グランマの扉

女4代にぎやかな日々

北海道の百人一首

2017-03-23 | 日記

さて、ちび七歳のお誕生日プレゼントのリクエストを聞きましたら

の百人一首」と。




実は北海道の百人一首のカルタは、取り札が木なのです。

それにしても7歳の子が欲しいもの??

と思いましたが、放課後お世話になっている児童会館で、最近遊んでいるようなんですね。



そう言えば、ちびのお母さんも小学校高学年の頃、百人一首カルタに凝っていた時期がありました。
お正月の挨拶に夫の実家に行った時、本気に闘った義母が負けてしまい、嬉しそうに孫に向かって「たいしたもんね~~」と笑っていた顔を懐かしく思いだしました。


ところで夫の故郷では冬の間、百人一首で遊ぶ文化があったそうですが、私の住んでいた地域は全くなし。
なので娘が百人一首に凝っていた時期も「へ~~~」で私は終わっていたのですが、まさか小学校一年のちびが百人一首カルタが好きとはです。



とにかく、ちびの相手が出来るのは、今の所、もう殆ど覚えていない娘と、昔取った杵柄の夫のみ。







本当のルールは一チーム三人の対抗戦らしいのですが(攻め・中間・守り)、昨日はちびが読み札を読みながら夫と二人で札を取りあっていました。

(傍で姿勢正しくちびと君もお座りし、一応「ハイっ」と札を取っては、ちびに「違うから」と叱られていました。

何しろ私は未経験なので、さっぱりルールがわからないのですが、北海道の百人一首は「下の句かるた」と呼ばれる特殊なものらしいです。


本来の百人一首かるたは、そもそも百人一首の和歌を覚えるのが目的。
今と違い、昔は読み札には作者名と上の句のみしか書かれていなかったんですってね。

それに対し、北海道の読み札は紙で出来ており、形態は本州と一緒ですが、独特の節回しで読むのは下の句のみ。




一方取り札は木で出来ていて、独特の書体で書かれています。
それも一般的な取り札のように、整然と三行のひらがなではありません。
漢字、仮名交じりで、文字の大きさも違います。
最初の数文字だけ大きくて、後は達筆な方があたかも書き流したような感じ。

上の句を覚えなくていいので簡単かと思いきや、この独特な文字を読みとるのは、ちびにとっては難しいんじゃないかと思うのですが、子供って凄いですね。
昨日は夫、完敗しておりました。






この「下の句カルタ」
元々は開拓時代、会津藩からの移住者からもたらされたのではないかと言われているそうですよ。



・・・・・う~~ん
今後は、びっしり私も参加させられそうな予感がする・・・・




さて、お誕生日会の様子も少し御紹介



お部屋の壁





年度末の忙しい時期なので、ピザはデリバリーでしたが、後は娘の心尽くしのお料理が並びました。









チョコレートケーキ。
プレートも勿論お手製。







我が娘ながら感心。 



翌日は学校なので、昨晩は早目にお開きにしたのですが、それを察したちびと君。
「あーちゃんのお家に行く」と、何時ものアピール










何時まで続く、この相思相愛関係    





コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おめでとう ♪  & 雪の神... | トップ | 処女雪 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事