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美味!な日々

2023年2月の観劇録(その2)

MEAN GIRLS@東京建物ブリリアホール
2階席なのに双眼鏡忘れてしまった…でもBrilliaは横長会場なので意外と見やすいし、表情もそれなりに見えたので良かったです。それにしてもイープラス貸切の独自価格設定とやらにはやられた感が…勉強になりましたわ。。。
さて本編。田村芽実ちゃんと石田ニコルちゃんの歌、やっぱり好きだわぁ。意外にも本格的なタップダンスシーンがあって、それが良かったなぁ。内藤大希氏、タップダンス上手い!マリウスはダンスか得意だったとは!メリポピでも気付かなかったわ。(^^;
ストーリーとか雰囲気はBE MORE CHILLとか古い作品で言うとグリースに近い感じかなぁ。イクちゃん演じるケイディのキャラは全く共感できず。ケニアで育ったからアメリカに転校してきたら浮世離れしてて浮くって設定、東京ラブストーリーかっ!?てツッコミたくなりました。笑

キングダム@帝国劇場
ストーリーが映画の一作目と同じところで助かりました。相変わらず漫画読んでないし、アニメも見ていないので。苦笑
三浦くんや元木くん、早乙女くんの殺陣やアクションは凄くて見応えあるし、美弥るりかの楊端和は美しくてカッコ良かったけど、全体的に少々迫力不足なのがもったいない感じでした。あと、照明演出に違和感。最近、サイドの壁も使った演出が流行っているように思えるのですが、横の壁にライトが当たっているから、何かあるのか、何か映されるのかと思って目をやると、ただただ何かの機械に色ライトが当たっているだけという…。少し前に観た『キングアーサー』はサイドの壁もうまく使った素敵な照明演出だったので、余計がっかり。
ところで『千と千尋の神隠し』のときも思ったけど、ストレートプレイの今作にフルオーケストラの生演奏は要るのか?その分チケット代安くしてくれた方が助かるし、生オケ入れるくらいなら歌えるキャストが揃っているのだからミュージカル(か音楽劇)にしてほしかったなぁ。

ケンジトシ@シアタートラム
中村倫也☓シアタートラム(のキャパシティ)、そりゃチケット取れないさ。本当は友人と行きたかったのだけど、2枚だと全く当たらず…仕方なく先着販売で1枚だけどうにかゲット。これ、先日の『ルードヴィヒ』と同じ顛末で我ながら苦笑。舞台の中村君が好きな者としては、早く人気が落ち着いて欲しいっす。
今作は哲学的評伝といった感じ。嬉しかったのは学生時代に授業で読んだ宮沢賢治の作品が多く使われていたこと。最初にカニさん(河内大和)が出てきて投影された青系の水玉で構成された映像が映し出された途端、「あ、クラムボン(『山なし』)」と思ったらそうだったし。兄妹の話のはずなのですが、その割に兄妹シーンが少なかったのが何となく残念。中村君と華ちゃんの絡みがもっと観たかったです。フィクションとはいえ、石原莞爾と宮沢賢治に何の接点が?と思って観ていたのですが、帰宅して調べたら、かなりの共通点があったのですね~。なるほどなるほど。
観劇日のちょうど前の週に配信があったので、観るか迷ったのだけど、北村想作品だしなぁ…ということで観なかったのですが、正解でした。なんせ哲学っぽいので、配信観てしまっていたら、行く気失せてたか、気が抜けてガン寝してしまっていたかも~。笑

逃げろ!~モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ~@新国立劇場 中劇場
今年は何故かダ・ポンテもの且つ音楽劇が2作品も上演される。ワタシ的にはスズカツさん対青木豪さん。海宝くん版ダ・ポンテは無事チケット取れたので、もう一つの方も気になるわぁということで急遽当日引換券で観劇。いやぁ、スピーカー近くの席でもないのに久々に耳がやられるかと思ったよ。奏でられる音と音量が合ってなくて耳がキツかったです。
想像以上に斬新過ぎて&セリフが早口過ぎて、ついていくのが大変でしたが、村井國夫さんが元気そう&相変わらずの歌上手で嬉しかったのと、篠井英介さんの所作がいちいちキレイで…。あと、多分『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』ぶりの佐藤流司くんが、自由で楽しそうだったのも良かったな。
とりあえずロレンツォ・ダ・ポンテの知識は少し頭に入れることができたので、海宝くん版も楽しみになりました。

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