~誰もが知ってるおとぎ話…と思ったら、大間違い!!
ポップでシニカルな謎解きエンターテイメント!!~
というキャッチコピーのアニメ映画、『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』の試写会に行きました。日本語吹替え版だったので、会場には親子連れ多数(^^;。ですが、内容は大人の方がより楽しめる感じでしたね。なんせ「ポップでシニカル」な笑いですから(笑)。
赤ずきんちゃんことレッド(声:上野樹里)が山の上のおばあさんの家を訪ねると、おばあさんに変装したオオカミ(声:加藤浩次)がいて、そこにぐるぐる巻きのおばあさんがクローゼットから、斧を持った木こりのカークが突き破った窓から登場し…という場面から映画は始まります。この時点では私の頭の中は大量の?はてなマークだらけ。
警察は森で起こっているレシピ泥棒(←この辺の設定はちゃんと子供っぽい。笑)の容疑者として4人を疑いますが、そこにカエルの探偵ニッキー(声:ケンドーコバヤシ)が登場し、事情聴取を始めます。ここからは冒頭の?マークが段々解けていく感じで、随所でクスッと笑いながら楽しむことが出来ました。
<!注!これ以降は少々ネタバレっぽい記述有りですのでご注意を。>
この後、ドタバタがあって無事事件は解決するのですが…この映画のキャラクターで最高だったのは何といってもパケットおばあさん。表の顔は美味しいお菓子を作る柔和な感じのおばあちゃんですが、実はスポーツ万能のクールでタフなスーパーおばあちゃん。とにかくすごいです。有名おばあちゃんなので、商品化されたおばあちゃんコスプレグッズ(お面とエプロン)なんかもあったりして(笑)。笑えます。英語版はグレン・クローズがパケットおばあさんの吹替え担当とのこと。そっちも見てみたーい! あとは、ちょっぴりだけ出てくるキツツキがめちゃくちゃかわいいっ♪癒されました。
冒頭で感じる????が各人の事情聴取の中でうまーくうまーく繋がっていき、あーそうだったのね、というところがやっぱり面白かったな~。クライマックス部分もアメリカアニメっぽくて良かったですけどね。赤いずきんにあんな使い道があったのね~と、妙に感心してしまったりして。
それはそうと日本語吹替え版ゆえのダメ出しが、、、、(実は事件記者の)オオカミの相棒のカメラマン(?)のリスが、声高で早口という設定なのはいいのですが、何言っているか聞き取れない!のと、魔女の呪いでしゃべると全て歌となってしまうというヤギも何を言っているのか(いや、歌っているのか)わからん!……とイラッとする部分がチラホラ。大人が見る場合、字幕版の方がいいかもネ、と正直思いました。上野樹里が心配していた「のだめ」声ではなかったのが良かったといえば良かったです。ミュージカル部分もちゃんと上野樹里が歌ってましたし。
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