ向かった。
どうやらカバンをくれると言うのだ。

車のトランクを探し始めて西さん。

…数分、数十分と時間経過…
しかも時間は深夜の12時過ぎ

なりふり構わず探し続ける姿は異様な光景で、やっと顔を上げた
西さんが言う

「これこれ」

そう言って差し出しのは、3歳くらいの女の子が持ちそうな
可愛いバッグ…

2人ポカーンとした顔で「やるって言よったカバンはこれ?」と聞いたら
真面目な顔して頷いた。

正直、ドン引き。
無駄に時間を割かれて腹が立った…

そして、またトランクに顔を突っ込んでゴソゴソ。
あのまま放っておいたら朝までやってそうなので適当な理由を作って
帰ることにした。バックミラーで確認するとまだ頭を突っ込んでいた
ので私らが帰った後も暫くやってたんだろうな…


私はそーいうことに疎いから分からなかったけど彼曰く
「あいつ、まだシャブいっとるなぁ…」とのこと。

まぁ、どっから見ても怪しい人だったから今なら見分けれるんだけど
当時の私はまだ軽く考えていて彼に対し深い付き合いはしてほしくない…
そんな感じの思いだった。

だけど、その数週間後にその軽い考え方は捨てることになる



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彼の悪友

2013年09月19日 15時43分09秒 | 恋愛


友達?いや違う…
きと悪友だ。

彼には小さい頃から仲良しだった悪友がいた。

いつだったか彼は私に西さんを紹介してくれた。

人当たりがよくスマートなちょっと二枚目…という印象

人見知りせずに私も喋ることができた

人柄を知れば知るほど、とっても良い人…という印象は
すぐにかき消され幻滅させられる

クレジットカード詐欺の話やら組織の話やら…

正直、西さんと再会して彼は変わった。

何が?と言われたら答えられないけど変わった気がしていた。

この頃、彼は自宅には帰らず私の住む家にいることが多かった。
仕事柄、家を空けることも多かったので自宅には、たまに帰る
くらいだった。

ある日、西さんに誘われ空手の試合を見に行った。

今でも不思議だけど、あんなガラの悪い人たちばかりの
試合は初めてだ。

家族だろうけど子供は茶髪、嫁と旦那はガッツリ墨をついてるし…
見た目はヤクザちっくな人がやたら多い。

私らが試合を見ていると西さんが一人の男を連れてきた

「この人○○って言うんや、仲良ぉにしてやってな」

どこかの企業舎弟らしい。

この時、嫌な予感がしたんだ、すごく。
なんか試合そっちのけで話しして帰った私たち。

数日後、いつの間に番号交換をしたのか彼に○○から電話があった。

なんか余所余所しくて変な感じ。

私には、もう1つ気になることがあった。

彼に掛かってくる内容のよく分からない電話。

聞き出す私に彼は「知り合い」そう答えた。


彼に対し初めて感じた不安だった。










終結

2013年09月19日 15時43分03秒 | 恋愛


仕事のことはさておき…

まず私は母に電話をして離婚のことを話した。

私のことをよく知っていて勘の鋭い母は淡々と話しだした

「あんたら仮面夫婦やと思いよったわ、自分らで決めて
子供のことも考えたならええんちがうん。ケンカばっか
しよる親見て育つんは子供が可哀想や」

父は…猛反対!!!

とにかく私に孫のことを考えて考え直すように言う

ここで納得していた旦那が揺れた。
事前に「決意は揺るがない」そう言い切っていたのに…

あの父が、泣きながら孫のために離婚はしないでくれと頼む

とってもとっても胸が痛んだけれど、どうしても旦那と
一緒に過ごすことはもうできなかった

(旦那も両親に責められたが私の親は私の方に大きな原因が
あることを分かっていたので私を罵倒する方が多かった)

説得を諦めた父は旦那の両親を実家に呼んだ

当然、大反対。

ここでも旦那は「やっぱり頑張ろう」と優柔不断な態度を
見せた

今まで一切、関知しなかった義理父母はとても驚いた
様子だった

義理母は泣きながら父と同じように私に懇願した

それにも心が動かなかった。泣きながら「ごめんなさい」しか
言えなかった。

結局、私の意思が全く変わらないのを察して両家とも離婚に
応じた。

あんな優しく大好きだった父を泣かせた代償は大きい…

父は暫く口を聞いてくれなかった

「お前のワガママでこうなったんや、今後は1人で全て動け」
そう言い放った。

(この頃、とっても開き直っていた私は人の痛みを感じること
なんかなく最後まで自分勝手を押し通した)

旦那は実家に戻り私が今の家に住み続けることになった。

最後の話し合い

旦那は悪くなんかないのに当面の生活に困るだろうということで
慰謝料としてお金と自家用車を残してくれた。

ありがたい…
最後まで優しい人だった。

そして旦那は言う

「養育費は払うけど後は一切、何もせんから!生活苦しいって
言うてたけど借金とかないん?」

「ない…」

「ほんまにないんやな?もう後から言ってきても知らんで」

「ほんの少しだけ…でも、払えるし、これは自分で何とかする!」

「大丈夫なん?」

「うん、ありがとう」

そうして旦那は5年以上過ごした家を後にした

(強がり言ってみたものの、こんなに膨れ上がった借金どうしよう…
ってそればかり考えていた)

また、彼とも別れる別れないですったもんだあったが結局、別れる
ことができず距離を置いた状態の関係を保っていた。



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転職とヤスとの再会

2013年09月19日 08時05分36秒 | 恋愛



(過去の話のため内容が前後し一部、修正をかけました。新たに
【彼の裏切り】タイトルを9/18に後付けで差込みました)



私は彼とも旦那とも別れるつもりでいたので転職を考えて
動き出していた。

今の会社の上司にも事情は話し辞めようと思ってる事も伝えた
上司は「ちょっと待て、良い方向で考えよう」そう言ってくれた

水商売をしていた女友達サチに電話をして仕事を紹介してもらった

私はお酒も飲めないし水商売経験もない。強いて言うならコンパニオン
の経験が1度あるくらい。それも頼まれて嫌々…

だから、とても不安だったが借金の返済を考えると悠長なことはいって
られない。

彼にも転職、転居の話をしていた。そして、うっすらと別れ話も。
彼は納得はしていなかったが止めることもなかった。
既婚者の彼には仕方がないことだった。

私は覚悟を決めてサチと共に店へ向かった。

私が聞いていたのはスナックやラウンジ程度だったが実際は話が
違っていて…サチは言う

「おかしいなぁ、うちが行ってた頃は脱いだりなかったのに」と。

それでも話が通っている以上、店長と顔合わせはすることになった

薄暗い店内、馬鹿でかい音楽がかかっていてネオンがチカチカする中で
待機中の女の子が携帯をいじっていた。

店長との話

「来てくれるんやろ?嬉しいなぁ。すぐに上位になれるで」

「はぁ…」

「給料は頑張ったら1本はいけるな、子供は前の託児所でマンションも
あるから心配ないで」

サチが言う

「何なん?あの格好は…透けシャツに下はパンツやん?彼女は未経験
やから脱いだりは無理!お触りも断ってええんやろ?」

店長が言う

「昔と違うから多少のリスクは仕方ないで、大丈夫すぐ慣れる」
と笑顔で言った

返事は先伸ばしで、とりあえず一旦、帰ることにした。
聞くと託児所も普通に無認可…。
とても怖くて預けられないよ

落ち込む私にサチが「いいとこ連れて行ってあげる」と笑顔で言った。

そんな気分じゃないんだけど、とにかくしつこいので足取り重くも
サチのあとを歩くと1件のパブに入った

そこで見たのは過去記事の「ヤスの恋」に登場したヤスくんでした。
あれから音沙汰がなかったが、この町で店を出したのか…

ヤスはサチから大凡の話は聞いていたようで苦笑しながら話し出した

「大変やったの…俺も3店舗店持ってるし、こっち出てきたら俺が力に
なってやるから心配するな、お前が行く店の客も俺が安全パイなツレを
回してやるから大丈夫や、そんな落ち込むなや~」って。

私はと言うとカウンターにうなだれて「あぁぁぁぁ~」って髪の毛
くしゃくしゃしてた。

サチは得意げに「ヤスがおるからビックリやろ?サプライズショー♪」
と言ってるし…

とっても疲れた一夜でした。

結局、私は会社の上司がとても好意的な待遇を申し出てくれたので
それに甘えることにした。

あとは両家の話し合いだ。




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彼の裏切り

2013年09月18日 16時11分18秒 | 恋愛


既婚者の恋。

最初は浮気のつもりだったけど、私の中で彼の存在は
大きなものに変わっていった。

我侭な私がちょっとしたことで怒ったり別れ話をしても
真っ直ぐで疑うことを知らなくて傷ついて涙も流す。

彼はいつも一生懸命で純粋な人だ。

(純粋な人は不倫なんかしない…そう思われるだろうけど
少なくとも私にとっては純粋で誠実だ)

私と出会わなければ特別、幸せじゃなくても平凡な生活を
送っていただろう…

そんな彼と何回目かの夜デート

この日、初めて私が彼に距離を感じた日で住む世界が
違うって思った日

その日は彼の表情が暗かった

ホテルに入ってすぐに彼が真面目な顔で話しだした

(覚○剤が関係する話なので不快な方は読まないで下さい)

彼は元ヤクザ、昔いた組織で世話になった人に頼まれて売人を
していたこと

たくさん話してくれたが実は私はショックが大きすぎて内容を
あまり覚えておらず、どうやって帰宅したのかもうろ覚えだ…

覚えているのは、どこかの海で泣きじゃくる私の前で
小分けされた「ソレ」を投げ捨てたことだけ

彼は彼で悩みがあって私のために組織との縁を断ち切ろうとして
話してくれたのだけど私はやっぱり許せなかった。

私は出会った時から

「ヤクザは嫌いだ、薬物は大嫌い」

そう言っていたので、すごく話辛かったと思う

そして、いつも紳士的にお金を出してくれて高価なものをプレゼント
してくれていた彼は金銭的にきつい生活をしていたんだと思う。

携帯代だってお互い4万くらいだった。跡から聞くと彼は倍くらいの
月もあったらしい

私も彼も「今だけ」しか見ておらず「何とかなる」的な安易な
考え方をしていたんだと思う


結局、私は「もう別れる」と言い放って帰った。

翌日は旦那と子供を連れて動物園に行く予定だったけど気分は
ドンヨリで楽しめる雰囲気ではなかった。

彼からは何度もメール、着信があったが私は無視したんだ…

それでもやっぱり、彼が大好きで信じてみたい…そう思った。
自分でも気づかないうちに浮気じゃなく本気になってしまってた。

元サヤに落ち着いたが、この後も数回どうでもよいことで
喧嘩をして私は別れ話をした。

その度に彼は毎回同じように傷ついて涙を流す

彼はとても優しい、優しすぎて私はどんどんワガママになって
しまう。

あんなに強面なのに。

そのギャップにハマってしまってた私だけど…


それでも互いに人を傷つけた代償は大きくて苦難はたくさん
やってくるのでした



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思い悩む

2013年09月18日 09時17分51秒 | 恋愛


車の鍵を持ってドアを開けた旦那に尋ねた。

「どこ行くん?」

「…。」

「どこ行くんよ?」

「どこでもええやん、それより生命保険解約したん?」

「え?まだやけど」

「ふーん、ならええわ」

そう言いドアを閉めた。

すごく嫌な予感がする。

私は部屋の中を行ったり来たりしながら歩きまくった。

もうじっとしていられなくなり友達に電話をかけ事情を話した。
そしたら一緒に探してくれることに。
旦那が帰ってきた時のために書置きをして家を出た

一応、状況だけ知らせようと思い彼にも電話した。

私はビルがある場所や建物があるところを見て回った。
そして最終的に実家に戻るのでは?と思い旦那が育った実家へ
向かった。

そしたら彼から電話が…

「旦那の実家って○町やろ?」と

「そうやけど、何で?」

「今、その辺り走って捜索中なんやけど…」と

うちの車は停まっておらず彼には帰ってもらい一旦、自宅付近まで
帰ってきた。

その時、携帯が鳴った。表示は旦那の名前だった

「ちょっと!!!!どこおるん?何しよん?とにかく家でおって!おってよ!」

そう言って電話を切り友達にお礼を言い送ってあげて自宅に戻った。


ホッ、車がある…

ドアを開けると笑いながら旦那が言う

「人間、なかなか死ねんもんやわ、場所もないし」

…。

「アホちゃうん!!!!あんたどんだけ弱いん?私はええわ、父親が
そんな形で死んだら子供どんな思いするんやー」私が言うと

「そうやな…」と言いながらうつむいた。

その後の旦那は何か変だった。
目が虚ろで薄ら笑いをしてみたり…
ちょっと気味が悪かった。

私は私で考えて、こんな苦しめるんだったら離婚やめようか…
彼ときちんと別れたとしても借金のこともあるし…
そう考えながらも旦那が不気味すぎるので言ってみた。


「もう離婚の話はやめようか…」私が言うと旦那は

「そんなん同情だけやったらええわ、よし…離婚しよう」

晴れ晴れした表情で旦那が言う。

荷物のこと、家のこと、子供のことも少し話ができた。

まだ不安はあるけど、とりあえず近いうちにお互いの親に報告だ。
そう思ってたのに、また旦那の言葉によって状況が変わってしまう


(記事には書いていなかったけど私は離婚と同時に子供と一緒に
住んでる土地を離れ、彼とも別れるつもりでいた。さすがの私も
旦那、子供を不幸にして彼と楽しく…という考えになれなかった)



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旦那とのこと

2013年09月18日 08時03分48秒 | 恋愛


もう完全に冷め切った私。
旦那はそれでも普通に過ごしていた。

今更だけど旦那との離婚を決めたのは「彼」だけが原因ではない。
私の中でもう借金のこと黙ってられない…
そう思ったから。

何で家庭内のことなのに旦那に相談せず全部、抱え込んだのか
今でも分からない。

ある日の夕方、旦那に切り出した

「なぁ、話があるんや」

「何?」

「もう離婚したいんやけど」

「は?はいはい、また始まった」笑いながら答える旦那

「本気やで。もう意志は変わらん」

「いつものことやろ」

「もう決めたから、自分で親にも話す」

「本気なんや…ちょっと考えさせて」と旦那

翌日、何を思ったのか「ドライブしよう」と言い出す旦那。
私は車に乗り無言。
旦那も無言。そして口を開いたのは旦那だった

「ホンマにもうダメみたいやな…」
「ごめん」
「わかった」

この日、話し合いは終了したのだけど旦那は動く気配がない

痺れを切らした私は

「動く気ある?」そう言うと、なんと旦那は
「えー本気なん?」と話を蒸し返してきた。

苛立った私は今まで言えなかったことや思っていたことを
ぶちまけた。借金の話は遠まわしで少し触れただけだが…

驚いたような表情だったけど冷静になったのか暫くして
無言で車の鍵を取って出ていこうとした。


この後、旦那が取った行動で私は頭を抱えたんだ…



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W不倫の果ては

2013年09月18日 07時02分48秒 | 不倫


とても紳士で私に姫のような扱いをしてくれた

とても驚いたのは車のドアの開け閉め。
これは慣れていない私が照れ臭くてやめてほしかったこと…
食事に行ってもドアを開けてくれイスを引いてくれ…

とても大切にしてくれた。

最初のデートは隣県だったが彼が県境に住んでいることから
そう遠くはない場所。

パスタを食べに行って彼の働く本社近くまでドライブしたっけ。
彼は最後まで紳士的でだった。

物足りないくらいの距離をとても新鮮に感じた。

そん時に言いづらそうに彼が話し始めた。自分の過去を…

小指が欠損していること。
身なりもそれっぽくて小指もなくて何となく気づいていたけど…

昔は組織に在していた事や刑務所に服役していたこともあるとか…

驚いたけど、そんなことは深く考えず話を聞いていた。

彼と付き合ってから
「もしかして彼が刑務所に入って私も待ち人になったりして」
なんて冗談ぽく考えていた自分を悔やむ時がくるなんて思いもしなかった。

出逢って一年半経った頃に地獄を見るなんて思いもしなかったから。



彼と私の住んでるところは少し離れていて車で小一時間ほど掛かる

彼は私の休憩の時は仕事の合間をぬぐって1時間のために高速を使い
車を飛ばしてきてくれた

そして私の休憩が終わると帰る

私の平日休みには彼の会社近くで会ったりしていた。

とても幸せだった。

でも、やはり彼は私と家庭は分けて考えていたようだ。

土日、祝日、夜は会おうとしなかった。
私に出会わなければ普通の暮らしをしてたんだろうなぁ

そんな彼に少しずつ不満を募らせていった私はやっぱり傲慢で
自分の立場を全く理解していなかった。

初めて週末の夜、会うことになった。

私は仲の良い女友達と4人で居酒屋にいた。
そこへピシッと決めた格好で愛車のプレジデントに乗って現れた彼。

感想は…

「どこから見ても立派なヤ○ザにしか見えない」だったが
そんなことはどうでもよくて嬉しそうに助手席に乗る私だった。

当時は私のW不倫も公認で友達も似たようなことをしてた子が
多かったから私らの中で不倫はそう特別なものではなかった。

類は友を呼ぶ…

というより本音を言えば数人は冷めた感情で私を見ていた子も
いたんだろうなって今なら気づくんだろうけど当時はそんな事
もどうでも良くて彼との時間が楽しくて仕方なかった。

彼との夜デートはコンビニ行って飲み物を買ってもらって
ドライブして初プリクラを撮りに行ってホテルへ…

帰ったら現実が待っている。

彼にも言えない増える借金、旦那と子が待っている家…
結局、転職には動けずにいた旦那…パートでしか働けない自分の現状。

それを考えると少しだけ現実に引き戻される。

旦那は相変わらず口うるさく注意していたが私の耳に届くことは
なかった。

彼は変わらず優しかったし誕生日、記念日には私に大きなプレゼント
をくれた。某ブランドの財布、花束、18kの太いネックレス…

私のワガママを全て聞き入れ夜でも会えるようになった。

普通に考えて上記を読むと私と出会ってからの彼の生活は一変し
とても無理をしているのは一目瞭然。

私は気づかずにそれに甘えていた。

本当はとても無理していたこと…
私は気づかないうちに彼を苦しめていたんだ


(当時を振り返って冷静な目で見ると彼はさて置き、私はただの
アホとしか思えない行動ばかり…)

※注:私のアホな言動は今後も続くので一瞬でもイラっとした方は
   ここでドロップアウト願います


旦那のこと本当に好きだったはずなのに…
子供のことも大切だったはずなのに…

私は自分で自分の首をしめてる…

そう思えるようになったのは情けないことに、うーんと後でした

後悔…時すでに遅し




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運命の出会いは

2013年09月18日 06時08分17秒 | 不倫


とても綺麗な出会いではなく単なる出会い系サイト

遊び半分で友達に誘われ始めてみた

数人のメル友ができて、それ以上の関係の人がいて
でも、私が記憶している男は極僅か。

そんな中、既婚のTとあった。

(この彼だけは本名は伏せます。それ以外の人はモロ本名なので
内容を読めば本人は気づいちゃいますね(苦笑。)

私より12コも上の彼。
当時は私23歳、彼は35歳だった

この彼、ほかの男とは違って下心が全く見えず真面目で当初の
私にとってはスルー候補に入っていた。

マメにメールをしてくる彼に対し私は適当に返信
それでも変わらず彼は優しい

結婚している
トラックの運転手だという
車が好きだという
パチンコが好きだという

そんな彼と顔合わせをしたのは出逢って間もなくの頃。
会ったのは彼が関東に上る時にほんの数十分。

私は面白みのない真面目な男がくるもんだと思ってた

けど、現れた彼はコワモテでやくざちっくな見た目…
正直、怖すぎて引いた。

あの顔で「僕」とか有り得ないし…

でも、彼は見た目とは違いシャイな感じ。
私の中では、とっても好印象。

彼も気に入ってくれたようだ。

とりわけ美人でもないスタイルが良いわけでもない私…

きっと一回りも歳下で彼にとっては新鮮に見えたんでしょうね。

顔合わせして気に入ったと言いつつ何のお誘いもしない彼。
ピュアな気持ちの反面、回りくどくて物足りない感があった。

そう思ってたのは私だけ。
既婚者の分際で遊びすぎたんでしょうね。

完全に感覚がおかしい。

彼は結婚してるからメールだけ…
そう思ってたらしい。

結局、最初のキッカケを作ったのは私の方からだった

この頃、私は本気で離婚を考えていた。

このT、先で大変なことをしでかしてくれるのです。




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ヤスとの終わり

2013年09月18日 00時21分25秒 | 不倫


ヤスの家に着いたとき共通の友達も数人やってきた。

インターホンを鳴らしても反応なし。

私は持っていた合鍵でドアを開けて中に入った。

ベッドで意識朦朧とするヤス。

私が声をかけると

「来てくれたんやー、もう辛い、一緒になれんのかー」とか
叫んでた。

ご立派に私宛の遺書まで書いていたのでお礼に一発ビンタを
食らわしてあげた。

とりあえず病院に連れて行き胃洗浄と軽い処置をしてもらい
家に帰った。

その後も意味不明なことを言いながら走行中の車に突っ込んで
行きそうになったり泣き喚いたり…

心配でしたが、私も家には帰らないといけない。

過剰な演出の割には、その数週間後にヤスは他に女を作る。

ある日、ヤスに話があると電話をもらったので会いにいった。

予想はできていた。

彼はひた隠しにしていたが私は他の女の存在にめっちゃ気づいて
いたので別れ話をするつもりで部屋に入った。

案の定、ヤスはわざとらしく暗い表情で話し出す。

「お前のことは好きやけどお前は家庭がある…」モジモジ

イライラしてきたので私が代わりに言ってあげた。

「他に好きな子できたやろ?別れようか?うん!別れよう」

ヤスのビックリした顔ったら…。

「お前が嫌だって言うてくれたら俺はお前を選ぶんやけど」モジモジ

「ううん、全然OK。」

「それでええんか!?」

あんたが別れ話のために呼んだのでは???
もう面倒くさいので「楽しかったよ、今までありがとう」そう言って
指輪を置いて部屋を出た。

その後、何度も電話をかけてきたり夜中に自宅前で待ち伏せしたり
正直、最悪でした。

あれから1ヶ月くらいして彼女とは別れたらしい。

私はといえば共通の友達がいる時にだけ会う友達的な付き合いを
していた。

そしてヤスとの恋はあっけなく終了。チーン

が、ヤスは数年後にまた私の前に思わぬ形で現れる。




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借金

2013年09月18日 00時02分06秒 | 不倫


「ヤスの恋」の話をさっさと終わらせたかったので
書かなかったがヤスと付き合ってる時に幼馴染の女に付き合って欲しいと
お願いされ消費者金融へ足を運んだ。

プロ○スだ。

彼女は慣れたように機械で作業する。

私は「へー」とか「ふーん」とか言いながら横で見ていた。

でも、その数ヵ月後に自分がこの場所にやってくるとは
思いもしなかった。

旦那の給料は上がらず私もパートの仕事をする。

(当時の私は本当にクソボロ女だったので子供に申し訳ないため
子供の話などはホントに少しだけしか書きません)

子供が小さいので、とりあえずパートの仕事。
それでも、たいした金額にはならず貯金も底をつきだした。

焦った私がとった行動はご推察の通りキャッシング。

しかもプロ○ス。

あの時、付いて行くんじゃなかった(責任転嫁…)

また私の悪い癖。開き直って現実逃避することもしばしば。

結局、借りるくらいだから返せません。
利息を払っても元金は減らず、それでもその場を何とか乗り切る
ことしか考えず私は後1社、もう1社と負債を抱えることになる。

完全なる自転車操業。


自業自得とはいえ旦那にも言えず誰にも言えず本当に辛かった
日々を過ごした。

そう思うようになった時に初めて自分の状況を把握した。

旦那への愛情はなくなりつつあったが私の勝手な行動の借金を
背負わせるのは苦痛でもあった。申し訳なくも思ってた。

私は内緒のアルバイト(テレホンレディ)もしたり…


でも、思いと行動は裏腹で私はこの後に運命の彼と出会ったんだ。




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自殺未遂事件

2013年09月17日 15時09分30秒 | 不倫


この頃、旦那の仕事が減って給料も半分位下がった。
20万もない給料では生活も困難になった。
ひどい時は15万位の時もあった。

旦那はマジメに仕事に行っていた。
転職も口にしていたが行動に移すことはなかった。
そしてお金がない…ケンカが増える日々となった。

私は男遊びをやめればいいものを自分を止めることが
できなかった。

自分のことを棚に上げて、私は付き合っていくうちに
ヤスの適当さに熱が冷めつつあった。

そんな思いを察してか夜、電話をしてきたり「会いたい」と
言ったりして私を困らせることがあった。

そんなヤスを無視したある日のこと。

携帯に出ると呂律が回らない口調で

「もうだめだ、さよなら」

そう言って電話を切った。

さすがに焦った私は共通の友達に電話を掛けて様子を見に
行ってくれるよう頼み、適当な理由を作り家を出てヤス宅
へ向かった。



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ヤスとの恋

2013年09月17日 13時13分08秒 | 不倫


(小さな恋や日々の出来事はたくさんありますが長くなりそうなので
かなり割愛して書いていきます)

おバカな私は完全に開き直っていた。

と同時にマサの件で旦那に対して愛情がなくなっていった。
歯の浮くようなセリフを今更、言われても愛が戻るわけもなく
私の気持ちは冷める一方だった。

とは言っても暫くはおとなしくしていたのだけど、遊び癖が
治ったわけではなく、たまに女友達と遊びに出かけていた。

そんな中で知り合ったのがヤス。
すごく楽しくてお調子者のヤス。

仲が良くなり特別な関係になるまでにそれほど時間は要しなかった。

最初は控えめに付き合っていたが、旦那と離れたい…そう思うように
なっていた私だからヤスとの時間は増えていった。

が、この男とんでもなくメンタルが弱かった。
しかも優柔不断。

なんでもはっきり言う男らしい人…
そんな私な勝手な思い込みは簡単に覆された。

ヤスは私に指輪をくれた。
そして私と一緒になりたい…そう言った。

楽しく過ごしていたはずなのに少しずつ何かが崩れていった。



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話し合いは…

2013年09月17日 11時49分03秒 | 不倫




沈黙の時が流れ口を開いたのは旦那だった

「で、何しにきた?」

そして私に向かって

「こんなガキと?」と言った。

そしたらマサは

「こんなガキに嫁さん取られたんやな」

旦那の顔つきが変わって変な空気が流れマサが言う

「何でそんな大事なら外に出したん?何でもっと
しっかり捕まえとかんかったん?」

旦那は「お前には関係ない」

そして私が言った。

「もうええわ、両方と別れるからこれで終わり」

2人は私を見て同時に

「何なんそれ」みたいなことを言った。

(そりゃそうだ…開き直りにも程がある、と今は思う)

とりあえず話し合い?みたいなものは終了させてマサを送った。



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